中古車を購入し、待ちに待った納車日。
大きな買い物だからこそ高揚感もかなりのもの。ワクワクしますよね!
ただ、中古車の納車時は少し気持ちをおさえて、きちんとチェックしてほしいところがあります。
新車でなく、中古車だからこそ細かいところまでチェックすることが大切です。
あとからトラブルにならないためにも、2つのチェックポイントを押さえておきましょう。
チェック①車の状態を確認しよう
前オーナーの痕跡が残りやすい中古車だからこそ、もともと小さな傷があるといった細かいところから修理の状況など、納車時の確認が大切です。
後から「言った・言わない」のトラブルにならないよう、必ず販売担当者と現車確認(内外装)を行いましょう。
納車は多くの場合自分で店に取りに行く形になると思いますが、もし自宅に届けてもらう場合は、販売担当者と契約者が立ち会いのもとで確認しましょう。
※遠方の場合は車両が自宅に到着後、車両を運んだ業者ではなく販売担当者へ連絡して車両のチェックをしましょう。
車に傷やへこみが無いか確認
契約時に傷や修理箇所のチェックをしている場合は、さらに傷やへこみが増えていないか確認しておきましょう。
必ず契約時に販売担当者と傷やへこみの確認をし、その際に写真を撮っておくと比べやすくなります。
客観的な証拠にもなるので安心です。
契約時に修理などを依頼した場合の完了チェック
契約時に修理やオプション取り付けを依頼していた場合、納品時にそれらが完了しているか確認しましょう。
サービスでオプションをつけてくれる場合にも、契約書や覚書などの書面で残しておくと確実です。
動作チェック
動かせる場合にはエンジンをかけて、操作できるところは必ず操作しましょう。そうすることで、納車後のトラブルを避けることができます。
<チェックしたい項目>
・エンジンは変な音がしないか
・カーナビ&オーディオがきちんと使えるか
・エアコンが作動するか
・ボンネットが開くか
・ランプが点灯するか
・窓やミラー、ドアの開閉はスムーズか
少しでも異常を感じたら、すぐに見てもらいましょう。
車載品のチェック
車載ジャッキなどの工具も備え付けられているか確認しましょう。
いざというときに無いと大変困ります。
※年式の新しい車両では、スペアタイヤが装備されず応急的にパンク修理キットが積込されている車両もあります。
パンク修理キットが積込されているかも確認しましょう。
チェック②必要書類と記載内容を確認しよう
ひとまとめにして渡されてしまうこともある書類ですが、車に乗るためには必要不可欠なもの。
その場で不備が無いか確認します。
必要書類がそろっているか確認
以下の書類があるかを確認します(場合によっては無いこともあるので要確認)
・車検証
・自賠責保険証明書
・リサイクル券
※取扱説明書
※整備記録簿
※保証書
※の書類は商談時にあるかないか確認しましょう。無くて必要な場合は担当営業マンへ伝えて注文してもらいましょう
所有者名の確認
特に注意して見てほしいのが車検証に記載されている「所有者」「使用者」の欄です。
中古車は一度人にわたった車なので、必ず前所有者がいます。
それは前オーナーであったり、ディーラーであったりするのですが、現金一括で購入した場合は、「所有者」と「使用者」が自分の名前になっているかを確認しましょう。
ローンで購入した場合は、中古車販売会社または信販会社名になっています。
この場合、ローン完済後の名義変更の方法についてあらかじめ話を聞いておくとスムーズです。
保証の確認
中古車は保証が大切。保証内容を最終確認します。
保証期間が短いことや対象外のものなどもあるので、不明な点はここで明らかにしておきます。
※中古車の保証については、「中古車にも保証は必須!保証の種類とディーラー保証について」で詳しくご紹介しています。
納車時のチェックにより中古車も安心して乗れます!
仮に見た目は新品同様の場合でも完全に新しいわけでないので、確認を怠るとトラブルの種になってしまうことも珍しくありません。
写真や契約書など、客観的に見られる材料を準備して確実にチェック!
車両の外観だけでなく、動作も要確認です。
意外と忘れがちな書類や車載品も、安全なカーライフには欠かせないもの。
後々のトラブルを避けるために、ミスや疑問がある場合は早急に対応しましょう。
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