こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。
高い燃費性能と広い室内、快適な走りを融合させた5ナンバーサイズセダン「グレイスハイブリッド」と、普段使いに最適で運転もしやすいコンパクトカー「シャトルハイブリッド」。
どちらもホンダの人気車種の「フィット」をベースとして独自性を高めたハイブリッド車です。
共通点も多く、買い替えの際に悩んでしまう方も多いでしょう。
そこで今回は「グレイスハイブリッド」と「シャトルハイブリッド」、それぞれの大きさや走行性能、燃費などの基本的なスペックを参考に、その注目ポイントと魅力を比較しながら紹介したいと思います。
グレイスハイブリッドとシャトルハイブリッド、まずは基本スペック比較!
「グレイスハイブリッド」と「シャトルハイブリッド」、まずはこの2台の外見の特徴や走行性能など、それぞれのスペックの違いを比較してみましょう。
グレイスハイブリッドとシャトルハイブリッド、外見や大きさを比較!
「グレイスハイブリッド」、「シャトルハイブリッド」のボディデザインやサイズをご紹介します。
グレイスハイブリッドの外見やサイズは?
【グレイスハイブリッド】
全長×全幅×全高(mm) 4,450×1,695×FF:1,475 4WD:1,500
車両重量(kg) 1,160~1,260
ホイールベース(mm) 2,600
2014年に販売が開始されたハイブリッドカー「グレイスハイブリッド」は、2015年にはガソリン車も追加され、2017年のマイナーモデルチェンジで安全性能などが強化されました。
ボディ底面への空気の流入を抑えるフロントロアスポイラーや気流をスムーズにボディ後方へと受け流すトランクスポイラー。
空力性能に優れたスポーティなボディデザインが特徴です。
「フィット」をベースにしたノッチバック4ドアセダンである「グレイスハイブリッド」は、【コンパクトセダンの革新】というコンセプトの通り、コンパクトカーの扱いやすさと燃費性能で、ミドルセダン並の広々とした室内空間を兼ね備えたクルマとなっています。
シャトルハイブリッドの外見やサイズは?
【シャトルハイブリッド】
全長×全幅×全高(mm) 4,400×1,695×FF:1,545、4WD:1,570
車両重量(kg) 1,130~1,300
ホイールベース(mm) 2,530
2015年に発売された「シャトルハイブリッド」は、スタイリッシュさと落ち着いた雰囲気を意識したデザインが特徴のステーションワゴン。
高級感にこだわった内装と余裕のある広い居住空間や収納スペースで、使い勝手の良い快適な室内です。
広いラゲッジスペースは買い物の荷物を乗せる上で利便性抜群で、荷室床下にはアンダーボックスも装備されており、ファミリー層のユーザーにも好評を得ています。
「グレイスハイブリッド」と「シャトルハイブリッド」の大きさを比較すると、ホイールベースや車体の幅はほぼ同じですが、「グレイスハイブリッド」の全長・全高は「シャトルハイブリッド」よりも多少サイズが大きくなっています。
また、デザインやカラーリングの雰囲気は、走りを意識させるスポーティな「グレイスハイブリッド」に対して「シャトルハイブリッド」のほうが落ち着いた印象となっているなど、コンセプト的な違いも見て取れます。
グレイスハイブリッドとシャトルハイブリッドの走行性能や燃費も比較!
