こんにちは!札幌ホンダ 西店です。
いつかは訪れるマイカーの買い替えのとき。
せっかくなら、ベストなタイミングでお得に買い替えたいというのが正直なところですよね。
買い替えに時期には、売却車両や販売状況によってさまざまな判断のタイミングがあります。
今回は、車の買い替えに適した時期や判断するためのポイントなどについてお話していきます。
買い替えを考える時期、そのタイミングは?
新車購入時はまったく気にならない「買い替え」のタイミングですが、数年経ってくるとおのずと買い替えを意識し始めますよね。
まずは、買い替え時期を判断する上で知っておきたいポイントがいくつかあるのでご紹介します。
一番買い替えを意識しやすいのは車検のタイミング
車の買い替え時期といえば車検切れのタイミングです。
新車で購入した場合の最初の車検は3年目。
さすがに3年で買い替えるというのは早すぎる気もしますが、車が好きな方であれば割と一般的な買い替え時期といえます。
車検の費用も安くはありませんので、そのぶんを新しい車を買う資金として考えれば、乗り換えるタイミングとして現実的なスパンと言えます。
走行距離と市場価値の相場を比較し検討する
走行距離は、目に見えてマイカーの使用頻度が確認できる要素です。
もちろん買取査定の際の相場にも大きく関係するので、買い替えのタイミングのポイントになるでしょう。
一般的に「年1万キロ」が目安となっており、これより少なければ市場価値が高い傾向にあります。
逆に、1年の走行距離が1万キロを超える場合は、年数と共に市場価値は下がっていくと考えたほうがいいでしょう。
ちなみに、走行距離10万キロを超えた車や購入後10年経った車などは「車の寿命」であるかのような認識が定着していますが、しっかりとメンテナンスされている車であれば充分活躍できます。
とはいえ、市場価値としては、10万キロ超えや10年落ちの中古車は買い手が少ないこともあり、査定額はかなり低くなってしまうのが現状。
買取査定は、走行距離だけでなく走行年数との比較などさまざまな要素で判断するので、常にこまめなメンテナンスを行い、良い状態を保つことを心掛けましょう。
年数についてはこちらの記事も参考にしてくださいね
中古車でよく聞く〇年落ちとは?意味をわかりやすく解説します!
メーカー保証の切れる5年目
購入から5年が過ぎると、メーカーの特別保証が切れます。
エンジンやブレーキ、シートベルトといった基本性能に関わる部品の故障の場合に、無料で修理を受けられる保証ですが、これが切れるとトラブルの際の修理費が大きくかかってしまうことになります。
そういった修理やメンテナンスなどのコストも、車の買い替え時期の判断として考える方も多いでしょう。
また、市場価値という点から見ても、5年経つとモデルチェンジをしている車種も多く、価格相場も落ち込んでいく傾向にあります。
より高い買取金額で売却し、新車の購入費用に充てたいのであれば、この「5年」というタイミングは買い替えを決める大きなポイントになります。
車との関わりの変化で訪れるタイミング
買い替えを考えるタイミングは、年数や市場価値だけが判断要素ではありません。
人生になくてはならないマイカーとの関係性は、結婚や出産など、暮らし方や家族構成などによって常に変化していきます。
また、お金との付き合い方が、買い替えを考えるタイミングになることもあります。
ライフスタイル重視の買い替え
結婚や出産、引っ越し、お子さまの成長など、さまざまなライフスタイルの変化によって、車の用途や性能も変わってきます。
独身時代に自分の好きな車種に乗って楽しんでいた方も、結婚し子どもが生まれればチャイルドシートが装着できる車や乗り降りの楽なスライドドアの車が便利になってきます。
さらに、お子さまが増えたり、小学生、中学生と成長していくにつれ、室内の広いファミリーカーなどに買い替える選択肢も出て来るでしょう。
また、引っ越しなどで今までと違う環境になった場合も、車の買い替えを考えるタイミングのひとつになります。
ローンの完済や課税時期との兼ね合い
マイカーローンがすべて支払い終えたときは、買い替え時期を考えるタイミングのひとつです。
たとえば60回払いを終える5年後というのは、それなりの市場価値も見込めるベストなタイミングと見る人も多いようです。
そのほかにも、毎年4月1日に支払う1年分の自動車税の課税前、あるいは消費税の増税前なども、車の買い替えを考えるタイミングになるでしょう。
また、車の税金は、エコ対策以前の車両には高く課税される制度になっており、それが13年以上経過と18年以上経過の2つの時期です。
13年以上経過した車の自動車税は、軽自動車で20%、普通車で15%の増税。自動車重量税は軽自動車で25%、普通車で40%の増税となります。
さらに、18年以上経過した車の自動車重量税は、軽自動車で7%、普通車で10.6%の増税となるので、増税前のタイミングも買い替えの判断要素になるでしょう。
まとめ
買い替えの時期やタイミングなど、一般的な目安と判断するポイントをまとめてみました。
車検の時期や保証期間の終了時だけでなく、車の市場価値が年々下がっていくことを考慮したうえでベストなタイミングを見定めることが大事になります。
また、自分や家族のライフスタイルの変化に合わせて、車に求める条件を最優先して考えることもタイミング選びの一つの目安となります。
どちらの判断要素も念頭に置きつつ、最適な買い替えのタイミングを見つけてみましょう。