こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。
初めての中古車購入、安価で好みの車を手に入れたいものの、中古は少し不安という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
中古車の購入では、押さえておきたい注意点やお店選びのコツがあります!
気をつけたいポイントを把握して、後悔のない中古車選びをしましょう。
初心者に知ってほしい中古車購入時の注意点を伝授!
初心者の中古車選びでは、「これだけは見るべき」というポイントを押さえておくと失敗が少ないです。
安全性を確保するために避けたい条件
中古車を選ぶときに一番気になるのは安全性ではないでしょうか?
安全性のために避けたい中古車の条件は以下の2つです。
・修復(事故)歴あり
・塩害車、雪害車、水没車
修復歴があると、車に歪みが生じて真っすぐに走れなかったり、耐久性が無く最悪の場合は事故などの際に衝撃に耐えられなかったりします。
ただし、修復歴があってもきちんと修理された車であれば問題無いことも多いです。
また、修復の規模が小さくても修復歴として残す必要があり、軽微な修理内容であれば走行に影響することはありません。
修復歴のある車両を検討するときは、修復歴の内容と動作確認を必ずしましょう。
中古車の修復歴の見分け方や対処法に関しては「中古車の修復歴、参考の仕方を知ってお得なチャンスに変えよう!」で詳しくご紹介しています。
塩害車や雪害車は、潮風や融雪剤などで金属が錆びてしまい、ネジなどの落下、ひいては自動車の強度不足にもつながります。
【ポイント1】エンジンルームを確認!錆が無いかチェックしましょう。
ボディの錆は塗装で隠れますので、外見だけでは判断できません。
水没車はエンジンをだめにしてまいますし、電気系統にも支障をきたし火災の原因となります。
また、車の異臭の原因ともなるため、購入は避けた方が無難です。
【ポイント2】シートベルトを最大まで引き出し、シミがないか確認。
カーエアコンから雑巾や下水のような臭いがしないかチェックしましょう。
程度の良い中古車を選ぶために見たいポイント
まずは避けたい条件を押さえたら、次はできるだけ良い中古車を選ぶためのポイント3つを確認しましょう。
①走行距離
通常の運転だと、1年に1万kmほどになります。
10万kmを超えると劣化が起こり始めると考えられています。
ただ、10万kmを超えても現役の車は多いです。
そのために、こまめなメンテナンスや部品交換が必要になるかもしれないということを頭に置いておく必要はありそうです。
逆に、走行距離が短すぎる場合も注意が必要です。
こまめにエンジンをかけないと劣化しやすいので、思わぬ修理代がかかってくるかもしれません。
②年式
古くても問題無く走る車はたくさんありますが、初年度登録から13年経つと自動車税・自動車重量税が減税の対象外となり、実質支払額が増えます。
また、年式の古い車は環境性能が良くない場合もあり、今後の維持費と購入価格のバランスを考えて選びたいところです。
③メンテナンス歴
①の走行距離も②の年式も、メンテナンスがきちんとされていればカバーできます。
メンテナンス記録があれば一番良いですが、難しい場合は車体に傷が無いか、車内はきれいにされているかなどをチェックするのがいいでしょう。
丁寧に扱われていたのがわかる車は、きちんとメンテナンスされていた可能性が高いです。
中古車の購入方法での注意点とは
希望に沿った中古車を選んだら、いよいよ購入!
ですが、すぐにでも車を手に入れたい気持ちは少し抑えて、適切な購入額かきちんとチェックしましょう。
車両価格が安く抑えられた場合も安心するのは早いかもしれません。
最終的に支払うのは、車両本体の価格+諸費用です。
中には車両の価格は安くして諸費用を上乗せし、結果的には支払額が高くなってしまうケースもあります。
見積もりを確認し、諸費用に不要なサービスが付けられていないか、代行費用が極端に高くないかなどをチェックしましょう。
中古車の購入前に確認しておきたいポイントについてはこちらもどうぞ。
失敗のない中古車販売店とは?
中古車を購入する中古車販売店がいいお店かどうかを判断する基準を押さえておくと安心です。
【いいお店の判断基準】
・自社工場がある
・歴史が長い
・店員が話しやすい、誠実な人柄であるなど
・質問に詳しく的確に答えられる
・車情報サイトなどのクチコミ評価が高い
まずは自社工場を持っている、歴史が長いなど、しっかりとした経営母体があると安心です。購入時の点検もきちんとしていると予想できますね。
また、修理やメンテナンスなどアフターフォローも充実している証拠にもなります。
店員の態度も重要なポイントです。
修復歴やメンテナンスについてごまかさず丁寧に説明してくれるか、根拠が示せないのに「状態がいいです。おすすめです。」などと言わないかなど対応内容で気になることがないかチェックしましょう。
デメリットについても隠さず説明してくれ、対処方法などもアドバイスしてくれるとより安心です。
このようなしっかりとした販売店は自ずとクチコミも良いものが集まります。
さらに、程度の良い車が手に入りやすい中古車ディーラーを選ぶというのもいいでしょう。
メーカーの看板の手前、質の悪い商品は出せません。
中古車ディーラーで購入するメリット・デメリットをご紹介!では、品質や安全性、購入後の保証についてもご紹介しています。ご参考ください!
まとめ
初心者の中古車選びでは、安全性を確保する点で「修復歴」「塩害車・雪害車・水没車」の確認は必ずしましょう。修復内容を判断できないなら、「修復歴あり」車両は選ばない方が無難です。
次にチェックしたいのは「走行距離」「年式」「メンテナンス歴」ですが、走行距離と年式はメンテナンス次第でカバーできる可能性大です。
失敗したくない中古車販売店選びは、自社工場を持っているかや店員が誠実で、なおかつ、きちんとした整備知識があるかなどが判断基準になります。
いずれも、車が適当なメンテナンスを受けているかにつながります。
品質が高い中古車を揃えている中古車ディーラーを利用するのもいいでしょう。