こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。
ホンダのコンパクトSUVとして人気を集めている「ヴェゼル」。
スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さで、多くのユーザーから支持されています。
そこで今回は、ホンダ「ヴェゼル」の特徴についてご紹介。
グレード・乗り心地・サイズといった基本情報から、中古車選びのポイントまで詳しくご説明します。
※2025年4月時点の情報です。
※リンク先のコラムは作成時点の情報に基づいています。
ホンダ「ヴェゼル」はこんなクルマ!
ホンダ「ヴェゼル」は、SUVの力強さとクーペの美しさ、さらにミニバンの使いやすさを兼ね備えた、コンパクトクロスオーバーSUVです。
コンパクトなサイズながら広々とした室内空間と、スタイリッシュなデザインが魅力で、2024年上半期のSUV新車販売台数では第1位を獲得するなど高い人気を誇っています。
※2024年7月時点
ヴェゼルの年式ごとの特徴をご紹介します。
初代モデル(2013年12月~2021年3月)
3代目フィットをベースに開発された初代ヴェゼルは、SUVらしい力強さとクーペのような美しいフォルムが特徴です。
ハイブリッド車には「SPORT HYBRID i-DCD」と呼ばれるハイブリッドシステムを搭載し、ガソリン車と合わせて幅広いラインナップを展開しました。
また、2013年当時ホンダとして初めて、ホンダ独自の4WDシステム「リアルタイムAWD」をハイブリッド車にも搭載。
グレード構成は、ハイブリッド車が「ハイブリッド」「ハイブリッドX」「ハイブリッドZ」「ハイブリッドX・Lパッケージ」、ガソリン車が「G」「X」「S」といったラインナップでした。
2016年と2018年にはマイナーチェンジが実施され、装備の充実や静粛性の向上などが図られました。
2代目モデル(2021年4月~)
現行モデルとなる2代目は、2021年4月のフルモデルチェンジにより登場しました。
ボディサイズは初代モデルより若干大きくなり、より洗練されたデザインと広い室内空間を実現しています。
パワートレインは、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーヴイ)」を搭載したハイブリッド車と、ガソリン車の2種類をラインナップ。
グレード構成は、e:HEVが「e:HEV X」「e:HEV Z」「e:HEV PLaY」、ガソリン車が「G」となっていました。
2024年4月のマイナーチェンジでは、ハイブリッドシステムのチューニングを見直して乗り心地と操縦安定性を向上。
さらにアウトドアテイストのパッケージ「HuNT(ハント)」が新たに登場しました。
ヴェゼルの年式やグレードのより詳しい情報は、下記のコラムでご覧いただけます。
ぜひ参考にしてみてください。
ホンダ「ヴェゼル」のグレードの違いを解説!どれを選ぶべき?
ホンダ「ヴェゼル」の乗り心地は?
ホンダ「ヴェゼル」は、快適な室内空間と優れた乗り心地が特徴のコンパクトSUVです。
乗り心地のポイントをいくつかご紹介します。
快適な室内空間
ヴェゼルは、コンパクトなボディサイズながら広々とした室内空間を備えています。
2代目モデルでは後席の足元空間が拡大され、大人4人がゆったりと乗車できる余裕があります。
また、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用することで、後席の足元にゆとりをもたせ、どの席からも開放的な視界を確保しています。
上質なインテリア
インテリアは質感の高い素材を使用し、スタイリッシュかつ機能的にデザインされています。
2024年のマイナーチェンジで追加されたHuNTパッケージでは、より上質なインテリア仕様となりました。
操縦安定性と静粛性
2代目モデルはボディ剛性が向上し、振動や騒音を抑える設計となっています。
2024年のマイナーチェンジでは、ハイブリッドシステムのチューニングが見直され、より滑らかな加速感と優れた乗り心地を実現しました。
また、制振材を最適配置することで、走行時の静粛性も向上しています。
快適性を高める装備
ヴェゼルには、快適なドライブをサポートする装備が充実しています。
上位グレードには「プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコン」や「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」といった装備が用意され、室内環境を快適に保ちます。
また、「Honda SENSING」を全グレードに標準装備し、安全性と快適性を両立させています。
ヴェゼルの乗り心地についてより詳しい情報を知りたい場合は、下記のコラムもご参照ください。
ホンダ「ヴェゼル」の乗り心地が快適!おすすめポイントもご紹介
ホンダ「ヴェゼル」のサイズもチェック!車中泊は可能?
ヴェゼルは、コンパクトなボディサイズながら広々とした室内空間を実現しており、さまざまな用途に対応できる使い勝手の良さが魅力です。
現行モデルの「ヴェゼル」のボディサイズ・室内空間のサイズをそれぞれご紹介します。 ※2025年4月時点
ボディおよび室内空間のサイズ
ヴェゼルのボディおよび室内空間のサイズは次の通りです。
- ボディサイズ:全長4,340mm/全幅1,790mm/全高1,580~1,590mm
- 室内寸法:長さ2,020mm/幅1,445mm/高さ1,225mm
ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、限りなくフラットな床面を確保し、フロント・リア共に足元に余裕のある空間となっています。
荷室スペース ヴェゼルの荷室スペースのサイズは、次の通りです。
- 荷室高:約860mm
- 荷室長:約750mm
- 荷室幅:約1,000〜1,320mm(ホイールハウス間が約1,000mm)
荷室はスクエア形状で、四角い形の荷物を積むときに無駄なスペースを生むことなく、荷室全体を有効に利用できます。
また、後席シートはダイブダウン機構が採用されており、後席を格納することで荷室長を約1,530mmまで拡張することが可能です。
さらに、助手席を前方にスライドさせることで、荷室長を約1,840mmまで拡張できます。
ホンダ「ヴェゼル」は車中泊が可能?
