こんにちは!札幌ホンダ 南郷店です。
「中古車の購入を決めたはいいけど、どうやって探せばいいのかわからない」
「何を基準にして探せば、効率よく探せるの?」
このように、中古車の上手な探し方で悩んでいる方も多いと思います。
中古車専門の販売店や検索サイト、情報はたくさんありますが、膨大な中古車の中から最適な車を見つけるのは難しいですよね。
そこで今回は、希望の中古車を探す際ののコツや押さえておきたいポイントを紹介。
ぜひ自分に合った中古車の探し方を見つける参考にしてみてください。
まずは欲しい車のタイプを絞り込む
中古車探しで注意すべきは、何も考えずに闇雲に探し出してしまわない、ということです。
まずは冷静に、自分がどんな車を必要としているのかを考えて、希望範囲を絞り込むことが大切。
絞り込むことで複数の車両で迷っても選択する優先順位を明確にすることができます。
1)車の使用目的を明確にする
あなたが何のために車を購入するのかを考えれば、おのずと車のタイプは絞られてきます。
スタイルや見た目を重視するのか、ファミリーや大人数で使用するのか、仕事の関係で長距離移動の使用が多いのか、買い物などで気楽に使うのかなど。
家族構成やライフスタイルなどを考慮して使用目的を明確にしましょう。
とにかく見た目を重視
車の見た目やカッコ良さを楽しみたいという方なら、スタイリッシュなクーペやオープンカーなどのドライブ自体に魅力を感じる車種が良いでしょう。昨今とても人気の高いSUVもおすすめです。
大人数で使用
家族連れでの使用・また荷物なども大量に載せるのであれば、ミニバンや背の高い軽自動車がおすすめです。スライドドアの乗り降りしやすいタイプの広々とした車内が魅力です。
長距離移動に使用
仕事での長距離移動。特に高速道路をよく走るのであれば、走行安定性に優れ快適にドライブができるセダンタイプが良いでしょう。
気軽に街乗り
普段の買い物など、ちょっとした移動で街中を気軽に走るなら小回りがきく軽自動車やコンパクトカーがおすすめ。維持費の安さもポイントです。
2)予算から購入可能な範囲を絞り込む
中古車とはいえそれなりの費用がかかる大きな買い物ですので、購入予算の目安をあらかじめ明確にしておきましょう。
情報として提示されている車両本体以外にも、整備費や諸費用は別途必要になるのでしっかり念頭に置いておかなければなりません。
また、車を所有すれば維持費や燃料代がかかりますので、購入後の自身の生活に支障がないように先の事も考慮して決めましょう。
3)メーカーや車種などから希望車種を絞り込む
好きな自動車メーカーや希望する車種があるなら、そこを重視した希望範囲を決めておくのも良いでしょう。
「憧れの車種がある」「好きな車のデザインがある」というのも立派な購入目的です。
この車が欲しいという自分にとって揺るぎない理由があれば、購入した車にもより一層の愛着をもって乗ることが出来ますよね。
いよいよ市場調査開始
購入目的が明確になり、欲しい車をイメージできたら、いよいよ中古車探しを始めます。
中古車を探す選択肢にはいろいろありますが、その人に合った探し方がありどこで探すかで見つかる中古車の状態も変わってきます。
それぞれ「こんな方におすすめ」というポイントは次の通りです。まずは、どれが自分に向いているか考えながら見てみましょう。
中古車検索サイトで探す
中古車情報サイトでの検索は、いちばん身近で手軽な探し方です。
「とにかくすぐ探したい」「多くの情報が欲しい」という方には向いている方法でしょう。
全国各地の中古車情報を探すことができ、車種や使用用途、予算、地域などで絞り込んで検索することもできるので非常に便利。
多くの台数を見ることで、手っ取り早く相場を確認できることも利点かもしれません。
ただし、モニター上で情報を見ることができても、実物の状態を見ることができないので注意が必要です。
ネットだけで購入を決めずに、ご自身でもしっかりと販売店で車の状態を確かめることが必須です。
中古車販売店で探す
中古車販売店に直接出向いて探すことで、実際に車を見て選べるだけでなく、店のスタッフと相談しながら理想の車を探すことができます。
また、さまざまなメーカーの車を比較しながら選べるのもメリット。
ネットの情報にはまだあがっていない、仕入れたてのタイミングの良質な車両に巡り合う可能性もあります。
「実際に車を見て決めたい」「メーカーにこだわらない」「車に詳しくないのでスタッフと相談しながら探したい」という方にはおすすめです。
ディーラーで探す
中古車を取り扱っているディーラーでは、車の買い替え時に下取りした車を中古車として販売しています。
整備が徹底されているだけでなく、保証内容もしっかりしているので良質な中古車が手に入るのが大きなメリット。
「安心感重視で中古車を探したい」「顔見知りのディーラーがいる」といった方であればおすすめです。
最近は、自社メーカーだけでなく、他社の車も販売するディーラーもあるので選択肢も広くなっています。
ただし、安心な分価格も高い傾向がありますので、予算に気を付けながら探しましょう。
「中古車って、結局どこで買うのがオススメ?」も参考にしてくださいね!
