ホンダ「アコード」の年式は?モデルごとの特徴を解説!

札幌ホンダ 南インター店

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峠道

こんにちは!札幌ホンダ 南インター店です。

 

1976年に、当時の国産車には珍しい3ドアハッチバック車として初登場したホンダ「アコード」。

 

1.6Lエンジンを搭載して走行性能や快適な乗り心地にこだわり、低燃費・低公害を目指して開発されたクルマです。

同じホンダの人気車種「シビック」の、より上位の車種への買い替えを求めるユーザーの受け皿として、ファンに長く愛され続けています。

 

今回は、そんなホンダの人気車種「アコード」の年式について、初代モデルから2020年フルモデルチェンジの現行型までのスペックの違いや魅力を説明します。

 

 

ホンダ「アコード」とはどんなクルマ?

「アコード」という名前は、英語で「調和」・「一致」・「和解」などを意味する「Accord」に由来します。

「自動車の理想の姿を、人とクルマの中の調和に求める」というコンセプトで命名され、走行性能や乗り心地などの基本性能に加え、低公害仕様CVCCエンジンで環境にも配慮した世界戦略モデルとして誕生しました。

 

初代モデルは中型の3ドアハッチバック車、その後に4ドアセダンタイプが登場し、1989年の4回目のフルモデルチェンジで3ドアハッチバックが廃止。

クーペとワゴンが追加されました。

 

2013年の9代目にはハイブリッド車として生まれ変わるなど、現在まで10回にわたってフルモデルチェンジされています。

 

1982年より日本メーカーでは初となるアメリカ国内での生産も行われており、現在では国際的なFF小型車として日本をはじめ、アメリカ、イギリス、台湾、メキシコなど11カ国で生産されています。

 

 

ホンダ「アコード」の年式は10代目まである!特徴やスペックをご紹介

初代から10代目までの「アコード」の、年式ごとの違いを詳しく紹介していきます!

 

ホンダ「アコード」初代1976年式モデルの特徴は?

初代「アコード」(SJ/SM型 1976~1981)はFF方式、横置エンジン、ストラット方式四輪独立懸架など、それまでのホンダが培ってきたFF技術をベースに、3ドアハッチバックスタイルとして1976年に登場。

 

1977年9月には、CVCCエンジンに改良を加えることで走行性&燃費経済性を向上させ、最高級タイプの「EX-L」も追加発売。

同年10月に、本格的なノッチバック・セダンの4ドア「アコード1600サルーン」が登場しました。

 

初代「アコード」基本モデルのスペック

初代「アコード」の基本モデル「EX」のスペックを参考に紹介します。

 

EX【B-SJ型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,125×1,620×1,340
  • 車両重量(kg) 870〜875
  • ホイールベース(mm) 2,380
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.599
  • 最高出力(PS/rpm) 80/5,300
  • 最大トルク(kg‐m/rpm) 12.3/3,000
  • 燃料タンク容量(L) 50
  • 燃費(km/L) 21.0〜18.0
  • 最小回転半径(m) 5.0(ボディ5.5)

 

 

ホンダ「アコード」2代目1981年式モデルの特徴は?

2代目「アコード」(SY/SZ/AC/AD型 1981-1985)は、燃費性能と走行性能はもちろん、快適なドライビングを実現する、クルーズコントロールやオートレベリングサスペンションなどをはじめとする数々の独自の新設定で、姉妹車の「ビガー」と共に生まれ変わりました。

 

82年のマイナーチェンジでは、1.6LがEY型、1.8LがES型へとエンジンが変更され、1.8L車には84年に電子制御燃料噴射装置システム「PGM-FI」仕様が追加されました。

 

2代目「アコード」基本モデルのスペック

2代目「アコード」の基本モデル「E-SY」のスペックを参考に紹介します。

 

EX【E-SY型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,410×1,650×1,375
  • 車両重量(kg) 925
  • ホイールベース(mm) 2,450
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.601
  • 最高出力(PS/rpm) 90/5,300
  • 最大トルク(kg-m/rpm) 13.5/3,500
  • 燃料タンク容量(L) 60
  • 10モード燃費(km/L) マニュアル:15.0、ホンダマチック:12.0
  • 最小回転半径(m) 5.1(ボディ5.6)

 

 

ホンダ「アコード」3代目1985年式モデルの特徴は?

