こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。
ホンダの人気軽自動車「N-BOX」は、特に街乗りの多い子育て世代の支持が高い一台です。
軽自動車なので、新車でも比較的購入しやすいものの、少しでも節約したいときには中古車の購入を検討したいところですよね。
2011年に初代がリリースされたN-BOXは、年式によりその特徴や個性が異なります。
今回はN-BOXの世代ごとの特徴や重視するポイントごとのおすすめ中古車、価格の相場についてご紹介します。
ホンダ「N-BOX」とは?まずは魅力をご紹介
ホンダのN-BOXは、2011年の発売当初からターゲットを20代〜40代の子育て世代に焦点をあてた車両で、その活躍の場は街乗りを中心として休日の遠出でも遜色ない走りができることを開発コンセプトとしています。
ハイトールワゴンの代名詞とも言えるN-BOXは、軽自動車とは思えない居室スペースの広さが魅力。
後部座席を格納すれば、一般的な大人用シティサイクル(27インチ)1台もラクラク積載可能です。
現行モデルの車体の全高もFF車で1.790m、4WDで1.815m、車内高約1.4mと、幼稚園〜小学校低学年ぐらいのお子様なら立って着替えも可能。
また、地上最低高も低めに設定されているので、足の不自由な方や年配の方、車椅子の乗降なども安心です。
N-BOXの良さは居室スペースだけではありません。
現行モデルでいえば、高性能 DOHCエンジンを採用し、高出力化を追求しています。
ホンダのレースシーンで培った技術を惜しみなく投入したエンジンは、出力特性と低燃費を高いレベルで達成でき、信号待ちからの発進など日常的に行う動作が快適でスムーズになります。
毎日の通勤や子供の送迎を中心に運転したいライトユーザーから、休日には郊外へ家族や友人とアグレッシブにお出かけしたいドライバーまで納得の走りができるのがN-BOXの一番の魅力といえそうですね。
街乗りにも長距離にも快適なN-BOXの魅力は、次のコラムでもご紹介しています。
ホンダ「N-BOX」は子育て世帯やファミリー向け!その理由や魅力とは
N-BOX(Nボックス)の維持費はいくら?燃費やモデルごとの違いも解説!
ホンダ「N-BOX」の中古車はどれがおすすめ?
N-BOXは2011年に初代が発表された比較的新しい軽自動車モデルで、2017年にフルモデルチェンジが行われました。
2021年現在発売されているのは、この2代目モデルです。
この間マイナーチェンジも幾度か行われており、こちらも含めると7世代の車両が流通したことになります。
基本的な構造は初代〜2代目で共通しており、特徴的な違いはそこまで大きくはありません。
初代と比較し2代目のフルモデルチェンジでは「軽量化と高剛性」が一つの売りとなっています。
特に軽量化は、2017年8月終了モデルのN-BOX(Gグレード:FF車)では車両重量が950kgだったのに対し現行モデルでは890kgと大幅軽量化を成功しています。
また、初代ではオプションだった「Honda SENSING」も2代目では標準搭載となりました。
この点をふまえると「ちょっと郊外に出る機会が増えたので堅牢なボディのほうがありがたい」「より快適に走れる車を希望する」という方には、2代目の車両から選ぶのがおすすめです。
総合すると、安全性が高められながら、より高い走行性に寄与する軽量化を兼ね備えたのが、2代目の個性といえます。
また詳しい年式の特徴はこちらのコラムでもご紹介しています。
N-BOX(Nボックス)の年式は?モデルごとのスペックや特徴を解説!
ホンダ「N-BOX」の中古車を選ぶ際のポイント
ホンダ N-BOXは軽トールワゴンの中では販売台数も多く、何度も日本の軽トールワゴン販売台数トップに君臨したことがあります。
それゆえに、中古車市場の販売実績も活発なのが特徴です。
また、街乗り走行が多いことを予感させる象徴的な動向として、年式が新しいもの、特に2世代目では1万km〜3万km走行の中古車が多く見られます。
ただ、年式が新しく走行距離が少ないからといって新車同然とは限りません。
そのほかにも確認したい重要ポイントがいくつかあるので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね!
