こんにちは!札幌ホンダ 西店です。
希望の車種を探し当て、ディーラー営業マンとの商談を乗り越え、もろもろの契約を終えて念願の新車や中古車を購入。
憧れの車がついに自分の手元にやってくる!
納車を迎えるその日までのワクワクも最高潮ですが、浮かれてばかりはいられません。
納車されるまでの間に行う準備をしっかりと整えておくことで、夢と希望のカーライフがますます快適なものになること間違いなし。
そこで今回は、車両購入時や納車の前の準備、確認しておくべきことなど、はじめての方にもわかりやすく解説していきましょう。
納車の前に決めなければならない「支払い」についてのポイントとは
無理のない返済計画かどうか、再度確認しよう
新車・中古車の購入の際にローンを利用する人は多いはず。
あらかじめ生活に無理のない範囲で月々の出費計画を立て、理想のローンの支払い金額や回数などで契約で来ているか念のため再検討しましょう。
契約時に「今うちの提携ローンを組むと手数料が安くなるよ」と言われるままに契約したものの、分割回数が少なく月の支払いが厳しい、といったケースも少なからずあります。
ローンには、販売店の提携しているクレジット会社から融資を受けるディーラーローンと銀行や信用金庫でのマイカー購入ローンなどのさまざまな種類があり、場合によってはローンの組み換えを行った方が楽に支払いできる可能性もあるので、それぞれのメリットやデメリットを考慮しながら選びましょう。
納車時の支払いがある場合はお金の用意を忘れずに
契約時に必要なお金を全て納められたら良いのですが、必ずしも一括完納できるとは限りません。多くの方はいずれかのローンを組み、ローン内容によっては頭金を入れる必要があります。
また、現金一括払いでも即売会で契約する時など、高額の現金をやり取りできないケースやひとまず購入したい車両はあるが現金をすぐ用意できないケースでは、契約当日は頭金(手付金)のみを受領し、残りは納車時までに支払うこともあります。
どんなお金をいくら用意するかはその人の契約により異なりますが、ローンを組んでいたとしてもその他手数料は現金払いということも珍しくありません。
契約書を確認し、納車日までに用意するお金がある場合は忘れずに。
例)
・現金一括払いのうち、契約時に頭金のみ入金した場合の残金
・ローン支払い時の手数料や頭金
・納車代行手数料や車庫証明手続き代行手数料などの諸経費(ローンに追加することもあります)
納車までに用意しておきたい書類や手続きとは?
ディーラーでの契約もまとまり、お目当ての車を無事にゲット!
とは言え、購入した車にそのまま乗って帰れるわけではありませんし、すぐに納車日が決まるとも限りません。
契約してから納車までは1ヶ月ほどかかることが多いので、メーカーからの出荷予定日や納車までに必要な手続きにかかる時間などを考慮したうえで、慎重に納車日を決めましょう。
納車までの間に必要な公的書類は以下の通り。
事前に用意しておく書類
普通自動車の場合
・実印と印鑑登録証明書
委任状には必ず実印が必要なので、印鑑登録していない場合は早めに登録しておきましょう。また、下取りがある場合には譲渡証明書への捺印も必要です。印鑑登録証明証が複数枚必要になる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
・車庫証明書
自動車の登録(ナンバープレートの交付)には、自動車の保管場所が明記されている「車庫証明書」が必要。車庫証明の発行は、保管場所を担当している警察署で行っています。
車庫証明は、どこに車を置くかを示すものです。
つまり駐車するスペースがなければ車庫証明は作れないので、納車時にナンバープレートも交付されていない=公道を走ることができません。
購入~納車までの間に必ず月極駐車場の契約を済ませ、車庫証明書を発行してもらいましょう。
車庫証明の申請をディーラーが代行してくれる場合もありますが、委任するのであれば駐車場の場所や自宅からの距離などを地図で説明できるよう、あらかじめ準備をしておくことが大切です。
軽自動車の場合
・印鑑と住民票
印鑑は認印でも可。あとは住民票、または印鑑証明だけ用意しておけば大丈夫です。
なお、軽自動車でもお住まいの地域によっては車庫証明が必要なこともあります。
詳しくは販売店にお問い合わせください。(札幌市内は必要になります)
あわせてこちらもご確認くださいね。
車庫証明がなくても中古車を購入できるケースがあるってホント?
