こんにちは!札幌ホンダ 西店です。
ホンダ独自のモーターを要としたハイブリッドシステムで、高い走行性能と30.0km/Lという魅力的な燃費性能を実現した「アコード」。
発売されているのはハイブリッドモードのFFタイプのみということで、北国に暮らす方が購入を考える際に気になるのは「雪道での性能」ではないでしょうか。
そこで今回は、アコードの基本走行性能をもとに、街乗りや遠出での運転のしやすさ、雪道での走りの実力をお話ししたいと思います。
雪道走行に関係するアコードの標準スペックとは?
北海道に長く住んでいても、心配がたえない冬の雪道。
4WDのグレードが用意されていないアコードでも雪道で安心して運転できるのか、いくつかのポイントをもとに検証してみました。
高出力モーターによる抜群の動力性能
走行用と発電用の2つのモーター駆動を基本としたアコードハイブリッドの機能は、高効率なリチウムイオン電池との組み合わせで「30km/L」のJC08モード燃費を実現しています。
エンジンの役割は発電用モーターを回す働きとなり、低速から高速まで高出力・高トルクの走行用モーターで走行。
モーターの反応が機敏なので、巡航中にアクセルペダルを踏み増した時もスムーズに速度が上昇。動力性能は抜群です。
V型6気筒のLエンジンの最大トルクに匹敵する走行用モーターの力強さとなめらかな加速力は、冬の雪道でも有効な性能と言えます。
ブレーキ性能にも定評があるアコード
ペダルの反力をつくるペダルフィールシミュレーターと、油圧を制御するタンデムモーターシリンダーを電気的に接続した「電動サーボブレーキシステム」がブレーキフィールを向上させており、さらにモーターの発電抵抗だけでクルマのスピードを落とすことができるので、燃費性能向上にも効果を発揮。
クルマの横すべりを制御して安定性を維持するVSA(車両挙動安定化制御システム)も装備されているので、雪道などにおける安全性能も万全です。
もちろんスタッドレスタイヤを履いていれば登坂能力も問題ありませんが、雪道のアイスバーンなどでは油断大敵。
十分な車間距離と早めの減速を心がけて、できるだけ急ブレーキを避ける運転を心がけましょう。
FFモデルでも雪道に合った運転で快適に
「雪道と言えば4WDじゃなきゃダメ」というイメージの方もいらっしゃるかもしれませんが、性能の高いFFモデルで、なおかつスタッドレスタイヤ着用して、道路状況をしっかり判断して運転すれば、冬でも快適な運転が可能です。
アコードは、モーターや部品などの軽量化を図っており、車重が軽いためコーナリングでも安定性抜群。
さらに、フロント部にエンジンが搭載されていることで、そのグリップ力で駆動輪である前タイヤの空転をしにくくしてくれます。
急な坂道での登坂能力に関しては4WDのパワーに及びませんが、雪道でもしっかり能力を発揮し、なおかつ冬の燃費も抑えられるという部分がFFモデルの最大のメリットです。
アコードの安全性と操作性に注目!
長距離ドライブも快適に楽しめる
走行性能では雪道でも充分対応可能なスペックを持つアコードは、運転そのものの楽しさを追求した操作性も魅力です。
スイッチを押せばアクセル操作の反応痩躯度が向上する「スポーツモード」は高速道路などで活躍。
また、ステアリングを握ったまま、減速度を4段階に調節できる「減速セレクター」は旋回時や前の車との車間をあけたい時などに便利です。
長距離ドライブなどで真価を発揮する様々な機能が、運転を楽しくさせてくれるはずです。
安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備
アコードには「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」で周囲の状況を探知する安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されています。
他の車や歩行者との衝突を予測するブレーキ支援や適切な車間距離を保つシステムなど、多彩な8種類のサポート機能を搭載した先進の安全運転支援システムで快適。安心なドライブを実現しています。
まとめ
走行性能、パワー、そして安全性と、FFでもスタッドレスタイヤを組み合わせれば、しっかりと雪道走行に対応できるアコード。
なにより、これだけの性能でありながら30.0km/Lという燃費性能の高さは大いに魅力的です。
普段乗りや長距離ドライブなど、さまざまなシーンで運転を楽しめるよう追求された操作性も人気の理由。
1976年の初代モデル登場から、これまで世界的に評価され愛され続けてアコードは、2020年には10代目となる新型へのモデルチェンジを発表しており、今後ますます注目される車種でしょう。