こんにちは!札幌ホンダ 西店です。
コンパクトなサイズなのに室内空間が広く、ファミリーカーとして人気のホンダのステーションワゴン「シャトル」。
実は、シャトルはキャンプや車中泊にも向いているクルマだということをご存じでしたか?
そこで今回は、シャトルがキャンプや車中泊に向いている理由を解説!
効率的な荷物の積み方や、車中泊のコツなどについてもご紹介します。
ホンダ「シャトル」はキャンプも楽しめる!荷物の積み方のコツも紹介
シャトルでキャンプを楽しめるのには、ちゃんと理由があります。
そこで、シャトルのどのようなところがキャンプに向いているのかをご紹介!
さらに、キャンプへ行く時にとても重要になる、上手な荷物の積み方についてもご紹介します。
シャトルでキャンプを楽しめる理由
シャトルがキャンプに向いている理由は、主に2点あります。
広くて使い勝手の良い荷室
シャトルの荷室の容量は床上540L・床下30Lの計570Lで、後席を倒さなくてもたくさんの荷物を積み込むことが可能です。
また、地面から荷室の開口部までの高さは54cmと低く、重い荷物を高く持ち上げなくても積み込めるように設計されています。
さらに、床下の収納スペースは樹脂製の防水仕様になっているので、汚れ物や濡れたものの収納場所として便利。
この広くて使い勝手の良い荷室を備えているところが、シャトルでキャンプを楽しめる理由の一つです。
車内をフルフラットにできる
車中泊で車の中で一晩過ごすためには、快適に過ごせる寝床を車内に確保することが必要となります。
シャトルの荷室の後席を倒すと、奥行184cmのフラットなスペースが登場。
他の車だとシートの構造やデザインの関係で完全な平面が得られにくいですが、シャトルはほぼフラットな状態にすることが可能です。
また、前席を最大限まで前に寄せると、スペースは約203cmまで拡張。
後席の間に27cmほどの隙間ができますが、折りたたみのスツールなどで埋めれば解消可能です。
少しの工夫で、背の高い人にとってもゆとりのある就寝スペースを作り出すことができます。
上手に荷物を積み込むコツ
広々とした荷室が魅力のシャトル。
荷室を最大限に活用するためには、荷物を上手に積み込むコツを知っておきましょう。
まず、コンテナなどの箱型の荷物や平たい形の荷物を床面に積み込んでいきましょう。
このように積んでいくと平面が確保できるので、残りの荷物も積み込みやすくなります。
また、荷物の間に隙間があると、車が揺れた時に荷物が大きく動き破損する恐れがあります。
なるべく荷物を固定できるように、隙間には小物を入れると良いでしょう。
衣類やブランケットなどだとクッション性があるので、荷物を保護する効果も高まり
おすすめです。
キャンプ地に到着後、すぐにテントの設営に取り掛かるならテントを手前に積むなど、すぐ使いたいものは手前に積んでおくのも基本です。
シャトルの魅力や特徴については、こちらのコラムも合わせてご覧ください。
ホンダ「シャトル」の乗り心地についてご紹介!魅力や走行性能も
ホンダ「シャトル」の室内の広さも確認!車中泊を快適にするコツ
車中泊をする時は、やはり室内の広さも重要です。
そこで、シャトル室内の広さや快適性について解説します。
また、車中泊を快適に過ごすためのコツもあわせてご紹介します。
室内の広さ
シャトルの室内の寸法は、長さ1,925cm/幅1,450cm/高さ1,290cm。
2列目を倒してフルフラットにした際の床面から天井までの高さは約84cmで、寝た状態から起き上がるのには十分です。
ホンダ独自の低床技術「センタータンクレイアウト」によって、十分な高さのある室内空間を実現しました。
シャトルで車中泊をする場合は、先ほど紹介したフルフラットモードが最適。
シートの裏にあるレバーを操作するだけで、奥行き約184cm〜203cmの就寝スペースを手軽に確保することができます。
ちなみに、後輪のホイールスペースを差し引くと幅は約96cm。
大人2人が寝る分には十分な広さです。
車中泊を快適にするコツ
車中泊をより快適にするためには、事前にいくつか準備しておくことが大切です。
マットを用意する
室内をフラットにできても、シャトルの床面は樹脂製なので硬さを感じやすいです。
柔らかいカーペット生地で覆われているとはいえ、そのままの状態では寝床として快適とは言えません。
また、フルフラットといってもわずかな段差はあり、前側はほんの少し高くなっています。
そのため、人によっては違和感を感じてしまう可能性もあるのです。
このような問題をクリアして寝心地を快適にするためには、厚みやクッション性のあるマットを用意するのがおすすめ。
最近はアウトドアの人気が高まってきたこともあり、車中泊用のマットも店舗でよく見かけるようになりました。
種類が豊富なので、シャトルの車内スペースにあったものを選ぶとよいでしょう。
遮光カーテンや遮光ボードを装着する
車中泊の翌日も元気に行動するために、睡眠はしっかり確保しておきたいところ。
しかし、窓に何も装着していない状態だと、街灯や他の車のヘッドライトなど外からの光が入り、睡眠を妨げてしまう可能性があります。
しっかりと睡眠を確保するために、窓に遮光カーテンや遮光ボードを装着することがおすすめ。
シャトル専用の製品であれば、窓のサイズにぴったり合わせられるのでよりおすすめです。
シャトルでのキャンプ、車中泊の注意点・あると便利なグッズは?
