こんにちは!札幌ホンダ南郷店です。
1972年から生産・販売が続く、ホンダを代表する乗用車「シビック」。
2021年11月には、11代目となる新型シビックがデビューしました。
シビックが長きにわたって人気を集めてきた理由は、快適な乗り心地や高い走行性能を備えている点にあります。
そして、新型シビックでも優れた乗り心地や走行性能は引き継がれています。
今回は、シビックの乗り心地や走行性能についてご紹介!
ご購入を検討する方の参考になればと思います。
ホンダ「シビック」とは?特徴をご紹介
シビックは、ホンダが1972年から生産・販売を続ける乗用車。
これまでに世界中で累計2,700万台の販売実績を持つ、まさにホンダを代表すると言えるクルマです。
名前の由来は、英語で市民のことを表す「CIVIC」。
大衆車として開発したという意味が込められています。
シビックは、デビュー当時は2ボックススタイルの2ドアセダンとして登場しました。
当時のアメリカで施行されていた、最も厳しいと言われた排ガス規制法「マスキー法」をクリアした車として注目の的に。
その後、幾度ものフルモデルチェンジを経ながらハッチバック・ステーションワゴン・クーペへと変化し続けてきました。
1997年には、ホンダの最上級スポーツモデルに設定される「タイプR」がシビックでも初めて設定されています。
そして2021年9月、現行最新モデルとなる11代目シビックが発売。
今回のシビックは、「爽快」をコンセプトに開発が進められました。
スポーティーなハッチバックスタイルでありながら、一見上質なセダンを思わせる流麗なエクステリアデザインを採用。
全体的に水平を基調としたフォルムが、爽快な走りを予感させる一台です。
シビックの乗り心地や走行性能については、この後詳しく解説していきます。
ホンダ「シビック」は乗り心地が快適!その理由は?
乗る人全員が爽快になれる自動車を目指して開発された「シビック」。
乗り心地は、爽快さを感じられるほど快適です。
その理由を、詳しくご紹介していきましょう。
走るほどに得られる安定感
シビックの乗り心地は、硬質感があるものの走るほどに好感触を得られるという特徴があります。
ボディにはロー&ワイドかつロングホイールベースのプラットフォームを採用し、タイヤを四隅に配置。
このようなタイヤの配置によって、優れた直進安定性を獲得しています。
また、新型では走行中の振動を低減するために収束性の高いマクファーソンストラット式サスペンションを採用。
タイヤの前後左右に入る力を適切に受け止める構造により、路面からの振動や衝撃を上手に収束してくれます。
低速では路面の凹凸による振動を感じるものの、底付き感が少なく不快感はほとんど感じられず、高速になると凹凸による影響が少なくなり、安定した乗り心地を体感できます。
運転のしやすさを追求した室内空間
シビックの乗り心地の良さは、室内空間からも感じ取ることができます。
シートの座面は低く、セダンらしい着座姿勢となるように設計。
丸みを帯びた背面デザインで適度なホールド感を持たせており、高速走行時でも体の左右への揺れが少ない快適な座り心地が魅力です。
運転席&助手席には3段階で温度調節が可能なシートヒーターが付いており、シートが素早く温まり寒い日も快適です。
新型シビックには、上位グレードの「EX」とエントリーグレードの「LX」がありますが、EXでは電動のパワーシートを標準装備で採用しているため、自分に合ったポジション調整が手軽に行えます。
Aピラーは先代よりも50mm後方へ移動させており、前方の視界が 84°から 87°へ拡大。
さらにドアミラーとAピラーの間に隙間を作ることで死角を減少し、ダッシュボードもすっきりさせることで、明るくて車両間隔がつかみやすい視界を獲得しています。
運転のしやすさをすみずみまで追求されているところも、新型シビックの魅力の一つです。
ファミリーカーとしても使える居住性
歴代のシビックは広いガラスエリアとゆとりある室内が魅力。
新型シビックでは、サイズが全長4,550mm/全幅1,800mm/全高1,415mmとなっており、客室内のサイズは長さ1,915mm/幅1,545mm/高さ1,145mmになっています。
高さでいうと7代目の1,495mmが勝りますが、大人4人でもゆったり座れるほどのスペースを確保しています。
後席のレッグスペースも広々としているので、ファミリーカーとしての使用も十分可能です。
また、ラゲッジルームはゴルフバッグを4つ積めるほどの大容量。
後席のシートを畳めばさらにスペースが広がるので、大きな荷物を運ぶときにも便利です。
ドライブを快適にする優れた静粛性
静粛性に対するこだわりも、シビックの乗り心地が快適な理由の一つ。
新型ではさらに、剛性を高めることでエンジンからの振動感が抑えられています。
また、ロードノイズを最小限に抑えるため、フロントフロアのアンダーボディやリアアンダーパネルの剛性も補強。
フロアに張られたアンダーカバーやリアに採用されたインナーフェンダーなどで遮音効果が向上しています。
そしてAピラーには発泡ウレタン材を注入することで、高周波音の低減をも実現。
このような優れた静粛性によって、快適なドライブを楽しむことが可能です。
ホンダ「シビック」の走り心地は?走行性能や装備をご紹介!