ヴェゼルは、後席を倒してフラットにすることで、大人が横になれるスペースを確保できます。
センタータンクレイアウトにより、格納後のスペースもほぼフラットになるため、エアマットや専用マットレスを敷くことで快適な車中泊を楽しむことができます。
また、十分な奥行きがあるため、キャンプ用品やアウトドアグッズもたっぷり積み込めます。
週末のキャンプや旅行にもぴったりの一台です。
ヴェゼルのサイズや車中泊に関する詳しい情報を知りたい場合は、下記のコラムもご参照ください。
ホンダ「ヴェゼル」のサイズは?ボディ・室内・荷室など詳しく解説
ホンダ「ヴェゼル」を中古車で選ぶなら!
ホンダの「ヴェゼル」を中古車で選ぶ際は、以下のポイントに注目し、予算や使用目的に応じて選びましょう。
価格帯で選ぶ ホンダ「ヴェゼル」の中古車価格帯は、年式や状態によって異なります。
現在中古車市場で展開されている「ヴェゼル」は、以下の価格帯で販売されています。
- 初代モデル(2013年12月~2021年3月):60万円台~320万円台
- 2代目モデル(2021年4月~):130万円台〜390万円以上
※2025年4月時点での本体の相場価格であり、初期費用や諸税金が別途加算されます。
中古車の価格は、年式、走行距離、グレード、車両の状態などで変動します。
また、新しい年式のモデルほど装備や機能が充実しているため、価格は上がる傾向にあります。
ヴェゼルの中古車選びについて、下記のコラムでもご紹介しています。
ぜひご参照ください。
ホンダ「ヴェゼル」の中古車でおすすめは?選び方のポイントや相場も
ホンダの「ヴェゼル」を中古車で選ぶ際にチェックしたいポイントを見ていきましょう。
装備重視・グレード構成で選ぶ
装備や快適性を重視するなら、グレード選びが重要です。
初代モデルでは、ハイブリッド車の「ハイブリッドZ」や「ハイブリッドX・Lパッケージ」が装備充実型のグレードでおすすめです。
2代目モデルでは、「e:HEV Z」が装備のバランスが良く、特に2024年4月のマイナーチェンジ後のモデルは乗り心地と静粛性が向上しています。
予算を抑えつつ装備も重視したい場合は、マイナーチェンジ前の「e:HEV X」や、マイナーチェンジ後に追加された「e:HEV X HuNTパッケージ」もぜひご検討ください。
ファミリーカーとして選ぶ
ヴェゼルは広々とした室内空間と使い勝手の良い荷室を持ち、ファミリーカーとしても適しています。
特に2代目モデルは後席の足元空間が広くなり、大人4人が快適に乗車できるようになりました。
また、荷室も大容量で、買い物や旅行の荷物も余裕を持って積載可能です。
ISOFIX対応のチャイルドシートの設置もスムーズなので、お子様のいるご家庭にもおすすめです。
下記のコラムもあわせてご覧ください。
ホンダ「ヴェゼル」はファミリーや子育て世帯におすすめ!その理由も
走行性能で選ぶ
走行性能を重視するなら、ハイブリッド車がおすすめです。
初代モデルの「SPORT HYBRID i-DCD」も優れたシステムですが、2代目の「e:HEV」はさらに洗練され、2024年のマイナーチェンジでより滑らかな加速フィールを実現しています。
また、駆動方式にはFF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)があり、「リアルタイムAWD」を全タイプに設定しています。
FFは、燃費が良く、コストを抑えたい人におすすめです。
4WDは、雪道や悪路での走行安定性が向上するため、積雪地域での使用に適しています。
下記のコラムもあわせてご覧ください。
維持費で選ぶ
車の維持費としては、主に「燃費」「税金」「保険料」「車検費用」が挙げられます。
維持費を重視する場合は、燃費性能に注目しましょう。
ホンダ「ヴェゼル」の2代目モデルでは、e:HEVのFFモデルがWLTCモードで約26.0km/Lという優れた燃費性能を誇ります。
一方、4WDモデルは雪道などの安定性を優先しているため、FFモデルと燃費が異なり、e:HEV X(4WD)のWLTCモード燃費は21.5km/Lです。
実際の燃費は使用環境や運転方法などにより変動しますが、ハイブリッド車はガソリン車と比べて燃料費を抑えることができるでしょう。
また、車検費用や点検整備費などの維持費は、比較的リーズナブルです。
街乗りを中心とした使用ならFFモデルの「e:HEV X」や「e:HEV Z」、雪道や悪路での使用が多い場合は4WDモデルを選ぶと良いでしょう。
ヴェゼルの維持費や燃費については、下記のコラムでもご紹介しています。
ぜひご参照ください。
※リンク先のコラムは作成時点の情報に基づいています。
ホンダ「ヴェゼル」は幅広いニーズに応える万能コンパクトSUV
ホンダのヴェゼルは、SUVの力強さ、クーペのスタイリッシュさ、ミニバンの使い勝手の良さを兼ね備えた、多彩な魅力を持つ一台です。
コンパクトなボディサイズでありながら、広い室内空間と多彩なシートアレンジ、優れた燃費性能を実現。
最新の安全技術も搭載されており、ファミリーはもちろん、アクティブなライフスタイルを送る方まで、幅広いニーズに応えてくれます。
ヴェゼルを選ぶ際は、用途や予算に合わせてグレードを選択することをおすすめします。
札幌ホンダでは、ヴェゼルの中古車を取り扱っております(※ただし、完売の場合もございます)。
ヴェゼルの購入をご検討の際は、ぜひ札幌ホンダへご相談ください!