こんにちは!札幌ホンダ 西店です。
ホンダが販売するコンパクトミニバン、「フリード」。
広い室内空間や使い勝手の良さなどで人気が高く、街中で見かけることも多いクルマです。
そんなフリードは、キャンプや車中泊でも大活躍!
その理由や、荷物の積み方、キャンプ・車中泊を快適に過ごすためのコツなどをご紹介します。
ホンダのフリードはキャンプ向き!その理由とは
フリードには、3列シート構成の「フリード」と2列シート構成の「フリード+」の2種類が存在します。
どちらもゆったりとした乗り心地で荷室が広いためキャンプに向いていますが、2つのうち、よりキャンプ向きなのはフリード+。
その理由は次の通りです。
荷室が広い
フリード+がキャンプに向いている最大の理由は、広くて使いやすい荷室が備わっていることです。
フリード+は、フリードのボディサイズはそのままに3列目のスペースを荷室として利用しています。
シートを減らした分、乗員は5人乗りとフリードよりも少なくなってしまいます(フリードは6〜7人乗り)。
しかし、ボディのサイズはどちらも変わらず、3列目のスペースを利用することでより広い荷室を確保しました。
その広さは、ラゲッジスペース高さ1,255mm/開口部最大幅1,080mm/荷室長870mm(5名乗車時)。
フリードよりも多くの荷物を積むことが可能となっています。
また、荷室の開口部地上高が335mmと低く作られているのも大きな特徴の1つ。
床面が低くなっているので、重い荷物をあまり持ち上げずに積み込むことができます。
さらに、常備されているユーティリティーボードを使えば、荷室を上下に分けることも可能。
平面を確保しやすく、荷物の重ねすぎによる荷崩れを防ぐのに役立ちます。
キャンプに行くときは多くの荷物が必要になるので、この使い勝手の良さは重宝するでしょう。
車内空間も広い
フリード+がキャンプに向いているもう一つの理由は、車内空間も広々としているところ。
フリード+の車内空間の広さは、長さ2,310mm/幅1,455mm/高さ1,285mm(※ガソリン車の場合。HYBRIDの高さは1,275mm)。
2列目シートは360mmのスライドが可能。
さらに、1列目シートの背面にくぼみを持たせたことで、足元が広くゆとりのあるスペースを実現しました。
また、窓が大きいので2列目からでも外の景色を楽しむことが可能。
キャンプ場までの移動中も、家族全員が快適に過ごすことが出来ます。
フリードの特徴について、こちらでさらに詳しくご紹介しています。
あわせてご覧ください。
ホンダ「フリード」の乗り心地は良い?快適に過ごせるポイントも
ホンダのフリードでキャンプするなら荷物の積み方もチェック
キャンプや車中泊には、テントや道具などたくさんの荷物が必要になります。
楽しい時間を過ごすためには、効率の良い荷物の積み方も大切。
そこで、どのように荷物を積めば良いかご紹介します。
ユーティリティーボードで上下を仕切る
先ほどご紹介したとおり、フリード+にはユーティリティーボードが常備されています。
まずは、これを使って上下を仕切りましょう。
上下を仕切ると使用するシーンに合わせて荷物の積み分けができ、キャンプ場での作業効率アップにもつながります。
また、耐荷重200kgなので重い荷物も十分に積むことが可能。
キャンプや車中泊の際には、ぜひご活用ください。
リビングスペースで使うものを下段に積む
荷物を積む際は、初めに下段から荷物を積んでいきます。
下段には、リビングスペースで使用するテーブル・チェア・タープなどを積むのがおすすめ。
フリード+の荷室は奥行きも十分にあるので、縦長の荷物を縦方向に積むことができます。
そして、上下が分割されていることで、すぐに取り出すことが可能。
キャンプ場に到着後、リラックスするためのスペースを素早く設営することができるのでおすすめです。
上段に荷物を積む
次に、上段に荷物を積んでいきます。
最初に積むのはテントなどの大きくスペースを取るもの。
2列目シートの背面に沿わせるように、横向きに積みましょう。
フリード+は荷室の開口部幅も大きいので、スムーズに積むことができますよ。
その後、手前のスペースにコンテナや重ねにくい荷物(ジャグなど)を積んでみてくださいね。
