こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。
2005年に発売されたホンダのステーションワゴン「エアウェイブ」は、広々とした室内にスカイルーフの解放感、俊敏な運転性能と乗り心地の良さに定評があり、販売終了となった現在でも中古車市場で人気の車種です。
今回は、エアウェイブの基本走行性能をもとに、街乗りや遠出での運転のしやすさ、さらに雪道での走りの実力をお話ししたいと思います。
エアウェイブは雪道でも快適?
北海道に長く住んでいても、心配がたえない冬の雪道。
終売モデルのエアウェイブでも雪道で安心して運転できるのか、いくつかのポイントをもとに検証してみました。
エアウェイブの走行性能は折り紙付き
エアウェイブは、全グレードで1.5リッターエンジンとCVT(無段変速機)の組み合わせを採用しています。
車両重量が1200kg以下ということもあり、CTVならではの俊敏な動力性能とフットワークを見せてくれます。
走り出しから高速域まで力強くスムーズに加速するので、信号で停止することの多い街中での乗り心地も抜群。
このパワフルな加速力が、雪の積もった路面や轍の多いデコボコ道で性能を発揮します。
しかもタイヤの最小回転半径は5.3mなので、雪道でも小回りの良さを発揮し、住宅地などの狭い道も安心です。
4WDモデルなら雪道走行は問題なし!
エアウェイブは全グレードに4WD車が設定されているので、初心者ドライバーや雪道に自信のない方にはおすすめです。
ツルツルの路面での発進時、また雪道の上り坂などで、4つすべてのタイヤが路面に動力を伝えることで安定した走行を実現。
また、必要なときだけFFか4WDになる効率的なリアルタイム4WDなので、通常は前輪駆動で走行し、滑りやすい路面などの状況に応じて後輪にも適切な駆動力を配分。
路面を感知して前輪がスリップする前に後輪へのトルク配分を行うので、雪道の運転に心強いシステムなのはもちろん、燃費性能にも優れています。
基本的な安全性能は?
走行性能では雪道でも充分対応可能なスペックを持つエアウェイブですが、気になるのは安全性。
エアウェイブは、広い視界と操作性といった基本的な運転のしやすさにこだわったクルマなので、安全性能も高いのです。
雪道などの滑りやすい状況での急制動時に車輪ロックを防止するABS(4輪アンチロックブレーキシステム)やブレーキを踏んだ際の制動力配分をコンピューターがコントロールするEBD(電子制御制動力配分システム)が、ブレーキ操作をしっかりとサポートしてくれます。
そのほか、急停車が必要なときにブレーキを踏む力を補助するブレーキアシスト機能も標準装備。
とはいえ、どんな安全な車であろうとツルツルの路面でのムリな運転を完全には制御できません。
雪道では早めの減速を心がけて、できるだけ急ブレーキを避ける運転を心がけましょう。
エアウェイブは長距離ドライブも魅力
ロングドライブでも快適
心地よい加速感と爽快な走りが自慢のエアウェイブは、長距離ドライブでもそのパフォーマンスを発揮します。
床下配置された高性能サスペンションが優れた操縦安定性を実現しているほか、普段走りとスポーティに走りたいときで、2通りの自動無段変速が楽しめる加速モードで、山道のワインディングをはじめロングドライブでも快適。
また、上級グレードに搭載されたパドルシフトの「7スピードモード」は、ハンドル操作でシフトチェンジが楽しめます。
レジャーにも最適な積載性能
エアウェイブの特徴は広い居住スペースです。
後席とトランクスペースには、余裕のある空間が確保されているので、日々の買い物から大きなレジャー道具までたくさんの荷物があっても安心。
フラットな床面なので、大きな荷物も積み下ろしが容易で走行中も荷物が安定します。
自由自在にシートをアレンジできるので、趣味やシーンに応じて柔軟に使える、まさに利便性に優れたクルマなのです。
まとめ
4WDにスタッドレスタイヤを組み合わせれば、現行車両に引けを取らず雪道での走行でも快適&安全に運転できる「エアウェイブ」。
アクセルを僅かに踏み込むだけで機敏に回転が上がる、スムーズな加速とフットワークの良さが魅力です。
また、普段乗りや長距離ドライブなど、さまざまなシーンで自在にアレンジできる車内空間も利便性が高く、いまだに人気のクルマであることが納得の車種です。