3代目「アコード」(CA1/2/3/4/5/6型 1985-1989)は、フルモデルチェンジにより搭載エンジンが一新。

新開発のDOHCエンジンであるB18A型、B20A型、SOHCのA18A型の3バージョンとなりました。

 

また、FFモデルの3ドアハッチバックが「アコード エアロデッキ」という呼称で発売されています。

 

87年のマイナーチェンジでは、2.0LモデルにA20A型エンジン仕様が追加されたほか、ヨーロッパ仕様の異型2灯式ヘッドライトを採用した「アコードCA」が発売されました。

 

グレードはエンジンの種類で分かれており、「EL」「EF」「EX」、A20A型エンジン搭載の「2.0Si」がラインナップされています。

 

3代目「アコード」基本モデルのスペック

3代目「アコード」の基本モデル「E-CA1」のスペックを参考に紹介します。

 

EX【E-CA1型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,535×1,695×1,355
  • 車両重量(kg) 1,030〜1,050
  • ホイールベース(mm) 2,600
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.829
  • 最高出力(PS/rpm) 110/5,800
  • 最大トルク(kg-m/rpm) 15.2/3,500
  • 燃料タンク容量(L) 60
  • 10モード燃費(km/L) 13.0〜11.2
  • 最小回転半径(m) 5.2(ボディ5.6)

 

 

ホンダ「アコード」4代目1989年式モデルの特徴は?

4代目「アコード」(CB1/2/3/4型 1989-1994)は、フルモデルチェンジにより初代から続いていた3ドアハッチバックが廃止され、4ドアセダンのみが販売されました。

 

5ナンバーフルサイズまで拡大され、全高が上げられたことにより居住性が向上。

 

エンジンは、2.0L DOHC 16バルブPGM-FIと、2.0L/1.8LSOHC 16バルブ(3タイプ)の合計4タイプが設定され、静粛性と低振動が向上しました。

 

90年にはアコードクーペ、91年にはアコードワゴンの輸入販売が開始しています。

 

4代目「アコード」基本モデルのスペック

4代目「アコード」の基本モデル「E-CB1」のスペックを参考に紹介します。

 

EX【E-CB1型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,680×1,695×1,390
  • 車両重量(kg) 1,180〜1,160
  • ホイールベース(mm) 2,720
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.849
  • 最高出力(PS/rpm) 105/5,000
  • 最大トルク(kg-m/rpm) 14.6/4,000
  • 燃料タンク容量(L) 60
  • 燃費(km/L) 11.2〜13.0
  • 最小回転半径(m) 5.3

 

 

ホンダ「アコード」5代目1993年式モデルの特徴は?

5代目「アコード」(CD3/4/5/6型 1993-1997)は、セダンタイプがフルモデルチェンジで3ナンバーボディとなりました。

 

主力モデルのF22B型、F20B型、F18B型に加え、低燃費と高出力を両立させた2.2L新VTECエンジンを採用。

 

世界基準の「全方位安全設計ボディ」と、ゆとりある室内空間を実現させています。

 

96年にはクーペ、ワゴンがマイナーチェンジされ、スポーティモデル「SiR」が追加されました。

 

5代目「アコード」基本モデルのスペック

5代目「アコード」の基本モデル「E-CD3」のスペックを参考に紹介します。

 

EX【E-CD3型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,675×1,760×1,410
  • 車両重量(kg) 1,240
  • ホイールベース(mm) 2,715
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.849
  • 最高出力(PS/rpm) 125/5,800
  • 最大トルク(kg-m/rpm) 16.8/4,500
  • 燃料タンク容量(L) 60
  • 10・15モード燃費(km/L) 12.6
  • 最小回転半径(m) 5.5

 

 

ホンダ「アコード」6代目1993年式モデルの特徴は?

6代目「アコード」(CF3/4/5/CL1/3型 1997-2002)は、セダン・ワゴンのフルモデルチェンジで、4代目以来の5ナンバーボディが採用。

ワゴンのみが3ナンバーボディとなっています。

 

エンジンはF18B型、F20B型(SOHC/DOHC)の3種類で、全モデルにVTECエンジンが搭載されました。

 

グレードは、1.8L VTECエンジン搭載「1.8VTS」、2.0L DOHC VTECエンジンの「SiR-T」、「SiR」、2.0L VTECエンジンの「2.0LEV」と「2.0VTS」となっています。

 

6代目「アコード」基本モデルのスペック

6代目「アコード」の基本モデル「E-CF3」のスペックを参考に紹介します

 

1.8VTS【E-CF3型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,635×1,695×1,420
  • 車両重量(kg) 1,260〜1,320
  • ホイールベース(mm) 2,665
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.849〜1.997
  • 最高出力(PS/rpm) 140/6,100
  • 最大トルク(kg-m/rpm) 17.2/5,000
  • 燃料タンク容量(L) 60
  • 10・15モード燃費(km/L) 11.8〜15.6
  • 最小回転半径(m) 5.4

 

 

ホンダ「アコード」7代目2002年式モデルの特徴は?

7代目「アコード」(CL7/8/9型 2002-2008)は、5代目以来の3ナンバーボディとなってフルモデルチェンジ。

 

エンジンは直列4気筒DOHC i-VTECで、2.0LのK20A型と2.4LのK24A型の2種類が搭載されました。

 

グレードは、2.0Lが「20EL」、「20E」、2.4Lが「24TL」、「24S」、「24T」、さらにスポーツグレードの「ユーロR」がラインアップ、2005年のマイナーチェンジでは、セダン・ワゴンに「タイプS」も追加されています。

 

7代目「アコード」基本モデルのスペック

7代目「アコード」の基本モデル「DBA-CL7」のスペックを参考に紹介します。

 

20EL【DBA-CL7型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,665×1,760×1,450
  • 車両重量(kg) 1,390
  • ホイールベース(mm) 2,670
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.998
  • 最高出力(kW[PS]/rpm) 114[155]/6,000
  • 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 188[19.2]/4,500
  • 燃料タンク容量(L) 65
  • 10・15モード燃費(km/L) 13.8
  • 最小回転半径(m) 5.4

 

 

ホンダ「アコード」8代目2008年式モデルの特徴は?