デザイン面のポイント
基本的なボディサイズやエクステリアのシルエットについては、ほぼ開発当初から一貫性をもって製造されています。
一方、インテリアはカジュアルなデザインから、2代目へのフルモデルチェンジに合わせてシックな黒を基調としたものへと進化しました。
どちらがおすすめというわけではありませんが、好みによって希望のモデルを選んでも良いでしょう。
なお、限定のボディカラーなど選択肢も初代の方が豊富です。
機能面のポイント
N-BOXは発売当初から「センタータンクレイアウト」を採用しており、従来後部座席側あった燃料タンクをフロントシート下に格納しているのが特徴です。
これにより、後部座席の低床化が実現しました。
室内高は140㎝というのは初代/2代目で変わりませんが、最低地上高が5㎜ほど2代目モデルのほうが低くなり、より開口部の乗降が楽になりました。
また、グレードにもよりますが、スライドドアの開閉も2代目ならラクラク!というメリットもあります。
走行性能・燃費・安全性能のポイント
N-BOXは基本的に発売当初からDOHCエンジンを採用しています。
SOHCエンジンよりスムーズな走破感・加速感を味わえます。
燃費性能は元々20㎞/L以上の高い燃費性能を誇ります。
例えば2015年式のモデルではN-BOX G のFF仕様車で燃料使用率25.6km/Lだったのですが、2代目では27.0km/Lとさらに低燃費カーとしての地位も見て取れるようになりました。
とはいえ、初代モデルでも十分な燃費性能を実感できますので、他の機能の好みで選んでも損はしないでしょう。
安全性能については2代目モデルには「Honda SENSING」にも対応しています。
もちろん初代にも搭載している安全性能「あんしんパッケージ(シティブレーキアクティブブレーキなど)」があれば、重大事故を回避できる可能性が高まります。
そのほか中古車の選び方で迷ったら、こちらのコラムもご参考ください。
ホンダ「N-BOX」の中古車価格の相場は?
N-BOXは新車販売価格からすると、比較的高条件で取引されている傾向にあります。
これは走行距離が少なく、状態の良い中古車が市場に多く出まわっていることを意味しています。
とはいえ、走行距離が少なくてもきちんメンテナンスされていない車両もあり、こういった車は少々値段が下がりやすいようです。
ホンダ「N-BOX」の中古車市場価格の動向
ホンダ「N-BOX」のベースとなる価格帯は、平均価格48~240万円程度となっています。
年式別の価格帯の目安は次の通りです。
- 2011〜2012年式:5万円台~105万円程度
- 2013年式:25万円台~105万円程度
- 2014年式:25万円台~125万円程度
- 2015年式:25万円台~125万円程度
- 2016年式:45万円台~145万円程度
- 2017年式:45万円台~165万円程度
- 2018年式:65万円台〜185万円程度
- 2019年式:105万円台〜185万円程度
- 2020年式:105万円台〜185万円程度
- 2021年式:105万円台〜205万以上あり
※2011年式は11月からの発売のため、2012年式と価格相場をまとめています。
※2021年10月24日時点、本体価格の相場です。この他に初期費用や税金がかかります。
※上記相場はFF・4WDなどの詳細条件を区別しない平均価格となり、査定額にはオプション機能やエアロなどのカスタマイズ内容が影響することもあります。
N-BOXの中古車はどの年式もおすすめ!お気に入りの一台を探してみて
N-BOXは初回発売から考えるとまだ10年となる車両で、年式の浅い車も多く、市場価格も48万円程度からとかなり買い求めやすい価格帯設定となっています。
軽自動車らしく低燃費かつ普段使いしやすい居室スペースの広さが魅力の一つ。
単にシンプルなだけでなく大人のモダンなインテリアも個性が光ります。
札幌ホンダではN-BOXの中古車も扱っていますので、ぜひご確認ください。
(完売している場合もございます)