こんにちは!札幌ホンダ 西店です。
ホンダが生産・販売する軽トールワゴン「N-ONE」は、コンパクトで使い勝手が良いクルマとして人気の1台です。
サイズの割に室内空間が広く、ゆったり過ごせるというところも人気の秘訣。
Nシリーズの他の車両と比べるとややコンパクトなため、アウトドアには向いていないという声も聞かれますが、N-ONEでも工夫次第でキャンプや車中泊を楽しむことは可能!
今回は、N-ONEでキャンプや車中泊をする方法や楽しむためのコツについてご紹介します。
ホンダのN-ONEでキャンプに行くなら?荷物の積み方を紹介
N-ONEでキャンプを存分に楽しむためには、荷室の収納力を最大限に活用することが大事です。
N-ONEの荷室のサイズは、幅 約880mm(ホイールハウス間)/奥行き 約500mm(後席使用時)〜1,240mm(後席収納時)/高さ 約880mm。
これだけだと少し物足りなく感じるかもしれませんが、ご安心を。
N-ONEには、床下にも収納スペースが用意されているのです。
そのサイズは、幅 約720mm/奥行き 約450mm/深さ 約220mm。
小さめの荷物を収納するのに十分活用できます。
この荷室を有効活用すれば、キャンプに必要な道具をしっかり積み込むことが可能です。
荷室を上手に使う荷物の積み方のコツも見ていきましょう。
床下に小さい荷物を収納する
床下のスペースには、小さい荷物を積んでいきましょう。
コンパクトな寝袋やタオルケットなど、後から取り出しても大丈夫なものを収納するのがおすすめ。
こうすることで、無駄な荷下ろしが省略できて、スムーズに作業を進めることができます。
N-ONEには、床下の空間にぴったりとはまる純正アクセサリー「ウォッシャブルラゲッジボックス」も用意されています。
車内を汚さず濡れた荷物を収納でき、掃除も簡単なので、キャンプで釣りなどの濡れがちなアクティビティを楽しむ方は、購入を検討してみても良いかもしれませんね!
荷室には大きな荷物から積む
後席を両方とも立てたままだと、テントやポールなど長さのある荷物を積みにくくなります。
荷室に荷物を積む前に、後席の片方を倒してスペースを広げ、長さのある荷物を積みましょう。
長さのある荷物を積み終えたら、空いたスペースに残りの荷物を積み込みます。
このとき、平面を確保しながら荷物を積んでいくのが大事なポイント。
はじめにテーブル、その上にボックス類という具合に積んでいくとよいでしょう。
このように積んでいくことで荷物が安定し、移動中の荷崩れ防止になります。
細かい荷物は、コンテナボックスにまとめてから積むと、管理しやすくなりますよ。
すぐに使いたいものを最後に積む
キャンプ場に到着後、すぐに使いたいものは、最後の方に積むのがおすすめ。
例えばチェアを最後の方に積んでおくと、すぐに取り出せてひと休みできます。
クーラーボックスも最後に積むことで、途中で購入した食料や飲料をすぐに保存できますよ。
このように使う順番を考えて積むことも、キャンプをストレスなく快適に楽しむためのコツとなります。
こちらのコラムでは、N-ONEの特徴をさらに詳しく解説しています。
N-ONEでキャンプを楽しむための参考として、ぜひご覧ください。
ホンダ「N-ONE」の乗り心地は?特徴やポイントをご紹介
ホンダ「N-ONE」での車中泊はどう?
キャンプでの宿泊の手段として、最近は車内で寝泊まりする車中泊も人気が高まっています。
では、N-ONEでの車中泊はどうなのかと、気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで、N-ONEでの車中泊について解説します。
車中泊をする上で最も重要なのが、室内空間の広さ。
特に、就寝できるスペースの広さが重要です。
N-ONEの室内空間のサイズは、長さ2,050mm/幅1,300mm/高さ1,195mm。
車中泊にはフラットなスペースが必要となりますが、N-ONEでそれを確保できるのは後席と荷室のスペースのみとなります。
後席を前に倒すと荷室と繋がり、縦方向にスペースを確保することができ、前席を最前端にスライドすることでさらに拡張することができます。
このスペースだと、大人が縦方向に寝るにはやや狭いですが、長さのある斜め方向であれば、大人1人が寝ることはできるでしょう。
また、助手席側のヘッドレストを外し背もたれを後ろに倒せば、後席と繋げることも可能。
これなら縦方向に寝ることもできます。
ただし、前席シートの凹凸があることや寝返りしづらくなることには注意が必要です。
複数人での車中泊は難しいですが、1人での車中泊であればN-ONEでも楽しめると言えます。
ホンダ「N-ONE」での車中泊を快適に過ごすコツ
N-ONEでも車中泊は可能ですが、少し工夫を凝らすことでグッと過ごしやすくなりますよ!
せっかくアウトドアを楽しむのであれば、就寝時間も快適にしたいところですよね。
そこで、N-ONEで快適な車中泊を過ごす方法をご紹介します。
車中泊用マットレスを用意する
荷室と後席のスペースで就寝する場合、床面が樹脂製で固いため快適性が得られにくくなってしまいます。
快適な睡眠を確保するために、車中泊マットレスを用意するのがおすすめ。
前席シートも利用して就寝スペースを確保したい場合は、シートの凹凸を解消するためにクッションを用意するとよいでしょう。
凹凸のできる部分をクッションで補正し、その上からマットを敷けば快適な就寝スペースが出来上がります。
サンシェードやカーテンで窓をおおう
車中泊をする際、特に注意してほしいのが窓。
窓から車内が丸見えの状態だと、外から覗かれる恐れがあります。
これでは着替えがしづらく、安心して過ごすことができません。
また、外からの光は睡眠の妨げになってしまいます。
これらの問題を解消するために、窓を覆うサンシェードやカーテンは用意しておきましょう。
温度調節の対策を行う
車内で快適に過ごすためには、温度調節が欠かせません。
特に夏場の車内は暑くなりやすいため、快適な室温を保つ必要があります。
ただし、エアコンをかけっぱなしで寝てしまうのは控えましょう。
車内に一酸化炭素が充満するリスクがあるため、とても危険です。
また、アイドリングによる騒音で周囲に迷惑をかけてしまう心配もあります。
充電式の小型扇風機やポータブルエアコンがあれば、エンジンをかけっぱなしにしなくても涼を得ることが可能です。
快適な車中泊を過ごすために、最低限どちらかを用意しておくとよいでしょう。
なお、窓を完全に締め切ってしまうと空気が悪くなり、寝苦しさを感じてしまう恐れがあります。
換気をして快適性を保つために、窓は少しだけ開けておくのがおすすめです。
N-ONEでも工夫次第でキャンプや車中泊はできる!
ホンダの軽自動車「N-ONE」は、Nシリーズの他の車両と比べると室内空間が少しコンパクト。
そのため、キャンプや車中泊には向いていないと思われがちです。
しかし、工夫次第ではキャンプや車中泊を楽しむことは可能。
床下を含めた荷室のスペースを有効活用すれば、キャンプ道具を運ぶのにも十分活躍します。
狭めの就寝スペースでも、工夫をすれば快適な車中泊を過ごすことだってできますよ!
今回ご紹介した情報をもとに、N-ONEでキャンプや車中泊にトライしてみてはいかがでしょうか。
札幌ホンダでは、N-ONEの中古車も取り扱っております(※ただし、完売の場合もございます)。
購入をご検討の際は、ぜひ札幌ホンダへご相談ください!