こんにちは!札幌ホンダ 西店です。
パワフルな走りと高い安全性、そして広々とした室内と、快適なドライブを追求したホンダのSUV「CR-V」と「ヴェゼル」。
どちらも高機能で自由度の高い人気のSUVなので、買い替えの際に悩んでしまう方も多いと思います。
そこで今回は、CR-Vとヴェゼルのデザインや走行性能、燃費などの基本的なスペックを参考に、その注目ポイントと魅力を比較しながらご紹介します!
「CR-V」と「ヴェゼル」、それぞれの基本スペックを比較
バリエーションが豊富なミドルサイズSUVの「CR-V」と扱いやすさを重視したコンパクトSUV「ヴェゼル」。
ファミリーカーとしても人気なこの2台。
まずは外見の特徴や走行性能など、それぞれのスペックの違いを比較してみましょう!
「CR-V」と「ヴェゼル」ラインナップや外見、大きさを比較!
「CR-V」(現行型モデル)
- 全長×全幅×全高(mm) 4,605×1,855×1,680(4WD車1,690)
1995年に初登場した「CR-V」は、4代目までモデルチェンジが行われ2016年に国内販売がいったん終了。
海外市場でファミリーカーとして販売されて人気を博していましたが、2018年に5代目として国内で再び新たな復活を遂げました。
生まれ変わった5代目「CR-V」は、ガソリン車の「EX」とハイブリッド車の「ハイブリッドEX」の2つのタイプに、それぞれ「EXマスターピース」、「ハイブリッドEXマスターピース」という上位タイプの計4つをラインナップ。
全幅が1,800mmを超える大柄なボディですが安定感は抜群です。
各タイプには5人乗り2列シートと7人乗り3列シートのバリエーションがあり、家族環境や用途などに合わせた選択ができます。
CR-V現行型モデルは先代に比べてホイールベースが40mm延長され、ボディサイズが拡大。
代を重ねるたびに大きく進化を遂げており、快適空間にこだわった居住性も魅力です。
ヴェゼルに比べるとオーソドックスなデザインのCR-V。
乗用車の良さを残したモダンなデザイン、ユーザーが楽しく便利に乗れる機能性、力強さを出す骨格のボディで魅了してくれます。
「ヴェゼル」(現行型モデル)
- 全長×全幅×全高(mm) 4,330×1,770×1,605
3代目「フィット」をベースに開発された小型SUV「ヴェゼル」は2013年に発売開始され、2018年にマイナーチェンジされて現行型に進化。
2019年のSUV新車販売台数で第1位を獲得するほどの人気車種です。
ガソリン車に「G」「X」「RS」のほかターボエンジン搭載タイプ、ハイブリッド車は「HYBRID」「HYBRID X」「HYBRID Z」「HYBRID RS」などが設定されています。
SUVならではの安定感のあるロアボディーながら、ミニバンのような使いやすさとクーペのようなパーソナル感のある室内空間が特徴の「ヴェゼル」。
コンパクトでスタイリッシュなフォルム、ボディカラーのバリエーションの豊富さと、外観のデザインも魅力的です。
SUVならではの良さとクーペのデザインを融合させたスタイリッシュなデザイン。
安定感あるリアビューも力強く、多くのファンを魅了しています。
ボディサイズが違う「CR-V」と「ヴェゼル」。
当然、サイズの大きな「CR-V」のほうが室内空間に余裕がありますが、デザイン性や扱いやすさという意味で「ヴェゼル」のコンパクトなボディも魅力的ですね。
「CR-V」と「ヴェゼル」の走行性能や燃費の違いを比較!
