こんにちは!札幌ホンダ 南インター店です。
パワフルな走りを追求したホンダのSUV「ヴェゼル」と利便性の高さと運転のしやすさが自慢のコンパクトカー「シャトル」。
コンパクトサイズで使い勝手が良く、普段乗りに最適な車種としてどちらも人気なので、買い替えの際に悩んでしまう方も多いと思います。
そこで今回は、ヴェゼルとシャトルのデザインや走行性能、燃費などの基本的なスペックを参考に、その注目ポイントと魅力を比較しながら紹介したいと思います。
「ヴェゼル」と「シャトル」それぞれの基本スペックを比較!
コンパクトSUVの「ヴェゼル」とコンパクトカーの「シャトル」、クルマのジャンルは違いますが、どちらもサイズ感は似ており、室内の快適さにも定評があります。
この2台の外見の特徴や走行性能など、それぞれのスペックの違いを比較してみましょう。
「ヴェゼル」と「シャトル」外見や大きさを比較!
「ヴェゼル」(現行型)
- 全長×全幅×全高(mm) 4,330×1,770×1,605
- 室内長×室内幅×室内高(mm)1,930×1,485×1,265
2019年のSUV新車販売台数で第1位を獲得するほどの人気車種「ヴェゼル」は、2013年に3代目「フィット」をベースに開発されたコンパクトSUVで、2018年にマイナーチェンジされて現行型に進化しました。
ガソリン車やターボエンジン搭載タイプ、ハイブリッド車などが設定されていますが、ここでは一般的なガソリン車のスペックを取り上げることにします。
外観は、SUVならではの安定感のあるボディにミニバンのような使いやすさとクーペのようなパーソナル感のある室内空間が特徴。
コンパクトでスタイリッシュなフォルムとボディカラーのバリエーションの豊富さも魅力のひとつです。
「シャトル」
- 全長×全幅×全高(mm) 4,400×1,695×1,545
- 室内長×室内幅×室内高(mm)1,925×1,450×1,290
2015年に発売された「シャトル」は、コンパクトカーの中では比較的大き目のサイズ感で、運転のしやすさと室内の快適さを両立させています。
なめらかなルーフラインが特徴の外観は、スマートで落ち着いた雰囲気を意識したデザイン。
車体のサイズは、それほど差はないにも関わらず、室内高に関しては「シャトル」が25mmほど高くなっており、ゆとりある居住空間へのこだわりが見て取れます。
ガソリン車1タイプとハイブリッド3タイプがあり、どちらにもFFと4WDが設定されています。
「ヴェゼル」と「シャトル」の走行性能や燃費の違いを比較!
「ヴェゼル」と「シャトル」のエンジン性能と燃費は以下の数値です。
「ヴェゼル」
- 最高出力
1.5L i-VTEC+i-DCD:97KW(132PS)/6,600rpm
1.5L i-VTEC:96KW(131PS)/6,600rpm
1.5L i-VTEC TURBO:127KW(172PS)/5,500rpm
- 最大トルク
1.5L i-VTEC+i-DCD:156N・m (15.9kgf・m)/4,600rpm
1.5L i-VTEC:155N・m (15.8kgf・m)/4,600rpm
1.5L i-VTEC TURBO:220N・m (22.4kgf・m)/1,700~5,500rpm
- JC08モード燃費
i-VTEC :21.2km/L
VTEC TURBO:17.6km/L
HYBRID:FF27.0km/L、4WD25.6km/L
「ヴェゼル」のパワートレインは、ガソリン車もハイブリッド車も、共にパワーと低燃費をバランス良く両立した1.5L i-VTEC エンジンを採用しています。
トルク感のある伸びやかな加速性能で、発進時や上り坂などでそのパワーを実感できるのが特徴。
さらに、コンパクトなボディサイズならでは小回りの良さが、街中での運転には最適です。
また燃費性能も高く、ハイブリッド車でJC08モードで27.0km/Lの低燃費を実現。
スポーティーな走りと低燃費を融合した独自のハイブリッドシステムSPORT HYBRID i-DCDが搭載されています。
「シャトル」
- 最高出力
1.5L i-VTEC+i-DCD:81KW(110PS)/6,000rpm
