ホンダ「グレイス」の維持費はいくら? 燃費やモデルごとの違いも解説!

札幌ホンダ 南インター店

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車の運転中

こんにちは!札幌ホンダ 南インター店です。

 

2014年に販売が開始された、使い勝手の良い4ドアセダンタイプのハイブリッドカー「グレイス」。

 

高い燃費性能と広い室内、快適な走りを融合させた5ナンバーサイズセダンで、2020年7月で惜しまれつつ生産が終了しましたが、中古市場では根強い人気となっている車種です。

 

今回は、そんな「グレイス」を購入する前に知っておきたい維持費について。

基本情報と共に、燃費や車検費用など維持費の内訳と目安、ガソリン車・ハイブリッド車での比較などを紹介していきます。

※情報は2021年5月31日時点のものです。

 

 

ホンダ「グレイス」はどんなクルマ? 基本スペックを紹介

「コンパクトセダンの刷新」をコンセプトとして、2014年12月に販売が開始された「グレイス」。

まずはその特徴やモデル・グレードなどを簡単に説明します。

 

「グレイス」の基本情報

当初はハイブリッドカーとして発売された「グレイス」は、2015年にガソリン車も追加され、2017年のマイナーモデルチェンジでは安全性能などが強化されました。

 

ハイブリッド車のエンジンは1.5LアトキンソンサイクルDOHC i‐VTECエンジンに高出力モーターを内蔵した7速DCTと、リチウムイオンバッテリー内蔵のIPUを組み合わせたSPORT HYBRID i‐DCDを採用。

ガソリン車は、1.5L直噴DOHC i‐VTECエンジンに無段変速オートマチックを組み合わせています。

 

ボディ底面への空気の流入を抑えるフロントロアスポイラーや、気流をスムーズにボディ後方へと受け流すトランクスポイラーなど、空力性能に優れたスポーティなボディデザインが特徴。

コンパクトカーの扱いやすさと燃費性能に、ミドルセダン並の広々とした室内空間を兼ね備えたクルマとなっています。

 

 

「グレイス」の型式とグレード、スペック

GM4/5/6/9型(2014年-2020年)があり、型式はそれぞれ排気量や駆動方式によって区分されています。

 

GM4は排気量1,496cc/駆動方式2WD、GM5は排気量1,496cc/駆動方式4WDで、共にハイブリッド車。

GM6は排気量1,496cc/駆動方式2WD、GM9は排気量1,496cc/駆動方式4WDは、共にガソリン車になっています。

 

グレードは、標準設定の「ハイブリッドDX」、LEDヘッドライトやクルーズコントロールなどの装備が充実した「ハイブリッドLX」、あんしんパッケージなどを搭載した「ハイブリッドEX」の3タイプに加えて、2015年6月にはガソリン車の「LX」を追加。

 

5ナンバーハイブリッドセダンとして初めての4WD車もラインアップされました。

 

「グレイス」の年式についてのさらに詳しい情報は「ホンダ「グレイス」の年式は?魅力や歴史をくわしく解説!」を参考にしてみてくださいね。

 

 

ホンダ「グレイス」の維持費はどれくらい?燃費は?

「グレイス」にかかる年間の維持費を、車検や自動車税・自動車保険料の目安を考慮しながら算出していきます。

 

維持費にも関係する燃費についても、ご紹介します。

 

「グレイス」の1年にかかる税金額

自動車を所有する場合にかかる税金は自動車税と重量税の2つ。

 

自動車税の金額は、排気量ごとに決められています。

「グレイス」は、ハイブリッド車・ガソリン車共に排気量1,496ccなので、かかる自動車税は1,000~1,500ccの税率となり、新車登録時期が2019年9月30日以前の場合は年間34,500円、2019年10月1日以降の場合は年間30,500円です。

 

自動車にかかる税金のもうひとつ重量税は、車両重量によって決定します。

 

「グレイス」の車両重量は、ハイブリッド車が1,160~1,260kg、ガソリン車は1,110~1,170kg。

基本の重量税は1,500kg以下の区分に該当し、24,600円となります。

※新車新規登録等時、2年自家用の場合
※エコカー減税の適用がない場合

 

 

自賠責保険料と任意保険料

自賠責保険は、車を所有するなら必ず加入しなければならない保険で、正式には「自動車損害賠償責任保険」と言います。

 

保険期間は一般的に、次の車検までの期間分の加入となり、「グレイス」(普通車)で車検を受ける場合は24カ月契約の20,010円となります。

 

また、自賠責保険は万が一の交通事故の場合、対人にのみ損害を補償する保険なので、「対物」や「運転者自身の怪我」についての補償は対象外。

その場合は任意保険で補う必要があるので、強制加入ではありませんが、加入しておく必要があります。

 

