こんにちは!札幌ホンダ 西店です。
ホンダの軽バン「N-VAN」は、ワンボックス型の軽自動車でありながらも広い荷室空間と優れた走行性能を兼ね備えたクルマです。
全タイプにHonda SENSINGを標準装備し、安全性能も充実。
発売以降、現在まで多くの人々の人気を獲得し続けています。
そこで今回は、これまで販売されてきたホンダ「N-VAN」の特徴についてご紹介します。
グレード・乗り心地・サイズといった基本情報から、中古車選びのポイントまで詳しくご説明します。
※2025年1月時点の情報です。
※リンク先のコラムは作成時点の情報に基づいています。
ホンダ「N-VAN」はこんなクルマ!
ホンダの人気ファミリーカー「N-BOX」のプラットフォームをベースに開発されたワンボックス型の軽自動車バン「N-VAN」。
2018年7月に登場した「N-VAN」ですが、初代モデルを一部改良したモデルが現行モデルとなっています。※2025年1月時点
「N-VAN」はお仕事で使う方から趣味で楽しむ方まで、幅広いお客様に好評をいただいています。
安全性能に優れているところもポイントです。
「N-VAN」の全タイプに標準装備されている予防安全システム「Honda SENSING」は、さまざまな予防安全機能でドライバーの安全運転をサポートします。
さらに、衝突時の衝撃を制御するHonda独自の安全技術「G-CON」や、ブレーキ時の車輪ロックを防ぐEBD付ABSなど、安全装備も充実しています。
それでは、年式ごとの特徴をご紹介します。
2018年式モデル(2018年7月~2021年2月)
「N-VAN」は、ホンダ独創のセンタータンクレイアウトにより、広い積載スペースと積載作業の効率性を実現。
また、軽バン初※となる助手席側センターピラーレス仕様を採用し、積み降ろしの効率が高められました。※2018年7月当時
グレード・タイプ
初代モデルは、軽バンとしての機能性を追求したエントリーモデルの「G」、装備を充実させた人気の高いグレード「L」だけでなく、インテリア・装備、カラーラインアップがさらに充実しており個性を際立たせた「+STYLE」を設定しています。
2021年式モデル(2021年2月~2024年4月)
助手席側ピラーレス仕様による使い勝手のよさと、荷物をたくさん積める大容量の荷室空間はそのまま、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全グレードに標準装備。
「G」「L」グレードにも、オートライト/オートハイビームを追加し、機能をさらに向上しました。
グレード・タイプ
- G
- L
- +STYLE FUN
- +STYLE FUN・ターボ
※2021年2月の一部改良では「+STYLE FUN・ターボ」グレード以外の全グレードに、6MT(6速マニュアルトランスミッション)を設定
2024年式モデル(2024年4月~)
「Honda SENSING」に「急アクセル抑制機能」が新たに採用されました。
※「急アクセル抑制機能」とは、アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えた際に加速を抑制する機能です。
グレード・タイプ
- G
- L
- FUN
- FUN・ターボ
- FUN特別仕様車:STYLE+ NATURE
※「G」「L」グレードの4WDには「ヒーテッドドアミラー」が追加され、使い勝手がさらに向上しました。
N-VANの年式については下記のコラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
ホンダ「N-VAN」の年式は?魅力や歴史を詳しく解説!
※リンク先のコラムは作成時点の情報に基づいています。
ホンダ「N-VAN」の乗り心地は?
ホンダのN-VANは、どの年式でも室内空間が広く設計されており、乗り心地にも優れています。
また、体をしっかりサポートする運転席シートは、長時間の運転と頻繁な乗り降りに配慮した設計で、腰への負担を軽減するところもポイントです。
現行モデルの2024年式「N-VAN」には、4WD車をすべてのグレード(タイプ)にラインアップ。
高い駆動力・安定感のある走りを実現するため、寒冷地・降雪地帯でも安心してドライブを楽しめるでしょう。
さらに、現行モデルの2024年式「N-VAN」は静粛性も抜群!
トランスミッションは「CVT」「6MT(6速マニュアルトランスミッション)」の2種類があります。
CVTでは常に最適な変速比を選択し、騒音の原因となるエンジンの回転数を自動的に低く抑えることで静粛性を確保。
これにより、ストレスなくハンズフリー通話(※オプション)ができる環境を実現しています。
駆動力と静粛性を両立した6MTでは、快適な操作環境を実現するだけでなく、高速走行時の静粛性も兼ね備えています。
ホンダ「N-VAN」のサイズもチェック!車中泊は可能?
幅広いお客様に好評の「N-VAN」は、優れた積載性能と使いやすい室内空間を実現しています。
ボディサイズ・室内空間
現行モデルの2024年式「N-VAN」のボディサイズ・荷室サイズをそれぞれご紹介します。
<ボディサイズ>
- 全長:3,395mm
- 全幅:1,475mm
- 全高:1,945mm(※4WD車は1,960mm)
<荷室サイズ>
- 荷室床面地上高:525mm(4WD車は540mm)
- 荷室長(荷室内側寸法):1,510/1,330mm(4名乗車時は785mm)
- 荷室幅(荷室内側寸法):1,235mm(4名乗車時は1,390mm)
- 荷室高(荷室内側寸法):1,370mm
「N-VAN」の乗車定員は、後席を使用すれば4名まで乗車可能です。
最大積載量は350kg(FUN 4WDは300kg)を確保しています。
室内空間・積載性能
床は低く、天井は高いタテの大空間を実現。
センタータンクレイアウトによって荷室の床をとことん低くし、広々とした空間を確保しています。
荷室には、ユーティリティーナットを装備。
荷室の左右壁面とテールゲートの内側に、合計28個のネジ穴としてM6サイズで使用できます。
また、助手席の足元と後方に2個ずつ、荷室フロアに4個、合計8個のフックを装備しています。
タイダウンベルトや紐などをかけて、大きな荷物や自転車などを固定できますよ。
車中泊アレンジ
ワークスタイルに合わせて作業空間をアレンジ可能です。
助手席と後席をダイブダウンさせることで、テールゲートまでフラットにつながる広々とした空間を実現。
アクセサリーとして、プライバシーシェードやメッシュなども用意されています。
N-VANの特徴や魅力について下記のコラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
ホンダ「N-VAN」のサイズは?ボディ・室内・荷室など詳しく解説
ホンダのN-VANはキャンプ・車中泊も楽しめる!理由や魅力を解説
ホンダ「N-VAN」は何人乗り?荷室の使い勝手もチェック!