シビックが長年多くのファンを魅了してきた最大の理由は、なんといってもその快適な走り心地。
走りを追求した様々な工夫が行われています。
さらに燃費性能や安全装備なども優れているため、快適な走りを体感することが可能です。
ここでは、シビックの走行性能・燃費性能・安全性能についてご紹介します。
走行性能
新型シビックでは、4気筒の1.5L 直噴VTEC TURBOエンジンを採用。
エンジンのスペックは最高出力134kW[182PS]/6,000rpm、最大トルク240N・m[24.5kgf・m]/1,700-4,500rpmで、低回転域でも自然吸気エンジンの2.4L相当の強いトルクを生み出しています。
ミッションは6速MTとCVTの2種類から選択可能で、6速MTはストロークを短くし、剛性を高めることでスポーティーな操作性を実現。
一方CVTはエンジンとの相性が特に良く、低速回転時でもトルクをスムーズに立ち上げることが可能です。
エンジンの回転と実際の加速もマッチしているので、より力強い加速を感じることができ、さらにシームレスな加速や減速で、市街地でも柔軟性のある走りを体感できます。
なお、CVT車には走行シーンに合わせた加速感を楽しめる3つのドライブモードスイッチを搭載。
一般道・高速道路・ワインディングなどに合わせて、ボタン一つで快適なドライブを楽しむことができます。
燃費性能
燃費性能は、新型シビックのWLTCモードで16.3km/L。
排気量を抑えつつターボ過給でパワーを生み出すダウンサイジングエンジンが、優れた燃費性能を実現しています。
また、信号待ちなどの停車時にエンジンを止める「アイドリングストップシステム」も、燃費性能の向上をサポートしています。
シビックの燃費を含む維持費については、こちらでも解説しているのでご覧ください。
ホンダ「シビック」の維持費はいくら?燃費やタイプごとの違いも解説!
安全性能
シビックでは、2つの安全性能がドライバーをサポートします。
予防安全性能
10代目からホンダ独自の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプに標準搭載し、安全運転をサポートしています。
適切な車間距離を維持する渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)は、広い水平画角のフロントワイドビューカメラの搭載によって側方の検知能力が高くなっています。
さらに前後にソナーセンサーを搭載し、前方の衝突軽減ブレーキや後方の急発進抑制をサポート。
他にもさまざまな先進予防安全性能が備わっているので、昼夜問わず安心してドライブを楽しめます。
衝突安全性能
シビックは、衝突時の衝撃や被害を最小限にする衝突安全性能も充実しています。
ボディフレームには、軽量で強度の高い素材を適所に配置するホンダ独自の安全技術「G -CON」を採用。
さらに車同士の衝突時にお互いの衝撃を軽減する「コンパビリティ対応ボディ」も採用したことで、相手車両にとっても高い衝突安全性能を実現しています。
衝突時の衝撃から乗員を保護するエアバッグは、従来の前後左右に加え前席の膝下でも展開する「運転席用&助手席用SRSニーエアバッグシステム」を搭載。
下肢への衝撃を減らしつつ、身体全体の前方への移動を抑えることで乗員の保護性能を高めています。
また、歩行者との衝突時にボンネットフードを浮かせて相手の頭部を保護する「ポップアップフードシステム」も搭載されています。
ホンダ「シビック」は、爽快な乗り心地と走行性能が魅力!
1972年から生産・販売を続け、2021年9月には11代目のデビューを迎えたシビック。
「爽快」をコンセプトに開発された新型シビックは、運転のしやすさと安定感のある快適な乗り心地を提供してくれます。
また、長年に渡り多くのファンを魅了してきた高い走行性能も健在。
1.5L直噴VTEC TURBOエンジンが生み出すパワフルな走りは、ドライバーに爽快感をもたらしてくれます。
札幌ホンダでは、シビックの中古車も取り扱っております(ただし、完売している場合もございます)。
シビックの購入をご検討の際は、ぜひ札幌ホンダへご相談ください!