任意保険への加入はぜひ済ませておきたい
納車までに、自賠責保険だけではなく任意保険への加入を済ませましょう。
強制保険の自賠責保険だけでは、自身のケガや車両などは対応できないなど交通事故を起こしてしまったときの補償内容が不十分です。
なので、上乗せ補償としての任意保険加入はぜひ済ませておきたいところ。
契約時には、保険の発効日を納車日に合わせておくと安心です。
また、車を買い替えて現状の任意保険をそのまま引き継ぐ場合は、保険会社への車両変更の手続きを忘れずに行っておきましょう。
納車は自宅への納車か店頭納車かのどちらかを選びます。
自宅納車の場合は、自宅までの距離に関係なく納車費用がかかってしまうので、余裕があるなら店頭での納車がおすすめです。
また、店頭納車だと今後もアフターサービスなどでお世話になるスタッフとも顔を合わせることになるので、ちょっとした安心感にも繋がりますよね。
私たち札幌ホンダでは、納車前の点検・整備など安心安全にドライブをしていただけるようしっかりチェックを行っています。
下取り車の引き渡し準備
代替えで下取り車がある場合は、納車日に入れ替えする場合も多いはず。
その際に必要な、車検証や自賠責保険証、リサイクル券の預託証明書、自動車税の納税証明書など、下取りする車の書類の準備を忘れずに用意しておきましょう。
納車当日に必ず確認すること
待ちに待った納車当日。
でも、ただ引き取りのサインをして終わりではありません。
買ったばかりの車だからと安心せずに、納品時にしっかりと車の内外を細かくチェックしましょう。
外装のキズや内装などを確認
納車から数日後に車の外装に傷を見つけても、それが一体いつの傷なのかを証明することは難しいので、納品のタイミングで念入りに確認しておきましょう。
また、付けたオプションの確認など、契約書類を見ながら営業担当者と一緒にチェックできると理想です。
車両の操作・動作状況を確認
車両操作に関しては基本的な説明しかしてくれないため、今までと違うメーカーの車両を購入したときなどは特に「実はこんな機能があったのに後になって気付いた」という事も少なくありません。
運転席に乗り込んだ時に気になった箇所や疑問など、些細な事でもこの機会に確認しておくのがポイントです。
車検証を確認
納車と合わせて受け取る「車検証」にもしっかりと目を通して、氏名と住所の確認を行いましょう。
まれに車検証の氏名住所に誤りがあったという事例もあり、間違っているまま時間が過ぎてしまうと「更生登録」が必要になってしまうこともあるので注意が必要です。
中古車を購入した場合は、次回車検までの期間などもチェックしておきたいですね。
納車時に用意しておきたいカー用品
やはり快適なドライブをするなら、事前に必要最低限のカー用品は揃えておきたいところです。
ここでは、購入時から車に必要不可欠な定番カー用品を紹介します。
・ブースターケーブルや三角停止表示板
緊急時の備えとして、バッテリーがあがってしまった時に必要な「ブースターケーブル」や、車の故障などでやむを得ず路上に駐停車する時の「三角停止表示板」はぜひ常備しておきたいところです。
特に高速道路での緊急停車時には、三角停止表示板の掲示は義務付けられており、掲示なしでは罰則もあります。新車であれば標準オプションとして購入しているケースが多いものの、中古車では装備されていないこともあるので、必ずチェックしておきましょう。
・車内の清掃用品やゴミ箱
せっかくの新車両なので、少しの汚れでも気になりますよね。できるだけ長い間ピカピカな車内でいるために、カークリーナーやウェットティッシュなどの清掃用品の常備やゴミ箱の設置は必須です。
・スマホホルダー
ドライバーにとって必須な車載用のスマホホルダー。音楽を聴いたり、スマホをナビ代わりにしたりと、車に乗る際もスマホは役に立ちます。クリップで挟むタイプや吸盤タイプなど多彩にあるので、使い勝手が良くマイカーに合ったものを見つけましょう。
車の購入時は、あれもこれもと揃えたくなるカー用品ですが、やみくもに商品を買っても、買った車に合わなかったりと無駄な浪費で終わる可能性もあります。
ここで紹介したものは、あると便利で比較的安価な最低限の備え。
マイカーにどんな機能を求めるのかを考え、さまざまなカー用品の中から必要なものを揃えて、快適なカーライフを過ごしましょう。
まとめ
新車・中古車の購入は契約だけでは終わりません。
車庫証明をはじめとした必要書類の手続き、下取り車両の引き渡し準備、納車直後にすぐに乗れるようにカー用品を揃える、すべての作業を見越した納車日の設定などなど、やるべきことは意外にたくさん。
ワクワクで納車日を迎えたのに、書類を揃えるのに手間取ってしまい納車ができないといったことがないように、手続きの流れを確認して余裕のある準備を心掛けましょう。