フリードの維持費はいくら?燃費やモデルごとの違いも解説!

札幌ホンダ 南郷店

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車窓からの景色

こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。

 

普段使いに最適なコンパクトミニバン「フリード」。

背の高いボディデザインと取り回しがしやすい低床フロア+低重心を活かした車種で、2008年にデビューから2代目となる現行型まで、特にファミリー層に人気です。

 

今回は、そんなフリードを購入する前に知っておきたい維持費について。

型式やグレードなどの基本情報と共に、燃費や車検費用の目安、ハイブリッド車とガソリン車の比較などを紹介していきます。

※情報は2021年3月30日時点のものです。

 

 

フリードはどんなクルマ? 特徴やモデル・グレードを紹介

2008年に販売が開始され、2016年に現行となる2代目が登場した「フリード」。

まずはその特徴やモデル・グレードなどを簡単に説明します。

 

フリードの基本情報

高い走行性能と優れた居住性を兼ね備えた、ホンダのコンパクトミニバン「フリード」。

 

ホンダの低床・低重心技術を採用し、1列目から3列目まで大人が快適にくつろげるスペースが確保されているので、シート間が広く車内をスムーズに移動できるのがポイント。

エンジンは1.5L 4気筒エンジンを搭載し、パワーと燃費性能にも優れています。

 

車体がコンパクトだからこその運転のしやすさで、街乗りにも最適なクルマとして、下半期ミニバン販売台数で第1位も獲得しました。

 

フリードの型式とグレード、スペック

初代 GB3/4/GP3型(2008-2016年)

型式はそれぞれ排気量や駆動方式によって区分されています。

 

GB3は排気量1,496CC/駆動方式2WD、GB4は排気量1,496CC/駆動方式4WD、GP3はハイブリッドタイプで排気量1,496CC/駆動方式2WDとなります。

 

グレード展開はスタンダードモデルの「G」、スポーティタイプの「Gエアロ」、5人乗り仕様でレジャーなどに最適な「FREX」が登場。

また、2011年のマイナーチェンジでは、31.5L i-VTECとIMAを組み合わせた独自のハイブリッドシステムを搭載したハイブリッド車が新たに登場し、「ハイブリッド」と「ハイブリッド・ジャストセレクション」の2グレードが設定されました。

 

2代目 GB5/6/7/8/型(2016‐)

2016年9月に現行型である2代目へとフルモデルチェンジ。

初代の5ナンバーサイズのボディを維持しつつも、室内空間のさらなる拡大を実現させ、スライドドア開口幅の拡大やステップ高の低下で乗降性がアップ。

使い勝手の良さが一段と向上しています。

 

パワートレインも一新され、ガソリン車には1.5L直噴DOHCエンジン「L15B」型を搭載。

ハイブリッド車には「SPORT HYBRID i-DCD」を採用し、走行性能ならびに燃費性能がアップしました。

 

また、2019年10月のマイナーチェンジで、安全装備システム「Honda SENSING」が全タイプに標準装備されました。

 

GB5は排気量1,496CC/駆動方式2WD、GB6は排気量1,496CC/駆動方式4WD、GB7はハイブリッドタイプで排気量1,496CC/駆動方式2WD、GB8は同じくハイブリッドタイプ、排気量1,496CC/駆動方式4WDとなります。

 

グレードは、スタンダードモデルの「B」、「G Honda SENSING」、スタイリッシュな「CROSSTAR(クロスター)」の3種のほか、ハイブリッド車は「HYBRID G Honda SENSING」、上級グレードの「HYBRID CROSSTAR Honda SENSING」の3種があります。

 

フリードの年式についてのさらに詳しい情報は「フリードの年式は?モデルごとのグレードやスペック、装備を解説!」を参考にしてみてくださいね。

 

 

 

フリードの維持費はどれくらい?

フリードにかかる年間の維持費を、車検や自動車税・自動車保険料の目安を考慮しながら算出していきます。

 

フリードの1年にかかる税金額

自動車を所有する場合にかかる税金は自動車税と重量税の2つ。

まず自動車税の金額は、排気量ごとに決められています。

 

フリードの自動車税は、1,000~1,500ccの区分となるので、新車登録時期が2019年9月30日以前の場合は年間34,500円、2019年10月1日以降の場合は年間30,500円となります。

 

自動車にかかる税金のもうひとつ重量税は、車両重量によって決定します。

 

フリードの場合、ハイブリッド車で1,410kg〜1,510kg、ガソリン車で1,340kg〜1,440kgです。

重量税は、1,500kg以下であれば24,600円、2,000kg以下であれば32,800円となります。

※新車新規登録等時、2年自家用の場合
※エコカー減税の適用がない場合

 

自賠責保険料と任意保険料

自賠責保険は、車を所有するなら必ず加入しなければならない保険で、正式には「自動車損害賠償責任保険」と言います。

保険期間は一般的に、次の車検までの期間分の加入となり、フリード(普通車)で車検を受ける場合は24カ月契約の20,010円となります。

 