※リンク先のコラムは作成時点の情報に基づいています。
ホンダ「N-VAN」を中古車で選ぶなら!
ホンダの「N-VAN」を中古車で選ぶ際は、以下のポイントに注目すると良いでしょう。
価格帯で選ぶポイント
中古車選びをする時、価格帯はとても気になるポイント。
現在中古車市場で展開されているN-VANは、以下の価格帯で販売されています。
- 2018年式モデル(2018年7月~2021年2月):25万円台〜180万円台
- 2021年式モデル(2021年2月~2024年4月):65万円台〜220万円台
- 2024年式モデル(2024年4月~):100万円台〜220万円以上あり
※2025年1月時点での本体の相場価格であり、初期費用や諸税金が別途加算されます。
年式だけでなく、走行距離、グレード、車両の状態などでも価格帯は変動します。
新しい年式のモデルほど装備や機能も充実しているため、価格は上がる傾向にあると言えるでしょう。
グレード構成で選ぶポイント
ホンダの「N-VAN」を中古車で予算を抑えて購入したい場合は、エントリーモデルの「G」がおすすめです。
予防安全システム「Honda SENSING」が標準装備されており、安全性や快適性は十分に確保されています。
より優れた快適性を追求したい方には、快適装備が充実している「L」がおすすめ。
装備と価格のバランスがよく、人気の高いグレードとなっています。
家族でお出かけが多い方やアウトドア・レジャーを楽しみたい方は、レジャーでの使用も想定した装備を備えている「G」「L」以外のグレードの購入もご検討ください。
ちなみに、現行モデルの2024年式「N-VAN」のグレードは、エントリーモデル「G」、装備を充実させた「L」、個性的な「+STYLE FUN」、特別仕様車「FUN STYLE+ NATURE」をラインナップしています。
N-VANのグレードの違いについて下記のコラムでもご紹介していますので、合わせてご覧ください。
ホンダ「N-VAN」のグレードの違いを解説!どれを選ぶべき?
※リンク先のコラムは作成時点の情報に基づいています。
維持費で選ぶポイント
車の維持費は主に、「燃費」「税金」「保険料」「車検費用」のことを指します。
N-VANの中古車を維持費で選ぶ場合の指標の一つとして、燃費性能を取り上げてみましょう。
例として、現行モデルの2024年式「N-VAN」のWTLCモードにおける燃費性能をご紹介します。
【FF/CVT車の場合】
- 市街地モード:17.9km/L
- 郊外モード:20.5km/L
- 高速道路モード:19.0km/L
- WLTCモード:19.2km/L
【FF/ターボ車の場合】
- 市街地モード:16.5km/L
- 郊外モード:20.3km/L
- 高速道路モード:19.0km/L
- WLTCモード:18.8km/L
※燃料消費率は定められた試験条件での値です。
※燃料消費率は使用環境(気象、渋滞など)、運転方法(急発進、エアコン使用など)によっても異なります。
ターボ車は、力強い走りを楽しめる一方で、燃費性能はCVT車と比較すると少し低下する傾向にあります。
そのため、燃費性能の視点で見る場合はCVT車を選択するのが良いでしょう。
なお、どちらもアイドリングストップシステムを搭載し、信号待ちなどの停車時にエンジンを自動でストップすることで、燃料消費と排出ガスを抑えてくれます。
また、エンジンやエアコンなどを燃費優先で自動制御するECONモードも搭載しています。
N-VANの維持費に関する情報を下記のコラムでもご紹介していますので、合わせてご覧ください。
ホンダ「N-VAN」の年間維持費はいくら?燃費や燃料費も解説!
※リンク先のコラムは作成時点の情報に基づいています。
ホンダ「N-VAN」は、使い勝手の良い実力派の軽バン!
ホンダの軽自動車「N-VAN」は、広い荷室空間と優れた走行性能を兼ね備えた軽バン。
ホンダ独自の低床設計と広い開口部により効率的な積み降ろしが可能となっており、荷室の使い勝手が良いところが最大の特徴です。
また、最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプに標準装備しているので、どの年式、グレードでも安心して運転することができます。※2025年1月時点
なお、中古車として購入する場合、年式だけでなく、走行距離、グレード、車両の状態などによっても車両の価格や維持費に差が出ます。
購入にかける予算や実際の使用シーンを想定しながら、ご自身に合ったホンダ「N-VAN」をお選びください。
札幌ホンダでは、N-VANの中古車を取り扱っております(※ただし、完売の場合もございます)。
N-VANの購入をご検討の際は、ぜひ札幌ホンダへご相談ください!