こんにちは!札幌ホンダ南郷店です。
ホンダのコンパクトミニバン「フリード」は、室内空間が広くて使いやすいことで高い人気を獲得しているクルマです。
実際に何人まで乗ることができるのか、気になるところではないでしょうか。
また、荷室の使い勝手の良さもチェックしておきたいという人もいるでしょう。
そこで今回は、フリードの乗車定員数や荷室の使い勝手について詳しく解説します。
ホンダ「フリード」はどんな車?
ホンダのフリードは2008年に発売されたコンパクトミニバンで、「ちょうどいい」をコンセプトとして開発された車両です。
ホンダ独自の低床・低重心技術を駆使し、コンパクトなボディサイズとゆとりのある空間の両立を実現したことが話題となりました。
2016年にはフルモデルチェンジが実施され、現行最新モデルとなる2代目フリードが誕生。
「7days Wonderful Mobility」をコンセプトに、先代よりもさらに使いやすさを追求して開発されました。
6〜7人乗りの「フリード」と、5人乗りの「フリード+(プラス)」の2つのモデルが展開されています。
ガソリンタイプとハイブリッドタイプがあり、ガソリン車には1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンを、ハイブリッドタイプにはSPORT HYBRID i-DCDを採用しました。
どちらも低燃費ながら力強い走りが可能で、大勢が乗車しているときの上り坂でもスムーズに走行が可能です。
なお、発売当初はグレード別での搭載となっていた予防安全システム「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」は、2019年のマイナーチェンジで全グレード標準装備となりました。
フリードの魅力は他にもたくさんあります。
こちらのコラムでもご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
ホンダ「フリード」の乗り心地は良い?快適に過ごせるポイントも
ホンダ「フリード」は子育て世帯や家族向け!その理由や魅力を探る
ホンダ「フリード」は何人乗り?
先ほどもご紹介した通り、フリードは乗車人数によって「フリード」と「フリード+」の2つのモデルに分かれています。
それぞれの特徴と何人乗りなのかを見ていきましょう。
フリード
「フリード」は3列目シートが設定されていますが、2列目シートのタイプによって6人乗りと7人乗りに分かれます。
6人乗りタイプは2列目シートがキャプテンシートになっており、シートの左右にはアームレストがついています。
また、2列目シートの間が空いていることで、1列目シートから3列目シートまでウォークスルーが可能なところも大きな特徴の一つ。
雨の日でも濡れることなく後席まで移動できるので、チャイルドシートを使用するファミリー世帯から高い人気を得ています。
また、2列目シートは360mmのロングスライドが可能(2列目キャプテンシートのFF車の場合)。
さらに1列目シートの後面は窪みを持たせているため、膝周りのスペースに大きなゆとりを作ることができます。
一方、7人乗りタイプでは2列目シートが6:4分割式のタンブルシートになっています。
シートがつながっているためウォークスルーはできませんが、大きなソファのようにゆったりと座ることができるのが特徴です。
背もたれの中央部分は前に倒せるようになっているので、座らないときはセンターアームレストとして活用すると良いでしょう。
なお、ボディサイズと室内空間のサイズはどちらも共通で、次のようになっています。
- ボディサイズ:全長4.265m/全幅1.695m/全高1.710m(FF車の場合。4WD車は1.735m)
- 室内空間のサイズ:長さ3.045m/幅1.455m/高さ1.275m(ハイブリッド車の場合。ガソリン車は1.285m)
ホンダ独自の低床設計によって広い室内空間を確保しているため、定員いっぱいで乗車しても十分なゆとりがあります。
フリード+
「フリード+」は5人乗りで、「フリード」の3列目シートの部分が荷室になっていることが最大の特徴です。
2列目シートは6:4分割式の可倒式シートとなっており、ボディサイズと室内空間のサイズは次の通りです。
- ボディサイズ:全長4.295m( FF車の場合。4WD車は4.265m)/全幅1.695m/全高1.710m(FF車の場合。4WD車は1.735m)
- 室内空間のサイズ:長さ2.310m/幅1.455m/高さ1.275m(ハイブリッド車の場合。ガソリン車は1.285m)
基本的なサイズはフリードと大きく変わらず、こちらも全シートに定員いっぱいが乗ってもゆったりと過ごすことができます。
フリードのサイズに関する情報はこちらでもご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
ホンダ「フリード」のサイズは?ボディ・室内・荷室など詳しく解説
ホンダ「フリード」の荷室もチェック!
室内空間の広さだけでなく、荷室の広さや使い勝手の良さもフリードの大きな魅力です。
フリードの荷室にはどのような特徴があるのか、モデル別に見ていきましょう。
フリード
6〜7人乗りの「フリード」は、3列目シートを左右に跳ね上げることで荷室のスペースを確保することができます。
また、開口部が大きくて荷物の積み下ろしがしやすいところも特徴の一つ。
開口部のサイズは高さ1,110mm、幅1,080mm、地上からの高さは480mmとなっています。
そのため、大きな荷物でもあまり持ち上げることなくスムーズに積み下ろしが可能です。
荷室スペースの高さは1,255mmあるので、ベビーカーのような高さのある荷物を載せても問題ありません。
6人乗りタイプの場合だと、キャプテンシート間の通路を利用すれば自転車のような長さのある荷物も持ち運びが可能です。
7人乗りタイプで長さのある荷物を運びたい場合は、2列目シートを前方に折りたたむことでスペースを確保できますよ。
フリード+
5人乗りの「フリード+」は、フリードよりもさらに荷室が使いやすくなっています。
開口部のサイズは高さ1,255mm、幅1,080mm、地上からの高さは335mm。
フリードと比較すると、さらに荷物の積み下ろしがしやすくなっていることがわかるのではないでしょうか。
また、荷室用のユーティリティボードが付属しているのも特徴の一つ。
荷室を上下に仕切ることで、荷物の積み分けを可能にしてくれます。
ボードの片面は撥水仕様になっているので、濡れたものを運ぶときに活用すると良いでしょう。
高さのある荷物を運びたいときは、取り外してくださいね。
なお、2列目シートはダブルフォールダウン機構になっており、シートを格納すると奥行き1,850mmの広いスペースを確保することができます。
ユーティリティボードを併用すればフラットなスペースになるので、長さのある荷物を運ぶ際は活用すると良いでしょう。
ホンダ「フリード」は5人乗りから7人乗りまで選べる!
ホンダのコンパクトミニバン・フリードには、6〜7人乗りの「フリード」と5人乗りの「フリード+」という2つのモデルがあります。
「フリード」は3列目シートが設定されていて、2列目シートの構造によって乗車人数が異なります。
6人乗りタイプはキャプテンシートになっていて、1列目から3列目までのウォークスルーが可能。
一方、7人乗りタイプは6:4分割式のタンブルシートになっており、大きなソファのようにゆったりと過ごすことができます。
3列目シートを左右にはねあげれば広い荷室スペースが現れるので、荷物を運ぶのにも十分活用可能ですよ。
5人乗りの「フリード+」は、「フリード」に比べて荷室の開口部が大きく地上からの高さが低いことが特徴の一つ。
荷物の積み下ろしがよりしやすい構造となっています。
備え付けのユーティリティボードを活用すれば、荷物の特徴に応じて積み分けも可能。
荷室のスペースを大きく確保したぶん、使い勝手の良さもより優れたものとなっています。
ご家族の構成や使用目的などに応じて、ぴったりだと思うクルマを見つけられると良いですね。
札幌ホンダでは、フリードの中古車を取り扱っております(※ただし、完売の場合もございます)。
フリードの購入をご検討の際は、ぜひ札幌ホンダへご相談ください!