また、自賠責保険は万が一の交通事故の場合、対人にのみ損害を補償する保険なので、「対物」や「運転者自身の怪我」についての補償は対象外。

その場合は任意保険で補う必要があるので、強制加入ではありませんが、加入しておく必要があります。

こちらの保険は、年齢や走行距離などで保険料や補償内容が変化しますので、ご自身に適した保険を選ばなくてはいけません。

 

フリードの車検費用

車検とは、正式には自動車検査登録制度のことで、車検費用は「法定費用」「車検基本費用」「部品交換費用」の3つの金額の合計になります。

 

法定費用は自動車重量税・自賠責保険・印紙代の合計金額で、車種ごとに法律で決めらているので、どこで車検を受けても同額です。

フリードの場合、法定費用は先ほどご紹介した自動車重量税 24,600円〜32,800円、自賠責保険(24ヶ月)20,010円に印紙代の1,000円〜1,200円を加え、合計が45,610円〜54,010円となります。

 

車検基本費用は、点検整備費用・測定検査料・車検代行手数料の合計金額で、自動車ディーラーや車検専門店など、どこで車検を受けるかによって金額が変化します。

※名称も各ディーラー・車検専門店によって異なります。

 

フリードのようなコンパクトカー(小型乗用車)だと、24カ月定期点検料として約20,000円〜30,000円、測定検査料約10,000円、車両代行手数料約12,000円が目安です。

今回は車検基本費用を42,000円〜52,000円を相場として計算します。

 

「部品交換費用」は、車検の際に整備が必要となった場合、パーツの劣化や損傷などを修理交換する際にかかります。

 

※情報は2021年3月30日時点のものです。

 

 

フリードの燃費は?ハイブリッド車とガソリン車の維持費の比較

自動車のガソリンメーター

 

ガソリン代は、ハイブリッド車・ガソリン車でもっとも金額に差が出る費用です。

 

現行型フリードのJC08モード燃費を参考にすると、ハイブリッド車(GB7)2WD /燃費28.0km/L、ガソリン車(GB5)2WD/燃費19.0km/Lとして年間10,000km走行で計算した場合、ハイブリッド車50,000円、ガソリン車73,684円となります。

※ガソリン代はレギュラー140円/Lで計算

 

やはり燃料代はハイブリッド車とガソリン車で大きな差が出るので、日常的な走行距離によってはハイブリッドの維持費は格段に安くなります。

 

フリードの維持費をハイブリッド車とガソリン車で比較!

フリードの一年間の維持費はハイブリッド車とガソリン車で比べると、どのくらいの差があるのでしょうか?

フリードのハイブリッド車とガソリン車の維持費を比べてみたので、ぜひ参考にしてください。

 

フリード(ハイブリッド車)の維持費

  • 自動車税 34,500円(2019年9月30日以前の新車登録の場合)
  • 重量税 24,600円(1,500kg以下の場合)
  • 印紙税 1,000円〜1,200円
  • 車検基本費用 42,000円〜52,000円
  • 自賠責保険 20,010円(24カ月契約)
  • 燃費 50,000円(28.0km/Lとして計算)
  • 合計 172,110円〜182,310円

 

フリード(ガソリン車)の維持費

  • 自動車税 34,500円(2019年9月30日以前の新車登録)
  • 重量税 24,600円(1,500kg以下)
  • 印紙税 1,000円〜1,200円
  • 車検基本費用 42,000円〜52,000円
  • 自賠責保険 20,010円(24カ月契約)
  • 燃費 73,684円(19.0km/Lとして計算)
  • 合計 195,794〜205,994円

※2021年3月30日時点での概算

 

1年あたりの維持費は燃費の分、ハイブリッド車のほうがガソリン車に比べて2万円前後安くなるようです。

 

 

 

フリードのモデルごとに維持費の違いはある?

「フリード」初代と2代目、それぞれのモデルごとに維持費の違いはあるのでしょうか?

フリードは年式やグレードごとにそれほど違いはありませんが、新型は燃費性能が向上しているため、ガソリン代やエコカー減税の面で差があります。

 

またフリードは、型式によってエコカー減税の対象となることも。

エコカー減税の対象となれば維持費をより抑えることが可能ですので、詳しい条件など自動車ディーラーに聞いてみると良いでしょう。

 

 

フリードの維持費を知って購入の参考に!

ホンダの人気車種である「フリード」の年間の維持費について調べてきました。

 

維持費は、自動車税+重量税+車検費用+自賠責保険+燃費でハイブリッド車なら17万円台、ガソリン車であれば19万円台ほどから。

それに加え任意保険料がプラスされると考えておきましょう。

 

燃費や税金などで差あるので、年型やグレードの違い、ハイブリッド車とガソリン車での維持費の違いなどを考慮して購入を決めると良いかもしれません。

 

札幌ホンダではフリードの中古車を取り扱っております(完売している場合もございます)。

ぜひ今回の年間維持費の例を、購入の際の参考にしてみてくださいね。

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