こんにちは!札幌ホンダ西店です。
ファミリー向けとして登場した「N-BOX」の派生車種ながら個性的なデザインが特徴の「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と、広い室内で使い勝手が良く普段乗りに最適な「N-ONE」。
どちらも軽自動車の中でも人気の高いホンダのNシリーズ。
実用性とスタイリッシュさを両立させた車種であるという共通点があるため、買い替えの際に悩んでしまう方も多いと思います。
今回は、「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」のデザインや走行性能、燃費などの基本的なスペックを参考に、その注目ポイントと魅力を比較しながら紹介していきます!
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」、まずは基本スペックを比較!
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」、まずはこの2台の外見の特徴や走行性能など、それぞれのスペックの違いを比較してみましょう。
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」外見や大きさを比較!
まずは「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」の基本として、ボディデザインやサイズからご紹介します。
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」の外見やサイズは?
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」は、2014年に「N-BOX」の基本性能をベースに誕生しました。
特徴的なのはそのカタチで、全長と全幅はベースとなる「N-BOX」と同様ですが、全高だけは「N-BOX SLASH(スラッシュ)」が0.120m低く、まるでクーペを思わせるような個性的なデザインとなっています。
よって外観も「N-BOX」の屋根部分をバッサリとカットしたチョップドルーフの個性的なフォルム。
さらに、2018年のマイナーチェンジではインテリアカラーとボディカラーの追加もあり、まさに個性と遊び心、スタイリッシュなデザインを重視したクルマと言えるでしょう。
【N-BOX SLASH(スラッシュ)のボディサイズ】
全長×全幅×全高(mm) 3,395×1,475×FF:1,670、4WD:1,685
車両重量(kg) 920~1,000
ホイールベース 2,520mm
「N-ONE」の外見やサイズは?
1967年に発売されたホンダ初の軽自動車「ホンダN360」のデザインをルーツとした「N-ONE」は、Nシリーズ第3弾として2012年11月に初登場。
スタンダード、セレクト、プレミアムといったラインナップのほか、2017年のマイナーモデルチェンジではスポーティーモデルの「RS」が追加されています。
大きさは「N-BOX」と比べて全高が低くなったハッチバック風スタイル。
“どこか懐かしさを感じる外観” で、丸い目が印象的なフロントビューが特徴的です。
室内のインテリアも、タイプごとに全体の色調やトーン、素材や質感までをこだわりぬいた個性あふれる心地いい空間となっています。
【N-ONEのボディサイズ】
全長×全幅×全高(mm) 3,395×1,475×FF:1,610、4WD:1,630
車両重量(kg) 830~920
ホイールベース(m) 2,520
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」の走行性能や燃費の違いを比較!
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」のエンジン性能と燃費は以下の数値です。
N-BOX SLASH(スラッシュ)
■最高出力
NA車:43kW(58PS)/7,300rpm
ターボ車:47kW (64PS)/6,000rpm
■最大トルク
NA車:65N・m (6.6kgf・m)/4,700rpm
ターボ車:104N・m (10.6kgf・m)/2,600rpm
■JC08モード燃費
NA車:FF:25.8km/L、4WD:24.8km/L
ターボ車:24.0km/L、4WD:21.8km/L
N-ONE
■最高出力
NA車:43kW(58PS)/7,300rpm
ターボ車:47kW (64PS)/6,000rpm
■最大トルク
NA車:65N・m (6.6kgf・m)/4,700rpm
ターボ車:104N・m (10.6kgf・m)/2,600rpm
■JC08モード燃費
NA車:FF:28.4km/L 4WD:25.8km/L
ターボ車:FF:23.8km/L 4WD:23.0km/L
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」、共に力強い走りと伸びやかな加速が魅力。
低燃費がバランス良く融合した高性能DOHCエンジンを搭載しているので、街中や坂道での加速性能や高速道路での快適さは折り紙付きです。
どちらもエンジンがターボと2種類あり、トルク特性に優れた2,600回転という低回転で最大トルクを発揮するのでさらに快適な加速を実現しています。
さらに、高効率CVTが状況に応じてエンジンの回転数を抑えるなどの制御をしてくれるので低燃費に大きく貢献。
動力性能に大きな差はなく、車高があるにも関わらずセンタータンクレイアウトがもたらす重心の低さにより、見た目よりも穏やか乗り心地となっています。
それぞれ4WD車もラインアップされているので、寒冷地や降雪地帯での雪道でも安心。
雪道走行の実力については、さらに詳しくこちらでもご紹介しています。
ホンダN-ONEは雪道でも快適?冬道での乗り心地について解説
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」の乗り心地と安全面の違いは?
良質な走りにこだわった「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」、乗り心地や安全面での比較もしてみましょう。
快適な乗り心地にこだわる「N」シリーズ
「N」シリーズがこだわっているのは、広い室内が生み出す快適な居住性です。
燃料タンクを前席下に収めることで、ゆとりある空間を確保した特許技術「センタータンクレイアウト」が、コンパクトなボディと広い居住空間を両立させています。
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」は、どちらも大人4人が余裕をもって座れる広さに加えて、長時間のドライブでも疲れにくいよう安定した姿勢を維持してくれる座席シートが魅力。
前後のシート間隔も広く、後席にも足元・ヒザまわりに余裕のある開放的な空間が広がります。
また、運転席の目線も前方を見通しやすく、共に視界の広さと安定感のある乗り心地が魅力です。
「N」シリーズの多彩な安全性能
「N-BOX SLASH(スラッシュ)」、「N-ONE」共に予防安全性能も充実しています。
旋回時の横すべり防止機能をはじめ走行安定性を向上させるVSA、走行中に急ブレーキを感知すると、ブレーキランプ&ハザードランプが自動で点灯し、後続車に注意を促すエマージェンシーストップシグナルを装備。
また、坂道発進時にペダルを踏みかえる瞬間のクルマの後退を抑制する「ヒルスタートアシスト機能」が安全性を高めています。
オプション装備には、約30km/h以下での前方車両との衝突の回避・軽減を、自動(衝突軽減)ブレーキで支援してくれるシティーブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)もあります。
まとめ
ホンダの人気車種である「N-BOX SLASH(スラッシュ)」と「N-ONE」を比較してきました。
ボディサイズはほぼ同じですが、デザイン性や全高に違いがあり、どちらも個性に特化したスタイリッシュさが売り。
走行性能や燃費性能にはほとんど違いがなく、それぞれFFと4WDで選べるのも共通点。
札幌ホンダでは「N-BOX SLASH(スラッシュ)」の中古車と「N-ONE」の中古車も取り扱っております。
今回の比較を参考にして、使い勝手やライフスタイルに合わせて検討して、最適な1台を選んでくださいね。