こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。
ホンダ「シビック」といえば、ハッチバックタイプのスポーツカーとして人気のあるクルマ。
「キャンプや車中泊などのアウトドアは無理?」と考える人も多いのではないでしょうか?
しかし、工夫次第ではキャンプや車中泊を楽しむことも可能です。
そこで今回は、シビックでキャンプ・車中泊を楽しむ方法について解説します。
ホンダのシビックでキャンプに行くなら?荷物の積み方を紹介
シビックでキャンプと言われても、なかなかイメージできないという人も多いはず。
しかし、実はシビックでキャンプを楽しむことは可能です。
その理由は、荷室の広さにあります。
シビックの荷室のサイズ
シビックの荷室のサイズは、奥行き約92cm/幅(ホイールハウス間)約103cm/高さ約75cm。
床上の容量は最大452L(LXの場合。EXとe:HEVは404L)で、さらに床下にも収納スペースがついてます。
この広々とした荷室を有効活用すれば、たくさんのキャンプ道具を積み込むことは十分に可能です。
では、どのようにすればシビックの荷室を上手に活用できるのでしょうか。
荷室を有効活用する方法
キャンプ道具を積む際、荷室を有効活用する方法は次の通りです。
床下に寝具類を積む
まずは、寝袋やマットなどの寝具類を床下の収納スペースに積みましょう。
床下のスペースも十分な広さがあるので、4人分までなら寝具類を収納することが可能です。
また、こうすることで効率よく荷降ろしができるというメリットも。
寝具類はキャンプの終盤に使うものなので、床下に入れておけば無駄な出し入れを減らすことにもつながるのです。
後席シートに添わせるように荷物を積む
次に床上に荷物を積んでいきます。
奥側から荷物を積んでいくのですが、後席シートが斜めになっているため隙間ができてしまいます。
ラックなどの平たい荷物をシートに添わせるように積むと、隙間を埋めることができるのでおすすめ。
荷物のずれを防ぐために、コンテナボックスで抑えてあげると良いでしょう。
空いたスペースにテントを積む
残りの荷物を積み込んだら、空いたスペースにテントを積みます。
荷室の奥行きを利用するため、他の荷物を積むときは縦方向のスペースを空けるようにしましょう。
また、テントは最後の方に積むこともポイント。
キャンプ場に到着したらすぐに取り出せるので、テント設営をスムーズに始められます。
最後にクーラーボックスを積む
クーラーボックスは、キャンプ場に向かう道中の買い出しで使用することも多いでしょう。
クーラーボックスが奥にあると、余計な荷物の出し入れが発生してしまいます。
そんなことにならないように、クーラーボックスは一番最後に積むことをおすすめします。
シビックの乗り心地や遠出の際に気になる燃費などの情報は、下記コラムでもご紹介しています。
あわせてご覧ください。
ホンダ「シビック」の維持費はいくら?燃費やタイプごとの違いも解説!
ホンダ「シビック」での車中泊はどう?
車の中で寝泊まりする車中泊は、クルマにある程度の広さや高さが必要です。
ハッチバックタイプのシビックでも、1人であれば車中泊は可能です。
シビックの室内空間のサイズは、長さ1.915m/幅1.545m/高さ1.145m。
車中泊をする場合、就寝スペースとして利用するのは後席と荷室。
後席シートを前に倒すことで、荷室とつながるフラットな空間を生み出すことができます。
前席シートはフラットにすることができませんが、最前端に寄せることである程度の広さは確保可能です。
しかし、縦方向だと狭く、足を曲げないと寝ることはできません。
斜め方向であれば、大人1人が寝るには十分のスペースを確保できます。
2人以上では難しいですが、ソロキャンプを楽しむのであれば、車中泊をすることは可能だと言えるでしょう。
ホンダ「シビック」での車中泊の方法もご紹介
シビックで車中泊することは可能ですが、より快適に過ごすためには工夫が必要です。
快適な車中泊をシビックで楽しむために、次のような工夫を行うことをおすすめします。
車中泊用マットレスを用意する
後席シートの背面や荷室の床面は、樹脂製の素材でできています。
そのため、そのまま寝ると床面が固く、十分な睡眠を確保できない…という方も。
快適な就寝時間を過ごすために、車中泊用のマットレスを用意することをおすすめします。
後席シートを倒してフラットにできるといっても、多少の段差はできてしまうので、なるべく厚めのマットレスを用意しましょう。
換気や温度調節の対策を行う
車中泊を快適に過ごすためには、換気を行うことも大事です。
窓を締め切った状態でも就寝は可能ですが、空気やにおいがこもるため快適性は損なわれてしまいます。
快適に過ごすために、ほんの少しで良いので窓を開けておきましょう。
ただし、窓から虫が入り込む可能性もあるので、窓にネットを張るなどして虫除け対策を行うのがおすすめです。
また、車内の温度調節対策もとても重要。
エアコンを外気循環モードで使用するのも良いのですが、エアコン使用時はアイドリング状態なので燃料を消耗してしまいます。
燃費を無駄に消耗しないために、ポータブルの扇風機やエアコンを用意しておきましょう。
ポータブル電源を用意する
最近のアウトドアシーンでは、快適に過ごすために電化製品を使用したいという人も増えています。
そのため、電源を確保することも車中泊においては重要です。
シビックには、USBポートやDC12Vのアクセサリーソケットがついています。
スマホの充電などには十分利用できるのですが、他の電化製品を使うとなると十分な電源が確保できません。
電化製品を活用して車中泊を楽しみたいのであれば、ポータブル電源を用意しておくのがおすすめです。
シビックでのキャンプや車中泊は、工夫次第で楽しめる!
スポーツカーとして広く知られる、ホンダ「シビック」。
シビックでアウトドア、というイメージはあまり無いかも知れません。
しかし、工夫次第ではシビックでもキャンプや車中泊を楽しむことはできます。
荷物の積み方を工夫すれば、キャンプ道具を運ぶことは十分可能。
ソロキャンプであれば車中泊も可能ですし、工夫をすれば快適に過ごすことだってできます。
この機会に、シビックでのアウトドアに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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