こんにちは！札幌ホンダ 南インター店です。

 

「新しいベーシック」をコンセプトにハイトワゴンとして開発されたN-WGN（Nワゴン）。

Nシリーズの第4弾として、2013年から生産開始されています。

 

他のNシリーズの車である、N-BOXより小さめでN-ONEよりは大きいサイズとなっており、それらの良い所を取り入れています。

 

N-WGNは初代2013年式モデルと2代目2019年式モデルがあり、初代は日本カー・オブ・ザ・イヤー スモールモビリティ部門賞を受賞しています。

2代目モデルは見た目も変わり、デザイン性・安全性能が高いレベルへと進化しています。

 

今回はN-WGNの年式によるスペックの違いについてご説明します。

 

 

 

N-WGN（Nワゴン）初代2013年式モデルの特徴は？

N-WGN（Nワゴン）はデザイン、室内空間、走行性能、燃費などの要求を全て高いレベルで実現しています。

その理由の1つが他社モデルに負けないこと。

 

N-WGNが分類されるハイトワゴンには強力なライバル車が多く、多くの人に選んでもらうには、乗り手のニーズを取り入れた実用的な車である必要性がありました。

 

N-WGNはベーシックな「N-WGN」と、上位モデルでインパクトが強い「N-WGN Custom」に分けられ、それぞれFFと4WDが設定されています。

さらに、装備の特徴により以下のようなグレードに分類されます。

• G：標準グレード
• G・Aパッケージ：「安心パッケージ」搭載の安全性能及び快適性能を高めたグレード
• G・ターボパッケージ：アルミホイル、ターボ搭載など走りにこだわったグレード

 

初代モデルは時代の流れもあり、かっこよさに意識をおいたデザイン。

軽自動車のコンパクトな車体をシャープかつスポーティーな見た目にするため、フロントマスクへのこだわりがあります。

特にN-WGN Customではそのデザイン志向が顕著です。

 

内装は広々とゆとりのある空間。

これは、ホンダ独自の技術「センタータンクレイアウト」を採用しているため。

大人4人がくつろげる空間で、ラゲッジスペースは床下収納を利用するとベビーカーやトランクケースも楽々収納できます。

 

室内収納スペースにもこだわり、後部座席の下には傘やバトミントンラケットなど少し背のあるものを寝かして置ける収納スペース、ドリンクホルダーなども様々な位置に設定されています。

 

走行性能面では、高性能DOHCエンジンを搭載することでスムーズな走りを実現。

より力強い走りにこだわりたい人はターボエンジンがおすすめです。

特にトルク性能に優れ、2,600回転という低回転で最大トルク104[10.6]/2,600（N・m[kgf・m]/rpm）を達成しています。

 

また、N-WGN用にノッキング抑制のためナトリウム封入バルブ、燃費向上を目指したツインインジェクションシステムを採用しています。

 

気になる燃費はJC08モードで29.2km/L(G、FF)、26.0km/L(G・ターボパッケージ、FF)。

燃費が良いので、長距離運転も安心ですね。

 

それでは、基本スペックについてご紹介します。

 

【G】

• 全長×全幅×全高（mm）　3,395×1,475×FF：1,655、4WD：1,675
• 車両重量（kg）　FF：820、4WD：870
• ホイールベース（mm）　2,520
• エンジン　S07A/水冷直列3気筒横置
• 総排気量（L）　0.658
• 最高出力（kW[PS]/rpm）　43[58]/7,300
• 最大トルク（N・m[kgf・m]/rpm）　65[6.6]/4,700
• 燃料タンク容量（L）　30
• JC08モード燃費（km/L）　FF：29.2　4WD：26.0
• 最小回転半径（m）　FF：4.5　4WD：4.7

 

なお、初代モデルは2015年と2016年にマイナーチェンジしています。

2015年式では安心パッケージが全てのグレードでオプション設定になりました。

燃費が向上し（JC08モードで29.4km/L(G、FF)）、新たに以下のグレードが追加されています。

• C：ベーシックで装備を厳選したグレード。
• G・Lパッケージ：UVカットガラスやプラズマクラスターエアコンを搭載したグレード
• G・スタイリッシュパッケージ：高速道路などでの定速運転をアシストするクルーズコントロール搭載グレード