こちらの保険は、年齢や走行距離などで保険料や補償内容が変化しますので、ご自身に適した保険を選ばなくてはいけません。

 

 

「グレイス」の車検費用

車検とは、正式には自動車検査登録制度のことで、車検費用は「法定費用」「車検基本費用」「部品交換費用」の3つの金額の合計になります。

 

法定費用は自動車重量税・自賠責保険・印紙代の合計金額で、車種ごとに法律で決めらているので、どこで車検を受けても同額です。

グレイスの場合、法定費用は先ほどご紹介した自動車重量税 24,600円、自賠責保険(24ヶ月)20,010円に印紙代の1,000円〜1,200円を加え、合計が45,610円〜45,810円となります。

 

車検基本費用は、点検整備費用・測定検査料・車検代行手数料の合計金額で、自動車ディーラーや車検専門店など、どこで車検を受けるかによって金額が変化します。

※名称も各ディーラー・車検専門店によって異なります。

 

グレイスのような小型乗用車の場合は、24カ月定期点検料として約20,000円〜30,000円、測定検査料 約10,000円、車検代行手数料 約12,000円が目安です。

今回は、車検基本費用 42,000円〜52,000円を相場として計算します。

 

「部品交換費用」は、車検の際に整備が必要となった場合、パーツの劣化や損傷などを修理交換する際にかかります。

 

※情報は2021年5月31日時点のものです。

 

 

「グレイス」の燃費と維持費合計をハイブリッド車とガソリン車で比較

車のメーター

 

では、グレイスの燃費と年間の燃料費、維持費の合計をハイブリッド車・ガソリン車それぞれでみていきましょう。

 

「グレイス」の一年間の燃費は?

ガソリン代は、ハイブリッド車・ガソリン車でもっとも金額に差が出る費用です。

 

「グレイス」のJC08モード燃費を参考として、ハイブリッド車(GM4・7速オートマチック)2WD /燃費34.8km/L、ガソリン車(GM6)2WD/燃費22.0km/Lとして年間10,000km走行で計算した場合、ハイブリッド車43,103円、ガソリン車68,182円となります。

※ガソリン代はレギュラー150円/Lで計算

 

やはり燃料代は、ハイブリッド車とガソリン車で大きな差が出るので、日常的な走行距離によってはハイブリッドの維持費は格段に安くなります。

 

 

「グレイス」の維持費をハイブリッド車とガソリン車で比較!

「グレイス」の一年間の維持費は、ハイブリッド車とガソリン車で比べるとどのくらいの差があるのでしょうか?

ハイブリッド車とガソリン車での「グレイス」の1年の維持費を比べてみたので、ぜひ参考にしてください。

 

【「グレイス」(ハイブリッド車)の維持費】

  • 自動車税 34,500円(2019年9月30日以前の新車登録、1,500cc以下)
  • 重量税 24,600円(1,500kg以下)
  • 印紙税 1,000円〜1,200円
  • 車検基本費用 42,000円〜52,000円
  • 自賠責保険 20,010円(24カ月契約)
  • 燃費 43,103円(34.8km/L、レギュラー150円/Lで計算)
  • 合計 165,213円〜175,413円

 

【「グレイス」(ガソリン車)の維持費】

  • 自動車税 34,500円(2019年9月30日以前の新車登録、1500cc以下)
  • 重量税 24,600円(1500kg以下)
  • 印紙税 1,000円〜1,200円
  • 車検基本費用 42,000円〜52,000円
  • 自賠責保険 20,010円(24カ月契約)
  • 燃費 68,182円(22.0km/L、レギュラー150円/Lで計算)
  • 合計 190,292円〜200,492円

※2021年5月31日時点での概算

 

1年あたりの維持費は、ハイブリッド車の燃費性能によって、ガソリン車のほうが3万円前後高くなります。

 

 

「グレイス」の維持費を知って購入の参考に

ホンダの人気車種である「グレイス」の年間の維持費について調べてきました。

 

維持費は、自動車税+重量税+車検費用+自賠責保険+燃費で、ハイブリッド車なら16万円台、ガソリン車であれば19万円台から。

それに加え任意保険料がプラスされると考えておきましょう。

 

燃費性能に関してはハイブリッド車のほうが各段に良いので、そこで年間の維持費に大きな差がついてしまうようです。

 

また、重量税については「エコカー減税対象であるかどうか?」という点もポイント。

詳しい条件などがありますので、自動車ディーラーに聞いてみると良いでしょう。

 

札幌ホンダでは「グレイス」の中古車を取り扱っております(完売している場合もございます)。

ぜひ今回の年間維持費の例を、購入の際の参考にしてみてくださいね。

 

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