こんにちは!札幌ホンダ 西店です。
ホンダのコンパクトSUVとして人気の高い「ヴェゼル」。
2021年に最新モデルがリニューアルされ、当初の販売目標の約6倍の受注があったと好調な売れ行きを見せていますが、その影響を受けてヴェゼルの中古車にも注目が集まっています。
そんなヴェゼルは、年式によって特徴が異なり、選ぶ際のポイントがあります。
どんな部分を重視するかによって選び方も変わってくるため、今回はヴェゼルの特徴や重視するポイントごとのおすすめ中古車、価格の相場についてご紹介します。
ホンダ「ヴェゼル」とは?魅力をご紹介
ヴェゼルは2013年末に初登場したコンパクトSUV。
当時の開発コンセプトを「艶(つや)・Crossover」としており、他のホンダ車と比較すると光沢感のあるボディカラーが特徴です。
クーペのような洗練されたシルエットを持ちながらも車内高は平均1,265mmと、国内発売のSUVの中でもゆとりある空間が魅力の一つ。
積載スペースを十分に確保した5人乗りの居室スペースで快適に過ごせます。
ベースは総排気量約1,500ccのエンジンを搭載したFF仕様車ですが、さらに走りを追求したい方向けの4WD仕様車もラインナップされています。
また、乗り心地や利便性ももちろんのこと、燃費の良さも注目すべきポイントです。
ガソリン車で19.6km/L〜21.2km/L、ハイブリッド車で23.2km/L〜27.0km/L(現行車の数値なので年式で差はあります)と、お財布にも優しい仕様。
オフロード走行というよりは友人や家族とのドライブや街中走行が中心で、いざというときにはパワフルな走りも体感したい人向けの一台です。
ヴェゼルの特徴は、こちらのコラムも参考にしてくださいね。
ホンダ「ヴェゼル」の中古車はどれがおすすめ?選ぶポイントとは
ホンダ「ヴェゼル」は2013年に初代モデルが発売され、その後「2016年」「2018年」「2021年」とリニューアルされました。
2021年現在は4代目ヴェゼルが現行モデルです。
年代ごとの特徴や重視するポイントごとでの「おすすめ中古車」の選び方をご紹介します。
ヴェゼルの年代ごとの特徴は?
中古車市場の実勢としては「初代(2013年モデル)」と「2代目(2016年モデル)」が主力となっています。
車検のタイミングで乗り換えるクルマ好きがの方いることを想定すると、2021年末〜2022年頃には3代目も少しずつ増えてくることでしょう。
ヴェゼルのモデルチェンジは過去3回行われています。
その間マイナーチェンジは毎年行われていますが、基本的な走行性能や見た目のイメージはさほど同年代間で大きな変化はなく、安全性能の追加やボディカラーの追加・特別仕様車の追加などが主な内容となっています。
なお、年式についてはこちらのコラムでもご紹介しています。
重視するポイントごとのおすすめ中古車
「こんな車が欲しい!」という重視する部分において、年代ごとにも特徴が異なります。
見た目、走行性能、安全装備、価格帯でのモデルごとの特徴から、おすすめをご紹介していきますね!
見た目(デザイン)から選ぶ
ヴェゼルのデザインは基本的にクーペに近しい流線型のフォルムと、SUVならではのどっしりとした安定性のある足回りが特徴です。
初代は流線型が目を惹きましたが、2代目以降はシャープなストレートライン寄りのフォルムとなり、車内もラグジュアリー感を兼ね備えた仕様があるなど選択肢が広がりました。
そのボディを彩るカラーリングは2代目以降バリエーションが増え、特別仕様車ではよりビビットな「プレミアムイエロー・パールⅡ」といったカラーも登場。
発色の秘密はソリッドとメタリックの2つのカラーを重ねた特別な塗装構造!
特徴的なブルーやレッドのボディを選択したいなら2代目以降、さらに予算があるなら特別仕様車を選択するのがおすすめです。
走行性能から選ぶ
ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」やHonda独自の4WDシステム「リアルタイムAWD」は初代から採用されており、ハイブリッド車に関する走行性能はモデルを問わず高機能となっています。
ただ、ハイブリッド車は中古車市場全体を見ても注目度が高く、状態の良いハイブリッド車は多少高くても売れてしまう傾向にあるため、在庫台数はガソリン車のほうが多い傾向にあります。
一方、快適な走りをより重視した「RS」もあります。
こちらも在庫台数は少ないものの、走りを求めたいならぜひおすすめしたい一台です。
安全装備から選ぶ
ヴェゼルが発表された2013年末頃はまだ予防安全性能はホンダに限らず「過渡期」とされる時期で、特に初代は「ホンダセンシング」を標準搭載とする前の時期となります。
2代目も一部オプション搭載となるため、安全性能を重視するなら2代目でオプション搭載されているモデルか、3代目を選ぶのがおすすめです。
価格帯から選ぶ
ヴェゼルの中古車は約70万円〜約300万円程度の価格帯が実勢価格とされています。
もちろん在庫状況やモデルの人気により価格は変動しますが、もともとのメーカー希望価格に準じて推移しています。
初代ヴェゼルのGが比較的お求めやすい価格となっており、状態の良い走行距離5万〜7万前後でも約100万円〜の価格帯になっています。
中古車選びで何を重視するか迷ったら、こちらのコラムも参考にしてくださいね。
ホンダ「ヴェゼル」の中古車価格の相場は?
ホンダ「ヴェゼル」は2013年・年末発売の車両ですので、実際のところ2014年式からの流通となっています。
また、2018年以降のモデルはまだ中古車市場には出揃っておらず、2019年・2020年の価格帯相場は展示車両などを含んだ、ほぼ新車と同等の価格帯となっています。
2021年4月にフルモデルチェンジをしていますので、ここでは2021年3月までの生産モデルの価格を参考にご紹介します。
ベースとなる価格帯:平均価格 177.4万円
2014年式:70万円台~200万円程度
2015年式:90万円台~200万円程度
2016年式:100万円台~220万円程度
2017年式:120万円台~230万円程度
2018年式:130万円台〜280万以上
2019年式:130万円台〜300万以上
2020年式:140万円台〜280万以上
※2021年9月27日時点、本体価格の相場です。この他に初期費用や税金がかかります
※上記相場はハイブリッド・FF・4WDなどの詳細条件を区別しない平均価格となり、査定額にはオプション機能やエアロなどのカスタマイズ内容が影響することもあります
なお、中古車市場で多いのは走行距離5万〜7万kmのものです。
もちろん過走行車がないわけではありませんが、比較的近距離〜中距離走行のユーザーが多く、3万km程度の好条件の車両も見つかりやすいので、ぜひ一度ディーラーにお問い合わせくださいね。
ホンダヴェゼルの中古車は何世代目でも人気!予算に余裕があるなら2代目以降がおすすめ
ホンダヴェゼルはまだ初代発売からそれほど歴史は深くなく、安定した走行感と洗練されたデザインは初代モデルでも十分に体感できることでしょう。
メリットをシンプルに絞り込んだ2014年式のものなら、70万円台から購入できるのも魅力的です。
ただボディタイプやグレードも増えたことによる選択肢も豊富で、安全性能もレベルアップした2代目以降ならより安心。
それぞれの特徴などを比較してお気に入りの一台を見つけてくださいね。
札幌ホンダではヴェゼルの中古車も扱っていますので、ぜひご確認ください。
(完売している場合もございます)