「グレイスハイブリッド」と「シャトルハイブリッド」のエンジン性能と燃費は以下の数値です。
「グレイスハイブリッド」
■最高出力
エンジン:81kW〈110PS〉/6,000rpm
モーター:22kW〈29.5PS〉/1,313-2,000rpm
■最大トルク
エンジン:134N・m〈13.7kgf・m〉/5000rpm
モーター:160N・m〈16.3kgf・m〉/0~1,313rpm
■JC08モード燃費 26.6~34.8km/L
「シャトルハイブリッド」
■最大出力
エンジン:81KW(110PS)/6,000rpm
モーター:22KW(29.5PS)/1,313-2,000rpm
■最大トルク
エンジン:134N・m (13.7kgf・m)/5,000rpm
モーター:160N・m (16.3kgf・m)/0-1,313rpm
■JC08モード燃費 26.0~33.2km/L
同じプラットフォームを使う「グレイスハイブリッド」「シャトルハイブリッド」は、少ない燃料で大きなパワーを引き出すために、1.5L i-VTECエンジンと高出力モーターを組み合わせ、低燃費とパワフルさを両立させています。
それぞれEV発進が可能な1モーターシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を採用しており、高い低燃費を実現。
また、5ナンバーのハイブリッドセダンで初めてとなる4WD車が設定された「グレイスハイブリッド」、5ナンバーハイブリッドステーションワゴンで初の4WD車が設定された「シャトルハイブリッド」、共に軽量・コンパクト設計のビスカスカップリング式4WDシステムを採用しており、燃費性能も抜群です。
それぞれの4WD車は、寒冷地や降雪地帯などの雪道でも安心して運転できるのでおすすめです。
雪道走行の安定感については「ホンダのグレイスは冬場の雪道運転に向いてる?」「シャトルで雪道を走る!冬道ドライブの評価はどう?」でも、さらに詳しくご紹介しています。
グレイスハイブリッド、シャトルハイブリッド、乗り心地と安全性能も比較!
独自の価値観と使い勝手の良さが売りの両車種、乗り心地や安全面での比較もしてみましょう。
乗り心地の良さにこだわった室内空間
「グレイスハイブリッド」は、心地よいリラックス空間の創造を掲げ、大人が快適に座れる室内空間を確保しています。
長時間のロングドライブでの快適さを目指したシートフレームは、背もたれに柔らかいウレタンを厚めに配して心地よさを追求。
座り心地がよく、特に後席の座面の長さ、クッションの厚み、背もたれの高さと角度にもこだわり居住性を高めています。
トランクルームは、バッテリー位置や開口部形状を工夫し、ハイブリッド車ながら大容量かつ荷物の出し入れがしやすい収納スペース。
さらに、セダンならではの高いボディ剛性や低い重心をベースとした、優れた走行安定性と運転のしやすさも自慢のひとつです。
扱いやすい5ナンバーサイズの乗り心地と広々としたキャビンの使い勝手の良さを両立させた「シャトルハイブリッド」。
運転席と助手席がハイデッキセンターコンソールで仕切られており、それぞれ独立した空間として快適に過ごせるほか、リアシートは余裕があり、大人でも足を組んでゆったりとリラックスできる広さとなっています。
高性能な防音材で静粛性にも優れており、遮音ガラスを採用するなど、さらなる静粛性の向上が図られています。
それぞれに搭載された「ホンダセンシング」
「グレイスハイブリッド」「シャトルハイブリッド」共に2017年のマイナーチェンジにより、対象の位置や速度の測定に強いミリ波レーダーと、対象の形や大きさの識別に強い単眼カメラを融合した高精度な検知機能で、安心・快適な運転を支援する安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備。
シティーブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)や適切な車間距離を保つためのサポートアダプティブ・クルーズ・コントロールなど、大事な家族を乗せてのドライブに欠かせない安全性能を搭載しています。
もちろん「ホンダセンシング」未搭載の過去のタイプでも、雨や雪の日の急ハンドル時の横すべりを抑えるVSA(車両挙動安定化制御システム)などの基本安全性能は充実しているので、安心で快適な運転が叶います。
グレイスハイブリッド・シャトルハイブリッドどちらを選んでも正解!
ホンダの人気ハイブリッドカー「グレイスハイブリッド」「シャトルハイブリッド」を比較してきました。
走行性能や安全性、ゆとりある車内空間とほとんどは共通していますが、コンセプトに大きな違いがあるようです。
コンパクトカーが持つ燃費性能とアッパーミドルクラスセダンが持つ質感や走りを融合させた5ナンバーサイズセダンの「グレイスハイブリッド」。
趣味やレジャーなど、独自の価値を求めるユーザー向けとして開発された5ナンバーサイズのステーションワゴン「シャトルハイブリッド」。
どちらも実用性は高いので、自身のライフスタイルに合わせて検討してみるのがポイント。
札幌ホンダでは「グレイスハイブリッド」の中古車と「シャトルハイブリッド」の中古車も取り扱っております(完売している場合もございます)
今回の比較を参考に最適な1台を選んでくださいね。