中古車を選ぶときのポイント
見た目がキレイで価格もリーズナブルな中古車でも、車そのものの状態はさまざまです。
たとえば、価格の安さだけで選んでしまった車が整備不良などで安全性に問題があったり、寿命が短かったりで、お得に買ったつもりが大きく損をしてしまうという危険もあります。
では、実際にどんなポイントに気をつけて中古車を購入すればよいのでしょうか。
失敗しない中古車選びをするために重視しておくべきポイントを紹介します。
走行距離や年式をチェック!
走行距離は「今まで走行した距離」、年式は「いつ新車として販売されたのか」を示し、以前の車のオーナーが、どのような乗り方をしていたのか知るための手がかりにもなるので、中古車を購入するならば必ず確認しましょう。
走行距離は距離数だけでなく年式・メンテナンスとのバランスを確認
中古車を探すうえで、走行距離を基準にする人は多いと思います。
しかし、単純に「走行距離が短いほど良い」というわけでもありません。
走行距離が短すぎる中古車の中には、前オーナーが車をほとんど使用せずに車庫に放置していたケースもあり、メンテナンス不足で思わぬ欠陥がある場合もあるからです。
逆に走行距離が10万キロ近くあるという場合でも、しっかりと手入れされている優良な車両もあります。
一般的に10万キロという走行距離が車の寿命だと言われていますが、車の性能を考えると、適切なメンテナンスさえ行われていれば、走行距離が10万以上であったとしても問題はありません。
「年間走行距離は1万キロ」を目安にして、年数と走行距離のバランスをチェックして中古車選びをするのがおすすめです。
年式を参考に標準安全性能などを判断
車の「年式」も価格に差が出る重要な要素です。
しかし走行距離と同様に、車の使い方や保管方法、手入れ次第なので、年式そのものが性能に大きな影響を与えることはありません。
希望のグレードや型式があるという場合じゃない限り、年式だけで判断するのはやめたほうがいいでしょう。
ただし、安全性能の高まりによって新しい車種にはさまざまな安全装備が搭載されており、年式が落ちるほど、そういった安全性能に違いが出てくることも考えられます。
最低限この装備が付いていないと困るという場合は、年式を参考にするのも一つのポイントです。
各種保証の有無・加入の可否をチェック!
中古車だからこそ、購入時に保証が付けられるかどうかはとても重要なポイントです。
車両が比較的新しければメーカー保証が受けられる可能性もありますが、中古車はメーカー保証期間対象外になっていることも珍しくありません。
有償のオプションでも、一定の期間中に故障したら追加料金なしで修理してもらえる保証があれば購入後も安心。
ただし、車の状態や年式などによって追加保証に加入できない可能性もあります。
希望の車が見つかったら、保証が付いているか・追加保証に加入できるかをしっかりと確認しておきましょう。
まとめ
中古車探しは、どんな車を欲しいかを明確にすることが大切です。
車の用途、予算、メーカーや車種など、さまざまな要素を考えて希望の車を絞り込みましょう。
また、中古車をどこで探すのかも、それぞれ特徴や向き不向きがありますので、自分に合った方法を選びましょう。
今回紹介した中古車の探し方を参考に、ぜひお気に入りの1台を見つけてみてください。