ホンダのセダンを代表するクルマの一つ、アコード。
長きに渡り販売され続け、世界各国の人々の人気を獲得してきたクルマです。
そんなアコードは、快適性に優れた大きなボディサイズが特徴。
広い室内空間や荷室も魅力的なポイントです。
実際のサイズ感がどうなのか気になっている人もいるでしょう。
そこで今回は、新型アコード(10代目)を中心にボディ・室内空間・荷室のサイズや特徴をご紹介します。
ホンダ「アコード」の魅力からご紹介!
アコードは、ホンダを代表するセダンの一つ。
1977年に初代が発売されて以降、世界各国で多くの人々に愛されてきたクルマです。
現行モデルとなる10代目は2020年2月に販売が開始されましたが、惜しくも2023年1月に日本での販売は終了となりました。
そんなアコードには、魅力となるポイントがたくさん!
それぞれご紹介いたします。
デザイン
新型アコード(10代目)のデザインは、セダンならではの上質なイメージを表現するように作り上げられました。
エクステリアデザインは、磨かれた走行性能をもとにしたスタイリッシュなものとなっています。
力強さを感じさせる端正なフロントフェイスや、スポーティーかつ安定した走りを生み出す低重心のプロポーションも魅力的です。
インテリアデザインはコンサートホールをイメージしたもので、ドライブの開始から終了まで、終始心地良く過ごせる空間を実現しました。
インターフェースの見やすさやステアリングヒールのフィット感など、全身が満足するような上質さを味わうことができます。
走行性能
新型アコード(10代目)のパワートレインには、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」が採用されています。
力強く滑らかな走りが、アコードでのドライブをより快適なものにしてくれるでしょう。
また、4つの車輪の回転速度や車両の挙動によってダンパー内のオイル流量を調節する「アクティブ・ダンパー・システム」も、アコードの走行性能を高めてくれる要因の一つ。
車両の状況に応じて減衰力を調整することで、常に安定した走りと乗り心地を提供してくれます。
安全性能
安全面においても、アコードでは優れた性能を持っています。
予防安全性能として、新型アコード(10代目)には先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」が標準装備されました。
衝突軽減や誤発進抑制などのさまざまな機能がパッケージされたシステムが、日々のドライブをサポートしてくれます。
また、全方位からの衝撃を吸収・分散してくれるプラットフォームを採用しているため、衝突に対する安全性も優れものです。
アコードの魅力や各年式の特徴、燃費や維持費などの情報については、下記コラムもあわせてチェックしてくださいね。
ホンダ「アコード」の維持費はいくら?燃費や内訳ごとの費用も解説!
ホンダ「アコード」のボディサイズをチェック
それでは、気になるアコードのボディサイズについて見ていきましょう。
ボディと室内空間のサイズについてご紹介します。
ボディのサイズ
新型アコード(10代目)のボディサイズは、次のようになっています。
- 全長4.900m/全幅1.860m/全高1.450m
- ホイールベース:2.830m
- 最低地上高:0.130m
一方、先代のボディサイズはこちらです。
- 全長4.945m/全幅1.850m/全高1.465m
- ホイールベース:2.775m
- 最低地上高:0.135m
先代と比べると、わずかではありますが全体的にサイズダウンしているのがわかります。
その一方で、新型アコード(10代目)はホイールベースが先代よりも延長されました。
さらに、パワーユニットもコンパクトになったことでフロントオーバーハングが縮小し、見た目がよりスタイリッシュになっています。
ただし、アコードは海外を視野に生産されているため、国内の他のセダンよりも幅が広いという点には要注意。
特に機械式駐車場の幅は平均1.85mといわれているので、幅の広さによっては駐車できない可能性もあります。
購入を検討する際は、自宅などの駐車場のサイズにマッチしているか確認しておくと良いでしょう。
室内空間のサイズ
新型アコード(10代目)の室内空間のサイズは、次のようになっています。
- 長さ2.070m/幅1.585m/高さ1.155m
一方、先代の室内空間のサイズは次の通りです。
- 長さ2.050m/幅1.595m/高さ1.195m
先代と比べると、室内の長さは延長されているものの、幅や高さは若干サイズダウンしました。
ただし、快適性は先代よりも向上しています。
新型アコード(10代目)ではプラットフォームの構造を見直し、これまでよりも重心が低くなるように設計されました。
これにより前席のヒップポイントが下がったため、あまり疲れを感じることなく乗車することが可能です。
また、先ほども紹介した通り、新型アコード(10代目)ではホイールベースが先代よりも延長されています。
そのため後席の足元や膝周りのスペースが拡大しており、ゆったりと過ごせるスペースが実現しました。
さらに、静音性が高まっているところも注目です。
新型アコード(10代目)では、車両のノイズと逆位相の音を出してノイズを相殺するアクティブノイズコントロールを採用しました。
そのため室内の静粛性も大きく向上しており、快適なドライブの時間を楽しむことができます。
ホンダ「アコード」の荷室のサイズも確認!
新型アコード(10代目)の荷室は、先代よりも広く使いやすいものになっています。
バッテリーの形や配置を工夫したことで、インテリジェントパワーユニット(IPU)を先代よりも32%小さくすることに成功しました。
これにより、従来はリアシート背面に配置していたIPUを後部座席の下へ移すことができ、トランクルームの容量が573Lへと大幅に拡大しています。
また、サスペンションの構造や配置を見直したことも、トランクルームの拡大に貢献しています。
9.5インチのゴルフバッグを4つ積載することが可能なので、たくさんの荷物を運ばなければならないときも安心ですね。
なお、後席シートはトランクと一体化されていて、倒すことでトランクルームを拡張できるトランクスルー機構となっています。
さらに、後席シート中央のアームレストを倒すだけでもトランクルームと室内をつなげることが可能です。
これだと、4人が乗車しているときでも長さのある荷物が運べます。
荷物の特徴や、乗車する人数に応じて活用すると良いでしょう。
ホンダ「アコード」は、快適性に優れたサイズ感のクルマ
ホンダのセダンの一つであるアコードは、大きなボディと広い室内空間が魅力のクルマです。
特に新型アコード(10代目)では、室内の広さだけでなく快適性も優れたものとなっています。
従来よりも延長されたホイールベースによって、後席の足元のスペースが広がりゆとりのある空間となりました。
さらに、プラットフォームが低重心化されたことで、ヒップポイントが下がり乗り心地も向上しています。
そして、荷室の広さも大事なポイント。
たくさんの荷物を積むことができる容量に加えて拡張もできるので、荷物の特徴にあわせた活用が可能です。
ただし、ボディの幅が大きい点は要注意。
購入を検討する際は、自宅などの駐車場にマッチしているかどうか確認して下さいね。
札幌ホンダでは、アコードの中古車も取り扱っております(※ただし、完売している場合もございます)。
アコードの購入をご検討の際は、ぜひ札幌ホンダへご相談ください!