8代目「アコード」(CU1/2型 2008-2013)は、全車プレミアムガソリン仕様のK24A型にエンジンが統一されました。

 

2.4L 直列4気筒DOHC i-VTECエンジンに、5速AT+パドルシフトのFFモデルのみになり、グレードは「24E」、「24TL」、「24TL SPORTS STYLE」、「24iL」の4種類。
さらに、ワゴンタイプの「アコードツアラー」がラインナップ。

 

2011年のマイナーチェンジでは、新たにレギュラーガソリン仕様のR20A型を搭載した「20TL」、「20TL・スマートスタイルパッケージ」を追加しています。

従来の2.4L DOHCi-VTECエンジン搭載モデルは「Type-S」「Type-S・アドバンスパッケージ」へと変わりました。

 

8代目「アコード」基本モデルのスペック

8代目「アコード」の基本モデル「DBA-CU1」のスペックを参考に紹介します。

 

20TL【DBA-CU1型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,730×1,840×1,440
  • 車両重量(kg) 1,460
  • ホイールベース(mm) 2,705
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.997
  • 最高出力(kW[PS]/rpm) 115[156]/6,300
  • 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 189[19.3]/4,300
  • 燃料タンク容量(L) 65
  • JC08モード燃費(km/L) 13.2
  • 最小回転半径(m) 5.5

 

 

ホンダ「アコード」9代目2008年式モデルの特徴は?

9代目「アコード」(CR5/6型 2013-2016、CR7型 2016-2018)は、ガソリン車からハイブリッド車専用モデルとなって登場。

 

革新的なハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」を搭載し燃費性能が大幅に向上しました。

 

グレードは標準装備の「LX」、安全装備の充実した「EX」がラインナップされています。

 

9代目「アコード」基本モデルのスペック

9代目「アコード」の基本モデル「DAA-CR6」のスペックを参考に紹介します。

 

LX【DAA-CR6型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,195×1,850×1,465
  • 車両重量(kg) 1,620
  • ホイールベース(mm) 2,775
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.993
  • 最高出力(kW[PS]/rpm) 105[143]/6,200、モーター:124[169]/3,857-8,000
  • 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 165[16.8]/3,500‐6,000、モーター307[31.3]/0‐3,857
  • 燃料タンク容量(L) 60
  • JC08モード燃費(km/L) 30.0
  • 最小回転半径(m) 5.7

 

 

ホンダ「アコード」10代目2020年式モデルの特徴は?

2020年にフルモデルチェンジを果たした現行型の10代目「アコード」(CV3型 2020~)は、先代よりも幅広く・低くしたワイド&ローのスタイルで快適性も向上。

 

鋭い加速と滑らかな加速を実現した走行性能で、エンジンは主に発電に徹し、幅広い領域をモーターで走る2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載しています。

 

また、安全面では安全運転支援システム「Honda SENSING」が全グレードに標準装備されました。

 

 

10代目「アコード」基本モデルのスペック

10代目「アコード」の基本モデル「6AA-CV3」のスペックを参考に紹介します。

 

EX【6AA-CV3型】

  • 全長×全幅×全高(mm) 4,900×1,860×1,450
  • 車両重量(kg) 1,560
  • ホイールベース(mm) 2,830
  • エンジン 水冷直列4気筒横置
  • 総排気量(L) 1.993
  • 最高出力(kW[PS]/rpm) 107[145]/6,200、モーター:135[184]/5,000-6,000
  • 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 175[17.8]/3,500、モーター:315[32.1]/0‐2,000
  • 燃料タンク容量(L) 48
  • JC08モード燃費(km/L) 30.0
  • 最小回転半径(m) 5.7

 

 

ホンダ「アコード」の特徴を知って自分に合った車を選ぼう

1976年に中型の3ドアハッチバックというスタイルで誕生して以来、カタチを変えながら進化を遂げてきたホンダ「アコード」。

1977年には4ドアセダン、1989年にはクーペとワゴンが追加され、2013年の9代目にはハイブリッド車として登場しました。

 

2020年に登場した現行モデルは、ロー&ワイドなデザインで室内空間も充実。

 

2モーターならではの力強い加速と滑らかな走りを実現するHonda独自のハイブリッドシステム「e:HEV (イー エイチイーブイ)」を搭載し、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」も標準装備されました。

 

札幌ホンダでは「アコード」の中古車を扱っています(完売している場合もございます)。

今回の年式紹介を参考に、ライフスタイルに合わせたベストな1台を選んでくださいね。

 

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