キャンプや車中泊にも適したシャトルですが、注意すべきポイントもあります。
快適な時間を過ごすために、次に紹介する注意点をしっかり押さえておきましょう。
また、車中泊をより快適にしてくれる便利グッズもご紹介しますので、あわせてご覧ください。
キャンプや車中泊をするときの注意点
はじめに、シャトルでキャンプや車中泊をする際の注意点について見ていきましょう。
エアコンはつけっぱなしにしない
車内の室温調整として、エアコンはかかせないもの。
しかし、就寝時にエアコンをつけたままにしていると、燃料を多く消費してしまい燃料切れになってしまう可能性があります。
また、窓を閉めてエンジンをつけっぱなしの状態にすると、車内に排気ガスを充満させてしまうため、非常に危険です。
安全に過ごすために、エアコン以外の室温調整の手段を検討しておく必要があります。
防犯対策を怠らない
車中泊をする時は、防犯対策をしっかり行うことも重要です。
その中でも特に気を付けておきたいのが、窓。
就寝時に外から車内が見えてしまう状態は、盗難などの犯罪に巻き込まれる恐れがありとても危険です。
また、車内で安心して着替えをすることもできません。
窓の防犯対策として、先ほど紹介したような遮光カーテンや遮光ボードの他、窓ガラスにタオルを挟むなどの方法で、外からの目隠し対策を行いましょう。
また、車内にいる時はドアロックをかけないこともあると思いますが、車中泊の時は特に要注意。
「寝ている間に泥棒に入られた」といったことがないように、しっかりと鍵をかけるようにしましょう。
キャンプで、荷物を車内に残したまま車を離れる場合、外から荷物を見えないようにするなどの工夫も大切。
シャトルにはオプションでトノカバーが用意されており、純正品ならピッタリと空間にはまり、荷室のプライバシーを守ることができます。
折りたたみ可能ですので、普段のお買い物時などにももちろん活用できます。
車中泊は周囲の迷惑にならない場所を選ぶ
シャトルに限ったことではありませんが、車中泊の際は駐車する場所選びにも注意が必要。
サービスエリアや道の駅の駐車場などの公共の場所は、他のドライバーの迷惑となる恐れがあるので控えましょう。
キャンプや車中泊を快適にしてくれる便利グッズ
キャンプや車中泊では、温度調整や電源を確保できるものがあるとより快適に過ごせますよ!
充電式ファン
アウトドアにおける温度調整の手段として、充電式ファンは持っておいたほうがいいアイテムの一つ。
充電式ファンはバッテリー内蔵式の扇風機で、コードレスなのでアウトドアで使用するのにとても便利。
最小の風量であれば15時間以上連続使用できるものも多く、事前に充電しておけば一晩快適に過ごすことも可能です。
車のバッテリー上がりの心配がないので、一日を安心して過ごすことができます。
ポータブル電源
アウトドアを楽しく過ごすために、家電製品も一緒に持って行きたいという人は多いはず。
そんな時、電源の確保が重要となります。
しかし、シャトルには電源を確保するためのコンセントが搭載されていません。
シャトルには、全タイプにアクセサリーソケットが標準搭載されており、電気を確保することはできますが、得られる電力は十分とは言い難いところ。
さらに、車のバッテリーが上がるリスクも高まってしまいます。
そんな時、ポータブル電源があると非常に重宝します。
蓄電できる容量は製品によってさまざまですが、色々な家電製品を使えるのでより充実したキャンプを過ごせるでしょう。
また、普段から充電しておけば災害時の非常電源としても活用できるので、ぜひ持っておきたいアイテムの一つです。
照明器具
夜間の光源を確保することも、キャンプや車中泊では大切です。
車のルームランプだけだとバッテリーが心配なので、ランタンなどの照明器具を用意しておくとよいでしょう。
ランタン一つでも、締め切った車内を明るく照らすのには十分。
バッテリーの心配をすることなく、安心して過ごすことができます。
ホンダ「シャトル」で、キャンプや車中泊を楽しんで!
コンパクトながらも室内が広く、ファミリーカーとしても人気の高いホンダ・シャトル。
荷室の容量が大きく積み込みやすい形状のため、さまざまなキャンプ用品を運ぶのにとても便利。
さらに、後席のシートを倒せば広々とした就寝スペースを確保できるので、キャンプや車中泊にもぴったりな一台です。
アウトドアが好き、または興味があるという方は、シャトルの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
札幌ホンダでは、シャトルの中古車も取り扱っております(※ただし、完売の場合もございます)。
シャトルをお求めの際は、ぜひ札幌ホンダへご相談ください。