最後にクーラーボックスを積む
クーラーボックスは最後に積み込むのがポイント。
途中の買い出しで購入した食材を入れたり、飲み物を取り出したりするのに、取り出しやすいところに積んでおくととても便利です。
上段に荷物を積むときは、クーラーボックス分のスペースも考えながら積んでいきましょう。
ホンダ「フリード」は車中泊もおすすめ!快適に泊まるコツとは
キャンプ場での宿泊といえばテントが一般的ですが、最近では車中泊をする人も増えてきています。
フリード+は、そんな車中泊を快適に過ごせるシートアレンジが可能です。
そこで、フリード+のシートアレンジの方法や、あるとより快適に過ごせる便利なグッズをご紹介します。
車中泊におすすめのシートアレンジ
フリード+では数種類のシートアレンジが可能ですが、中でも車中泊に最適なのが「おやすみモード」。
シートアレンジの方法は簡単で、次の通りに行います。
- 運転席と助手席を前にスライドし、背もたれを前にたおす
- 2列目シートを前にスライドし、座面を跳ね上げて背もたれを前に倒す
この方法で、長さ約185cm/幅約113cmのほぼフルフラットな就寝スペースが完成。
大人2人が横になっても、十分にくつろぐことが可能です。
ただし、完全なフラットではないところは要注意。
2列目シートとラゲッジスペースの間には、約2.5cmの段差ができてしまいます。
ちょうど腰の辺りに段差ができるので、このままの状態では寝られないという方も多いはず。
快適な睡眠を確保するために、マットレスを敷いて段差を解消するようにしましょう。
フリード+の純正アクセサリーである「ラゲッジクッションマット」は、厚さが約3cmあるので段差の解消におすすめです。
車中泊にあると便利なグッズ
楽しく快適に車中泊を過ごすためには、マットレス以外にも色々と工夫が必要です。
車中泊をより快適に過ごすために、次のようなグッズを用意しておくことをおすすめします。
プライバシーシェード
車中泊をする際、どうしても気になってしまうのが外からの視線。
外から車内が見えてしまう状態は、プライバシーを守ることができないのでおすすめできません。
そこで活躍するのが、純正アクセサリーの「プライバシーシェード」。
フロント・サイド・リアの全ての窓を、隙間なく覆い隠すことが可能です。
外からの目を気にせず、安心して車中泊を楽しむことができます。
また、外からの光が差し込むことも防げるので、睡眠の確保にも最適なグッズです。
テールゲートカーテン
もう少しスペースがほしいという時に活躍するのが、こちらの「テールゲートカーテン」。
テールゲートを利用して、車外に新たなスペースを作ることができます。
カーテンの裾をしっかり固定したい時は、水を入れたペットボトルを利用すると便利です。
ルーフラック
フリード+の荷室をさらに有効活用したいというときにオススメなのが、「ルーフラック」です。
天井部分に取り付ければ、新たな収納スペースが誕生します。
ただし耐荷重は5.0kgなので、重いものは載せないよう注意も必要です。
ラゲッジマルチボード
「ラゲッジマルチボード」は、作業スペースの確保に便利なグッズ。
2列目シートを倒し、ラゲッジスペースの側面のナットにボードを置けばデスクワークのできるスペースが完成します。
キャンプ中にちょっとした仕事をしたい時などにもおすすめです。
ホンダのフリードはキャンプや車中泊に向いているクルマ!
ホンダのミニバン・フリードは、キャンプや車中泊にとても向いているクルマ!
特に、2列シート仕様のフリード+がおすすめです。
その最大の理由は、広くて使いやすい荷室が備わっているということ。
たくさんの荷物が積めるだけでなく、超低床なので重い荷物の積み下ろしも楽にできます。
さらに、上下の仕切りを利用すれば効率の良い積み方も可能です。
また、車中泊がしやすいシートアレンジが可能なところも魅力的なポイント。
今回紹介したようなグッズを活用すれば、より快適なキャンプや車中泊を楽しむことができますよ。
札幌ホンダでは、フリードの中古車を取り扱っております(※ただし、完売の場合もございます)。
フリードの購入をご検討の際は、ぜひ札幌ホンダへご相談ください!