1.5L i-VTEC:95KW(129PS)/6,600rpm
1.5L i-VTEC TURBO:127KW(172PS)/5,500rpm
- 最大トルク
1.5L i-VTEC+i-DCD:134N・m (13.7kgf・m)/5,000rpm
1.5L i-VTEC:153N・m (15.6kgf・m)/4,600rpm
1.5L i-VTEC TURBO:220N・m (22.4kgf・m)/1,700~5,500rpm
- JC08モード燃費
i-VTEC :FF22.0km/L
HYBRID:FF33.2km/L
「シャトル」も「ヴェゼル」同様に、街乗りには十分のパワーの1.5L 直噴 DOHC i-VTECエンジンを採用。
さらに、このエンジンにEV発進が可能な1モーターシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を組み合わせたハイブリッドモデルも設定されています。
燃費はJC08モード燃費で33.2km/L、ガソリン車では22.0Km/L。
最小回転半径が4.9mでUターン時などに使いやすさを実感できるので街中での運転には最適です。
また、「ヴェゼル」と「シャトル」どちらにも採用されている4WDシステム〈リアルタイムAWD〉は、電子制御で緻密に前後輪のトルク配分をコントロールし、アクセル開度やタイヤの切れ角、道路の勾配やタイヤのスリップ状態を検知して、適切なトルクをコントロールしてくれます。
高い走破性とスムーズな旋回性能、パワフルな登坂性能で、北国の雪道での運転も安心。
雪道走行の安定感については、さらに詳しく「ヴェゼルは雪道にも強いってホント!?北海道の冬道は大丈夫?」「シャトルで雪道を走る!冬道ドライブの評価はどう?」でもご紹介しています。
「ヴェゼル」と「シャトル」の乗り心地と安全面の比較
「ヴェゼル」と「シャトル」、乗り心地や安全面での比較もしてみましょう。
室内空間の広さで乗り心地は快適に
コンパクトな外見のわりに室内空間にはゆとりがあり、後席はミドルサイズSUVと変わらないほど十分な広さが確保されている「ヴェゼル」。
大人でもゆったり座れることを基準に設計されたリアシートは、座面の奥行もゆとり十分で快適。
シートを倒せば大容量のラゲッジスペースが広がるほか、開口部が低いので重たい荷物も高く持ち上げる必要がないので、積み込みしやすくファミリーのお買い物にも最適です。
扱いやすい5ナンバーサイズでありながら、広々としたキャビンを実現した「シャトル」は、快適な居住性と静粛性が自慢。
運転席と助手席がハイデッキセンターコンソールで仕切られており、それぞれ独立した空間として快適な乗り心地を実現させています。
さらに、高性能な防音材で静粛性にも優れており、特にハイブリッドモデルには遮音ガラスを採用し、さらなる静粛性の向上が図られています。
それぞれに搭載された「ホンダセンシング」
「ヴェゼル」「シャトル」共に、対象の位置や速度の測定に強いミリ波レーダーと対象の形や大きさの識別に強い単眼カメラを融合した高精度な検知機能で、安心・快適な運転を支援する安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備。
シティーブレーキアクティブシステムや適切な車間距離を保つためのサポートアダプティブ・クルーズ・コントロールなど、大事な家族を乗せてのドライブに欠かせない安全性能を搭載しています。
まとめ
ホンダの人気SUV「ヴェゼル」と利便性の高いコンパクトカー「シャトル」を比較してきました。
走行性能や安全性、ゆとりある車内空間と共通している部分も多いですが、デザインや用途など何を重視するかで選択肢が変わってきそうですね。
「ヴェゼル」はスタイリッシュな走りの追求、ファミリーカーなどの実用性の高さは「シャトル」など、自身のライフスタイルに合わせて検討してみるのがポイントです。
札幌ホンダではヴェゼルの中古車とシャトルの中古車も取り扱っております。
どちらもおすすめの人気車種なので、今回の比較を参考に最適な1台を選んでくださいね!