こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。
クリエイティブ・ムーバー(生活をもっと楽しく・豊かに)を目指して開発された、ホンダのCR-V。
ミドルサイズのSUVとして、基本的な駆動性能は4WDメインにオフロードでもしっかりと走行できるように調整されています。
また、燃費の良いFF車もラインナップ。
日常使いからアウトドアまで多目的な使い方を想定しているCR-Vは、現在5代目となっており、特に海外では高い人気です!
今回はCR-Vの年式による、スペックの違いをご説明します。
ホンダ「CR-V」初代1995年式モデルの特徴は?
1995年に生産を開始した初代モデルは、背が高くクロスカントリー風の四角いボディデザイン。
SUVとしてオフロードでの走行性能はもちろんのこと、セダンのような快適性とワゴンのような荷物の積載能を重視したモデルとして開発されました。
旅行好きな若い世代から、趣味を楽しむ中高年世代まで幅広く人気を集め、特に積雪地・寒冷地で根強い人気です。
エンジンは2.0L直列4気筒エンジンのB20B型を搭載し、軽量なボディと相まって、安定感と高い駆動力のある走りを味わえます。
また、室内の前後ウォークスルーも魅力の1つです。
1998年より、さらに燃費のよいモデルとしてFFモデルが追加され、市街地走行がメインのドライバーから人気を得ました。
初代1995年式モデルより、98Mタイプをピックアップして基本性能をご紹介します。
【98M フルマーク】
- 全長×全幅×全高(mm) 4,385×1,750×1,710
- 車両重量(kg) FF:1,360、4WD:1,410
- ホイールベース(mm) 2,620
- エンジン B20B/水冷直列4気筒横置
- 総排気量(cm 3) 1,972
- 最高出力(PS/rpm) 150/6,300
- 最大トルク(kgm/rpm) 18.8/4,500
- 燃料タンク容量(L) 58
- 10・15モード燃費(km/L) FF:12.0 4WD:11.6
- 最小回転半径(m) 5.3
ホンダ「CR-V」2代目2001年式モデルの特徴は?
2代目2001年式モデルで力を入れたのは、デザインの洗練とエンジン性能の向上。
外装は初代モデルのコンセプトを引継ぎつつも、さらに都会向けに改良。
よりシャープにかっこよくなりました。
室内インテリアはシンプルに、そして機能性もUP!
パーキングブレーキレバー、シフトレバーやドアポケットにこだわり、使い勝手がよくなっています。
6:4分割可倒式リヤシートにより、多様なアレンジで自転車からサーフボードまで積載可能です。
足をのばしてゆっくり休憩できる、リラックスモードへも対応できますよ。
エンジンはさらにパワフルなK20A型、2.0L 直列4気筒 DOHC i-VTECが採用され、走りの安定感が増すとともに、4WDシステムが大幅に改良されました。
快適な乗り心地は好評となり、2004年にK24A型、2.4L 直列4気筒 DOHC i-VTECへとさらにパワーアップしています。
2代目2001年式モデルより、iL-Dタイプをピックアップして基本性能をご紹介します。
【iL-D】
- 全長×全幅×全高(mm) 4,420×1,785×1,710
- 車両重量(kg) FF:1,450、4WD:1,520
- ホイールベース(mm) 2,620
- エンジン K24A/水冷直列4気筒横置
- 総排気量(cm3) 2,354
- 最高出力(kW[PS]/rpm) 118[160]/6,000
- 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 220[22.4]/3,600
- 燃料タンク容量(L) 58
- 10・15モード燃費(km/L) FF:12.0 4WD:11.0
- 最小回転半径(m) 5.5
ホンダ「CR-V」3代目2006年式モデルの特徴は?
3代目2006年式モデルは、高級車よりプレミア感があるモデルへと進化。
世界的人気のあった2代目から、さらにワンランク上の車へと仕上がっています。
ボディサイズは一回り大きくなり、全体的に丸みを帯びたデザインへ。
クーペを思わせる要素を取り入れ、高級感が増しています。
これまで背面に背負っていたスペアタイヤは床下に収納。
アウトドアっぽい要素が減り、フロントマスクはより重量感のある顔つきとなったことで、さらに都会的なデザインとなりました。
前後ウォークスルーはなくなりましたが、インテリアはシンプルながら、より上質で座り心地の良いものへ。
走行性能面では、2代目のエンジンをそのまま採用しつつチェーンアップ。
安定感をサポートする高性能サスペンション、FFと4WDの良さを両立できるホンダ独自のリアルタイム4WDシステム、滑りやすい雪道などの路面での安全性を実現するVSAとDBWを採用することで、メリハリのある安全走行が実現しています。
3代目2006年式モデルより、FF方式のZLタイプ、4WD方式のXタイプをご紹介します。
【FF:ZL、4WD:X】
- 全長×全幅×全高(mm) 4,565×1,820×1,690
- 車両重量(kg) FF:1,480、4WD:1,530
- ホイールベース(mm) 2,620
- エンジン K24A/水冷直列4気筒横置
- 総排気量(cm3) 2,354
- 最高出力(kW[PS]/rpm) 125[170]/5,800
- 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 220[22.4]/4,200
- 燃料タンク容量(L) 58
- 10・15モード燃費(km/L) FF:12.2 4WD:11.6
- 最小回転半径(m) 5.5
ホンダ「CR-V」4代目2011年式モデルの特徴は?
