こんにちは!札幌ホンダ 南インター店です。
ホンダを代表するミニバンの一つ、オデッセイ。
広々とした車内空間や優れた走行性能を持ち、特にファミリー層からの人気が高いクルマです。
そんなオデッセイは、グレードごとに異なる特徴を持ちます。
購入を考える際、それぞれの特徴を知っておくとスムーズに選ぶことができるはず。
そこで、オデッセイのグレードごとの違いやおすすめポイントをご紹介します!
ホンダ「オデッセイ」のグレードごとの違いをチェック!
オデッセイのパワートレインは、2.4Lガソリンエンジンモデルと、2.0Lエンジンに2つのモーターを組み合わせたホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」の2種類。
そして、それぞれに「ABSOLUTE(アブソルート)」と「ABSOLUTE・EX(アブソルート・イーエックス)」という2つのグレードが設定されています。
ガソリン車は、FFと4WDの2つの走行形式から選択が可能。
また、FF車は乗車定員7人と8人の2種類から選択することができます(4WDは8人のみ)。
e:HEV車には、専用装備として電子制御パーキングブレーキやEVスイッチ(モーターのみでの走行へ切り替えるスイッチ)などが搭載されています。
乗車定員は、ABSOLUTE・EXでは7人乗りのみ設定。
ABSOLUTEは、7人乗りと8人乗りから選択が可能です。
カラー構成は、全車共通で以下の5種類が設定されています。
- プラチナホワイト・パール
- スーパープラチナ・メタリック
- プレミアムスパークルブラック・パール
- プレミアムヴィーナスブラック・パール
- オブシダンブルー・パール
グレードごとの特徴は次の通りです。
ABSOLUTE/e:HEV ABSOLUTE
オデッセイのベーシックグレードであるABOSOLUTEとe:HEV ABOSOLUTEには、ベーシックでありながら十分な装備が整っています。
安全面においては、ホンダ独自の予防安全システム「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」を標準搭載。
その内容は次の通りです。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS):前走車や対向車、歩行者との衝突回避をサポート
- 誤発進抑制機能:不注意による急発進防止と注意喚起をしてくれる
- 後方誤発進抑制機能:不注意による急な後退を防ぎ、注意喚起をしてくれる
- 路外逸脱抑制機能:車線を検知し、ステアリングの自動操作ではみ出しを予防
- アダプティブクルーズコントロール:適切な車間距離の維持と、運転負荷の軽減をサポート
- 歩行者事故低減ステアリング:歩行者との衝突を予防
なお、e:HEV車に搭載されるアダプティブ・クルーズ・コントロールは、渋滞追従機能が付いた最新式のものとなっています。
ヘッドライトは、オートライト機能付きのLEDヘッドライトが標準装備。
2020年11月のマイナーチェンジでは、流れるように点灯する「シーケンシャルターンシグナルランプ」が搭載され、被視認性の向上を実現。
さらに、スマートキーを持った状態でドアのセンサー部分(LEDが点灯している部分)に手をかざすだけでスライドドアを開閉できる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」が、国内で初めて搭載されました。
その他、プラズマクラスター技術搭載のフルオートエアコン及びリアのマニュアルクーラー、アレルフリー高性能脱臭フィルターなどといった快適装備も充実しています。
ABSOLUTE・EX/e:HEV ABSOLUTE・EX
上級グレードであるABOSOLUTE・EXとe:HEV ABOSOLUTE・EXでは、ベーシックグレードにはない次のような安全装備が標準搭載されています。
- ブラインドスポットインフォメーション:死角になりやすい斜め後ろからの車両の接近を検知してくれる
- 後退出庫サポート:バックでの車庫出しの際にに左右からくる車両を検知してくれる
- Hondaスマートパーキングアシストシステム:縦列駐車時などにハンドル操作をアシストしてくれる
これらの安全装備が備わっているため、こちらのグレードはサポカーS〈ワイド〉に該当します。
また、快適装備も上級グレードならではの内容になっています。
エアコンは運転席・助手席・後席それぞれが独立して温度調節可能な「トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンコンディショナー」を搭載。
運転席と助手席のシートヒーターは2段階の温度調節が可能で、助手席は4ウェイパワーシートとなっています。
さらにセンターコンソールには、電気ポットやポータブル冷蔵庫などに対応可能な100V AC電源も設置。
より快適で便利な装備が、こちらのグレードには備わっています。
年式ごとの特徴はこちらのコラムで解説していますので、ぜひご覧ください。
オデッセイの年式は?モデルごとのグレードやスペック、装備を解説!
ホンダ「オデッセイ」のグレードはどう選ぶべき?