 

2016年式モデルではグリルなど一部デザインが変更となり、2代目2019年式にバトンタッチという形で生産終了となりました。

 

 

N-WGN（Nワゴン）2代目2019年式モデルの特徴は？

 

2019年にデビューした2代目N-WGN（Nワゴン）。

2代目はN-WGNとN-WGN Customそれぞれに共通で「G・Honda SENSING」、「L・Honda SENSING」、「L・ターボ Honda SENSING」のグレードが用意されました。

 

そのデザインは初代から大きく変化し、丸みを帯びたヘッドライトとや優しさを感じられるボディデザインへ。

シンプルながら、かわいらしいデザインへ変更しています。

先代とは好みが分かれるところですが、老若男女から愛されるデザインであることは間違いありません。

 

N-WGN Customではかっこよさを継承するために、四角いヘッドライトとグリルデザインでインパクトがあります。

N-WGNでは可愛すぎるという方には、N-WGN Customをおすすめします。

 

内装はより心地よく過ごせるように、こだわりのあるインテリアデザインにも注目。

N-WGNはアイボリーをベースとした2トーンカラーで温かい居心地のよい空間、N-WGN Customはブラックをベースとした品と艶やかさがある、上質な空間に仕上がっています。

 

また、ラゲッジスペースは2段になっており、荷物を上下に分けて収納できます。

時代に合わせてスマートフォンの充電用USBジャックやスマホを置くスペースも確保。

収納スペースがさらに充実しています。

 

走行性能面ではエンジンをS07B型へと変えることで、燃費の良さは維持しつつ排出ガスを抑制しています。

 

オートブレーキホールド機能により、停車中にブレーキペダルから足を話してもブレーキ状態を保持できたり、アジャイルハンドリングアシストによりカーブが多い道でも安心して走行が可能です。

 

そして、安全対策として10の先進的な機能で安全をサポートする「Honda SENSING」を搭載しています。

• 衝突軽減ブレーキ：歩行者との衝突回避を支援する
• 誤発進抑制機能：不注意による急発進を抑制する
• 渋滞追従機能付ACC：適切な車間距離を保つ
• オートハイビーム：ハイ／ロービームを自動で切り替え

 

では、標準グレードの基本スペックについてご紹介します。

 

【G Honda SENSING】

• 全長×全幅×全高（mm）　3,395×1,475×FF：1,675、4WD：1,695
• 車両重量（kg）　FF：850、4WD：910
• ホイールベース（mm）　2,520
• エンジン　S07B/水冷直列3気筒横置
• 総排気量（L）　0.658
• 最高出力（kW[PS]/rpm）　43[58]/7,300
• 最大トルク（N・m[kgf・m]/rpm）　65[6.6]/4,800
• 燃料タンク容量（L）　FF：27　4WD：25
• JC08モード燃費（km/L）　FF：29.0　4WD：25.4
• 最小回転半径（m）　FF：4.5　4WD：4.7

 

 

N-WGN（Nワゴン）はシンプルで快適な空間と走行性能が魅力！ぜひ試乗して！

ハイトワゴンとして、「センタータンクレイアウト」で大人4人がゆったりくつろげる空間、ベビーカーやトランクケースも楽々収納できるラゲッジスペースが魅力のN-WGN。

 

燃費は30km/L弱と優れており、高性能DOHCエンジンによりスムーズな走りを実現しています。

 

初代モデルと2代目モデルの違いをおさらいしてみましょう。

• 外観：（初代）かっこ良いデザイン（2代目）かわいらしいデザイン
• 内装：（初代）使い勝手が良い（2代目）ラゲッジスペースが2段となりさらに使いやすい
• 走行性能：エンジンはグレードアップしたが、最大トルク、最大出力、燃費に大きな変化はない。（2代目）オードホールドブレーキ機能など便利な機能が追加
• 安全性能：（初代）「安心パッケージ」（2代目）「Honda SENSING」

 

総合的に2代目モデルはスペックが向上していますが、中古車市場では価格面がお得な初代モデルもまだまだ人気があります。

 

札幌ホンダではN-WGNの中古車を扱っています（完売している場合もございます）。

気になる方はぜひ遊びに来て下さいね！