独自のコンセプトはそのままに、よりモダンな車へと進化した4代目2011年式モデル。
外装は風を切りながら走る躍動感あるデザイン。
全高を低くすることで、空気抵抗を抑えつつ安定感と燃費が向上しています。
フロントマスクはこれまで同様がっちりとした重量感のため、SUVらしさは健在です。
インテリアは「センターディスプレイ」を採用するなどスムーズな操作性を追及。
ボディサイズはコンパクトになっているものの、室内空間は室内長・幅共に広げることに成功し、ゆとりのある空間です。
荷室空間も拡大しており、5人乗車時は589L、2人乗車時にはなんと1,146L。
後部座席を倒さずとも、ゴルフバック2個と小さなバック2個積載できます。
エンジンの型式は、低速域から力強いトルクを発揮するR20A型、2.0L 直列4気筒 SOHC i-VTECとダイナミックな走行が魅力のK24A型、2.4L 直列4 DOHC i-VTECが用意されました。
新開発のリアルタイムAWDを搭載することで、4WD仕様は電子制御によりスムーズな走りを実現。
走行状況により前輪と後輪のトルク配分を瞬時に切り替え、雪道での発進やコーナリング、登坂での安定性向上と低燃費に貢献しています。
4代目2011年式モデルより、4WD方式の2.4L DOHC i-VTEC+PGM-FIタイプ、FF方式の2.0L SOHC i-VTEC+PGM-FIタイプをご紹介します。
【 FF:2.0L SOHC i-VTEC+PGM-FI4WD:2.4L DOHC i-VTEC+PGM-FI
】
- 全長×全幅×全高(mm) 4,535×1,820×1,685
- 車両重量(kg) FF:1,460、4WD:1,540
- ホイールベース(mm) 2,620
- エンジン FF:R20A/水冷直列4気筒横置 4WD:K24A/水冷直列4気筒横置
- 総排気量(L) FF:1,997 4WD:2,354
- 最高出力(kW[PS]/rpm) FF:110[150]/6,200 4WD:140[190]/7,000
- 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) FF:191[19.5]/4,300 4WD:222[22.6]/4,400
- 燃料タンク容量(L) 58
- JC08モード燃費(km/L) FF:14.4 4WD:11.6
- 最小回転半径(m) 5.5
ホンダ「CR-V」5代目2016年式モデルの特徴は?
5代目2016年式CR-Vは、実は発売当初は海外でのみ展開。
日本市場では2016~2018年の2年の空白期間をおき、先代からプラットフォーム変更した自信作として2018年に登場しました。
5代目では初となるハイブリッド車を開発。
e:HEVシステムにより、力強く滑らかな走りと低燃費を両立しています。
4WDにもe:HEVを採用しつつ、さらにリアルタイムAWDとの協同で操作性能は抜群です。
ガソリン車には1.5L VTECターボエンジンを搭載。
従来の2.4Lに匹敵するトルクで、排気量が減っているため環境にも優しい仕様です。
また、ガソリン車には初となる7人乗りモデルが用意されています。
安全性能面では、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載。
衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能など9つの運転サポート機能が充実しています。
新しいことばかりの5代目CR-V。
ハイブリッド車のe:HEV EXタイプの基本性能をご紹介します。
【e:HEV EX】
- 全長×全幅×全高(mm) 4,605×1,855×FF:1,680、4WD:1,690
- 車両重量(kg) FF:1,610、4WD:1,660
- ホイールベース(mm) 2,660
- エンジン LFB/水冷直列4気筒横置
- 総排気量(L) 1.993
- 最高出力(kW[PS]/rpm) 107[145]/6,200
- 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 175[17.8]4,000
- 燃料タンク容量(L) 57
- JC08モード燃費(km/L) FF:25.8 4WD:25.0
- 最小回転半径(m) 5.5
ホンダ「CR-V」は年式ごとにプレミアム感UP!ぜひ試乗して
初代からデザインやエンジンなど走行性能が大きく向上しているCR-Z。
その変化をおさらいしてみましょう。
- 初代1995年式モデル:四角いスタイリッシュなボディデザイン。当初は4WDのみだったがFFも追加設定。室内空間の快適性と積載性を重視したSUVとして、幅広い世代から人気
- 2代目2001年式モデル:外装はよりシャープに、室内インテリアはシンプルに使い勝手が良いように工夫。エンジンを変更して走行性能をアップ
- 3代目2006年式モデル:高級モデルへと進化。外装は丸みをおびつつプレミアム感がでており、室内インテリアも上質に。リアルタイム4WDシステムが採用されるなど走りの面も強化
- 4代目2011年式モデル:よりモダンなモデルへとなり、全体的にボディサイズが小さくなるも、室内空間は広々とゆったり。リアルタイムAWDを採用
- 5代目2016年式モデル:ハイブリッド車の設定やガソリン車には7人乗りモデルを設定。「Honda SENSING」を搭載するなど、新しいことに挑戦したモデル
札幌ホンダではCR-Vの中古車を扱っています(完売している場合もございます)。
気になる方はぜひ遊びに来て下さいね!