先ほどご紹介した通り、オデッセイには2つのグレードが存在します。
そこにパワートレインのタイプを含めると、選択肢は4つ。
実際に購入を考えるとき、どのタイプにするか悩んでしまう方も多いでしょう。
そこで、グレードやタイプをどのように選べば良いか解説します。
安全性や快適性で選ぶならABOSOLUTE・EX
安全性や快適性を重視したいという人には、ABOSOLUTE・EX(e:HEV含む) がおすすめ。
もちろん、ABSOLUTEにも十分な安全性や快適性は備わっています。
購入価格をなるべく抑えたいというのであれば、ABSOLUTEでも十分満足できるでしょう。
しかし、ABOSOLUTE・EXの安全性・快適性はそれを上回るものであることも事実。
より上質な車に乗りたいというのであれば、やはりABSOLUTE・EXを選ぶのがベストだといえます。
燃費性能で選ぶならe:HEV
燃費性能を重視するのであれば、e:HEV ABOSOLUTEまたはe:HEV ABOSOLUTE・EXを選択するのがおすすめ。
オデッセイの燃費性能は、次の通りです。
- ABSOLUTE(FF):12.8km/L(WTLCモード)
- e:HEV ABSOLUTE:20.2km/L(8名乗り・WTLCモード)
ガソリン車もミニバンの中では低燃費な方ですが、やはりe:HEVの方がより優れた燃費性能を持ち合わせています。
近年のエネルギー事情やガソリン価格の高騰を踏まえると、e:HEVの方が長期的に見てもお得だと言えるでしょう。
ただし、ガソリン車ではハイブリッド車が実現できない走りの力強さを体感できます。
走りを存分に楽しみたいという方は、ガソリン車を選ぶのがおすすめです。
ホンダ「オデッセイ」の魅力やスペックも確認!
ここでは、オデッセイ全体に共通する魅力についてご紹介します。
オデッセイの魅力となるポイントは、次の通り。
高い走行性能
オデッセイの魅力の一つは、高い走行性能を持つところにあります。
ガソリン車に搭載される2.4L DOHC i-VTECエンジンは、低速域から強いトルクを生みだしスムーズな加速を実現。
静粛性も高く、快適な走りを提供してくれます。
一方、2モーターハイブリッドシステムのe:HEVは、走行状況に応じて最適なモードへ切り替えてくれる優れもの。
スムーズで燃費効率の良い、快適なドライブを楽しむことができます。
低い重心による安定した走り
オデッセイは、走りが安定していることも魅力の一つ。
オデッセイのプラットフォームは、ホンダ独自の低床技術によりとても低い構造になっています。
その結果、他社のミニバンにはない低い重心と安定した走りを実現。
セダン並みの走り心地を提供してくれます。
広くゆとりのある車内空間
広くゆとりのある車内空間も、オデッセイの持つ大きな魅力の一つ。
こちらもホンダ独自の低床技術によるもので、燃料タンクやメカニズムを最小限にすることで実現しました。
「人のスペースは最大限に、メカニズムは最小限に」というホンダの思想が、このようなところで活かされています。
乗り降りがしやすい
オデッセイの2列目のステップ高は、地上から約300mm。
さらにスライドドア開口部の高さは1,230mm、幅は750mmとなっており、とても乗り降りがしやすい構造となっています。
小さなお子様やお年寄りに優しい構造も、オデッセイの魅力的なポイントと言えるでしょう。
高い安全性能
オデッセイには、高い安全性能が備わっているという魅力もあります。
グレードによって違いはあるものの、オデッセイでは優れた予防安全性能をパッケージしたHonda SENSINGが全車標準搭載。
いつでも安心して、快適にドライブを楽しむことができます。
オデッセイの魅力は、こちらのコラムでもご紹介しています。
まだまだたくさんの魅力があるので、ぜひご覧ください。
オデッセイの維持費はいくら?燃費は?軽自動車との比較も紹介!
オデッセイはグレードの違いを比較して選ぼう!
広々とした車内や高い走行性能が魅力的なホンダのミニバン、オデッセイ。
設定された2つのグレードのうち、どれにすれば良いか迷う方も多いでしょう。
また、ガソリン車かe:HEV車かというのも重要なポイント。
選択肢が多いため判断が難しいところですが、今回ご紹介したそれぞれの特徴を知ればスムーズに決められるかと思います。
家族や仲間と快適なドライブを楽しむために、あなたにとって最適な一台が選べるといいですね。
札幌ホンダでは、オデッセイの中古車も取り扱っております(※ただし、完売の場合もございます)。
オデッセイをお求めの際は、ぜひ札幌ホンダへご相談ください。