現行モデルの「CR-V」のエンジンは、走り出しの低速から力強く加速する1.5Lターボエンジンを採用。
ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」は、回りはじめた瞬間から最大トルクを生むモーターの特性を活かし、力強く伸びやかなパワーフィールと高い燃費性能を両立しています。
現行タイプの「ヴェゼル」のガソリンエンジンは、ノーマルエンジンとターボで選べる2種類。
燃料を直接シリンダー内に噴射して、より大きなパワーを効率的に引き出す1.5L i-VTECエンジンを採用しています。
エンジン性能と燃費は以下の数値です。
「CR-V」
- 最高出力
2.0L DOHC i-VTEC+i-MMD:107KW(145PS)/6,200rpm
1.5L DOHC VTEC TURBO:140KW(190PS)/5,600rpm
- 最大トルク
2.0L DOHC i-VTEC+i-MMD:175N・m (17.8kgf・m)4,000rpm
1.5L DOHC VTEC TURBO:240N・m (24.5kgf・m)/2,000~5,000rpm
- JC08モード燃費
VTEC TURBO:15.8㎞/L
SPORT HYBRID i-MMD:25.8km/L
「ヴェゼル」
- 最高出力
1.5L i-VTEC+i-DCD:97KW(132PS)/6,600rpm
1.5L i-VTEC:96KW(131PS)/6,600rpm
1.5L i-VTEC TURBO:127KW(172PS)/5,500rpm
- 最大トルク
1.5L i-VTEC+i-DCD:156N・m (15.9kgf・m)/4,600rpm
1.5L i-VTEC:155N・m (15.8kgf・m)/4,600rpm
1.5L i-VTEC TURBO:220N・m (22.4kgf・m)/1,700~5,500rpm
- JC08モード燃費
i-VTEC :21.2km/L
VTEC TURBO:17.6km/L
HYBRID:FF27.0km/L、4WD25.6km/L
「CR-V」のターボエンジンは発進時や上り坂などでそのパワーを実感できるのが特徴。
対して「ヴェゼル」は、コンパクトなボディサイズならでは小回りの良さが、街中での運転には最適です。
また、「CR-V」と「ヴェゼル」はどちらもガソリン仕様とハイブリッド仕様に4WDをラインナップ。
電子制御により、緻密に前後輪のトルク配分をコントロールする4WDシステム〈リアルタイムAWD〉が、アクセル開度やタイヤの切れ角、道路の勾配やタイヤのスリップ状態を検知して、適切なトルクをコントロールしてくれます。
高い走破性とスムーズな旋回性能、パワフルな登坂性能で、北国の雪道での運転も安心。
雪道走行の安定感については「ホンダCR-Vの雪道での実力?冬道のドライブは大丈夫?」「ヴェゼルは雪道にも強いってホント!?北海道の冬道は大丈夫?」でも、さらに詳しくご紹介しています!
「CR-V」と「ヴェゼル」の乗り心地と安全面を比較!
「CR-V」と「ヴェゼル」、乗り心地や安全面での比較もしてみましょう。
どちらも室内空間の広さで乗り心地は快適に!
「CR-V」がこだわるのはゆとりある居住空間。
各タイプに、5人乗り2列シートと7人乗り3列シートというバリエーションがあり、家族環境や用途などに合わせた選択肢があります。
空間効率の良さにこだわってデザインされた室内は、スタイルによって自由にアレンジできる空間となっています。
また、走りはパワフルでありながら静粛性も抜群です。
現行型の「CR-V」は、リアサブフレームとボディーの間にラバーを配するフローティング構造や遮音ガラス、アクティブノイズコントロールなどを採用し静粛性を向上。
運転席のアイポイントも高く設定されており、ドライバーの視野角も広く、さらに車両感覚をつかみやすいボンネットの形状なので運転も快適です。
「ヴェゼル」は、他のSUVに比べるとコンパクトですが、室内空間にはしっかりとゆとりがあり、後席はミドルサイズSUVと変わらないほど十分な広さが確保されています。
5人乗車でも、リアシートを倒せば大容量のラゲッジスペースが広がるほか、開口部が低いので重たい荷物も高く持ち上げる必要がないので、積み込みも容易。
ファミリーで乗っても十分は広さがあり、スマートなサイズ感と取り回しのしやすい最小回転半径で、街乗りでの運転に最適なクルマです。
それぞれに搭載された安全運転支援システム「ホンダセンシング」
「CR-V」と「ヴェゼル」共に、対象の位置や速度の測定に強いミリ波レーダーと対象の形や大きさの識別に強い単眼カメラを融合した高精度な検知機能で、安心・快適な運転を支援する安全運転支援システム「ホンダセンシング」を装備。
シティーブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)や適切な車間距離を保つためのサポートアダプティブ・クルーズ・コントロールなど、大事な家族を乗せてのドライブに欠かせない安全性能を搭載しています。
安全面に関してはどちらも差がなく、安心で快適な運転が叶いますよ!
まとめ
ホンダの人気SUV「CR-V」と「ヴェゼル」を比較してきました。
ゆとりある車内空間を追求した「CR-V」とコンパクトなサイズ感の扱いやすさにこだわった「ヴェゼル」。
走行性能や安全性能の高さは折り紙付きなので、使用の用途や乗車人数などを選択のポイントにするのがベストです。
札幌ホンダではCR-Vの中古車とヴェゼルの中古車も取り扱っております。
どちらもファミリーにはおすすめの車種なので、今回比較したポイントを参考に、ぜひ自分に合った1台を選んでくださいね!