こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。
数あるホンダ車の中でも、特にファミリー層から人気の高い「ステップワゴン」。
使い勝手の良いデザインや燃費の良さも人気の理由の一つとなっています。
では、実際のところ乗り心地や走行性などはどのような評価となっているのでしょうか。
今回は基本的な特徴から乗り心地が良い理由、具体的な性能をヒントに、その実力を確認してみましょう。
ホンダ「ステップワゴン」とは?特徴をご紹介
ホンダ「ステップワゴン」は、1996年に発売開始され、2020年末にはシリーズ累計約165万台となる人気車です。
ステップワゴンは発売当初から「家族に愛されるクルマ」であることを常に念頭において進化を続けてきた一台です。
低床で小さいお子様やご年配の方も乗り降りしやすく、街乗りにも遠出にも向いている形状が特徴ですが、なんといってもステップワゴンの大きな魅力の一つは「わくわくゲート」でしょう。
ミニバンのリアドアの多くが跳ね上げ式もしくは片側オープンであるのに対し、跳ね上げ式+左右開きのドアを組み合わせることで、狭い駐車スペースに停車しても荷物の積み下ろしや乗員の乗降が楽に行なえます。
なお、2020年1月のリニューアルでこのわくわくゲートをあえて搭載しないグレードも追加されています。
リアドアの使用頻度が高くなく「ステップワゴンの走行感が好み」といったユーザーも購入しやすいグレードで、選択肢の幅が広がりました。
年式による違いはこちらのコラムも参考にしてくださいね。
ステップワゴンの年式ごとのモデルをご紹介!グレードやスペック、装備で比較
ホンダ「ステップワゴン」は乗り心地が快適!その理由は?
ホンダのステップワゴンの乗り心地はどうなのでしょうか?
一言でいうと「想像以上に快適」です。
具体的には次のような特徴があります。
広めの撥水シートと充実の収納ポケット
家族の乗車を意識したステップワゴンはシートサイズも比較的ゆったりしたサイズ感。
複数人が同乗しつつ荷物を積載しても、シートが窮屈になりにくいのが特徴です。
さらに、お子様がうっかりジュースをこぼしてもさっと拭き取れる、シミになりにくい撥水シートを採用しているので安心です。
また、運転席・助手席と2列目シートの間には収納ポケットも多く、スマホやティッシュなどが散らばらず整頓できるのもありがたいところです。
充実の積載量&出し入れラクラク
ステップワゴンはミニバンタイプであるため、具体的な最大積載量の公表はありません。
しかし、3列目シートをフラットに格納することができ、このスペースにはゴルフバック4つを載せてもまだゆとりがあります。
また、3列目シートの格納も簡単操作でラクラク!
重いシートをガチッと締めるといった作業がなく、女性の力でも軽々と収納・設置できます。
最低地上高15cm〜15.5cm(グレードによる)と低床なので、荷物の積み下ろしや乗員の乗り降りもしやすいです。
住宅の階段が法令で23cm以下となっていることを考えると、住宅の階段1段よりも登りやすい高さであることが伺えますよね。
もちろん、わくわくゲート搭載車種ではリアドアからの乗り降りも楽チン。
自転車などもゆとりのある積載ができます。
ステップワゴンの走り心地は?走行性能や装備をご紹介!
乗り心地・使い勝手の良いステップワゴンですが、走りの実力はあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
もちろんその点もご安心ください。
走りの実力を保ちながら安全性にも配慮された仕様となっています。
パワフルかつ静寂性の高いエンジン
ステップワゴンのエンジンは次の2つの仕様を採用しています。
- ガソリン車::1.5 L アトキンソンサイクル DOHC i-VTECエンジン
- e:HEV仕様車:2.0 L アトキンソンサイクル DOHC i-VTECエンジン+2モーター〈走行用/発電用〉
いずれも高いターボ力があり、発進時の力強さには定評のあるエンジンです。
初期段階で強い動力をクルマに伝え、走行途中のエンジンを低回数化することができるため、走行時のエンジン音は静寂性が高いのもポイント。
運転席と3列目の会話の途切れを感じにくいため、ドライブがより楽しめます。
低重心と小回りの良さ
低床であるステップワゴンは、車内の高さを維持しながら安定走行が可能な低重心をキープしやすい構造。
特に濡れた路面や雪道などでの走行時にも、ブレにくいという特徴を持ち合わせています。
全長最大4,760mmの大きめボディでありながらも「最小回転半径5.4m」と、駐車場や狭いところでの転回にも安心の小回りの良さが魅力です。
高い燃費性能
最大乗員数7人の車両である「ステップワゴン」は燃費性能が高いのも魅力です。
たとえば「G・Honda SENSING〈FF〉」JC08モード燃費で15.8km/L、市街地モード(WLTC-L) なら 10.3km/Lです。
ハイブリッド車の「e:HEV SPADA G・EX Honda SENSING〈FF〉」なら、さらに低燃費。
JC08モード燃費で25.0km/L、市街地モード(WLTC-L) 18.8km/Lとそのボディの大きさを感じさせない数値になっています。
細かな維持費の魅力については、こちらのコラムも参考にしてくださいね。
ステップワゴンの維持費はいくら?燃費やモデルごとの違いも解説!
安心の予防・衝突安全性能
ステップワゴンは現行のホンダ車に標準装備となっている「Honda SENSING(ホンダ センシング)」にももちろん対応しています。
単眼カメラによる予防安全性能は高精度で、衝突などの回避率アップはもちろんのこと、ふらつきや、信号待ち時には先行車両の発進を感知し、スムーズな発進を実現します。
もちろん、万が一の事故の際にも重大事故に繋がりにくいよう、より堅牢な骨格づくりを実現。
衝撃軽減のサイドカーテンエアバッグシステムも搭載しています。
これらの性能を総合すると、ステップワゴンは街乗りはもちろんのこと、長距離だって安心の設計になっています。
詳しくはこちらのコラムも参考にしてくださいね。
ステップワゴンは快適な乗り心地!家族でのドライブも楽しもう
ステップワゴンは「家族向け」というコンセプトを掲げていますが、単に大きくてたくさん載せられるというだけではなく、ユーザーの生活に密着したつくりが魅力。
以下のような魅力が満載です。
- 低床で乗り降りしやすい
- わくわくゲート搭載車は荷物の積み下ろしや乗員の乗降がさらに楽
- 低燃費で小回りも効く
- 大きめボディを感じさせないターボ力がある
- 最新モデルはHonda SENSINGを標準装備、サイドエアバックもあり安心
乗り心地・使い勝手の良いステップワゴンですが、走りの実力もばっちりです。
札幌ホンダではステップワゴンの中古車(完売している場合もございます)も取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!