愛車を手放すかどうか迷った時、他のみなさんがどんな理由で車を手放そうとしているのか、ちょっと知りたいですよね。
今回は、みなさんが車を手放す3大理由をご紹介します。
また、「車を売却して新しい車の購入資金にしたい」とお考えの方へ、損をしない売却のポイントや、売却手続きの際に必要になるものなどもご紹介します。
愛車を手放すかどうか、のヒントにしてくださいね。
車を手放す理由の上位ってどんなこと?
「他の人はこんな理由で車を手放すことを考えている」ということが分かると、決断の背中を押してくれるかも知れませんよね。
その理由は主に3つ挙げられます。
みなさんがお考えの理由にも当てはまるものがあるのではないでしょうか。
1)生活環境(ライフステージ)が変化した
生活環境の変化には、大きく3つのタイプがあります。
①家族構成の変化に伴い、現在の車は必要なくなった
・出産、子どもの成長に伴って車を買い替えたい
・子どもが独立したので大きな車は必要ない
その時々の状況によって、必要な車のタイプも変化していくものですよね。
②住む場所・環境の変化(田舎⇒都会または都会⇒田舎)
・新しい場所には近くに駐車場がない、あるけど料金が高すぎる
・駅の近くだから車があまり必要なくなった
・公共交通手段が近くにないので車がないと大変だ
…などなど、住む場所によって車の必要度は変わります。
③就職・転勤・転職・退職
・通勤が遠くなったので、燃費の良い車に買い替えたい
・自分の車を営業車として使用していたが、退職したので必要なくなった
・単身赴任をするので、自宅の自動車を手放して赴任先で購入したい
意外と、車の所有とお仕事の関連性がある、という方も多いようです。
2)古くなった、または事故・故障
次に挙げられる理由としては、「単純に古くなって買い替えの時期になったから」です。
「古い」の基準は人それぞれで、走行距離5万キロくらいで買取りに出す方もいらっしゃるでしょうし、15万キロ以上走らせて廃車寸前まで乗り切る方もいらっしゃるでしょう。
古くなると燃費が悪くなりますので、それをきっかけにお考えになるケースもあるようです。
また、事故や故障がきっかけになる場合もあります。
自損事故を起こしてしまい、十分な保険がおりなかった場合や不具合があり思いのほか修理に費用が掛かる場合に、手放すことを選択する方も多いです。
特に年式の古い車は、保険契約時点での車両価値により保障額が大きく変わります。
契約時点より人気・価値が出る車両はごく一部で、修理代を賄えない程度の保障額しか支給されないことも珍しくありません。
このような状態であれば、手放す可能性がグンと高まります。
3)経済的な理由
最後は「経済的な理由」です。
何といってもこれが、愛車を手放す理由としてはダントツです。
前述の理由にも関連していますが、ガソリン代や駐車場料金の問題に始まり、保険代や車検代、自動車税も高いですよね。
普通に車を1台所有するだけでも、年間にすると何十万という単位の維持費がかかります。
維持費が支払えなくなったから手放す、というのが多いのも頷けますよね。
なお、バスや電車などの公共交通機関網が発達している都会では、愛車を手放して「カーシェアリング(複数の人間で車を所有し、必要なときだけ必要な人が使うシステム)」を利用するというスタイルも増えつつあるようです。
詳しくは「マイカーとカーシェア、徹底比較してみました!」の記事もご覧ください。
売却する決意がついたら、少しでも高く売ろう!
せっかく愛車を手放すのであれば、もちろん少しでも高く売りたいですよね。
高く売るコツは、ズバリ、『査定士に本気度を見せる!!』ことです。
高く売るコツ
どのように本気度を見せたらいいか、具体的な方法を3つお伝えします。
①手放す具体的な時期を決めておく
具体的な時期を決めておくのが、「この人は本当に手放す気があるんだな」と思わせるのに最も有効な方法ですね。
中古車の価値は日に日に下がっていくものですので、早ければ早いほどいいです。
「高く評価してくれるなら今すぐにでも売りますよ」という姿勢で交渉することが大切です。
②車をキレイにして行く
車がキレイなことは、もちろん大きく評価を上げるポイントです。大切に使ってきたことのアピールにもなります。
また、車中の荷物はできるだけ全て降ろして行きましょう。これも「本気で売りたいんだな」というアピールにつながります。
カーナビやオーディオなど、純正オプション品があればこれもアピールポイントになるので、しっかり装備して下さい。
③事前に相場を調べておく
いくら高く売りたくても、査定された金額が高いのか安いのか分からなければ、売却するか否か、判断のしようがありません。
インターネットや中古車雑誌などで調べることができますので、事前に情報を集め、交渉に臨みましょう。
そして買取の希望額を伝えるのもポイント。これも「本気度」アピールにつながりますし、査定士も条件を提示しやすくなります。
売却の際に必要なものを用意しておく
『査定士に本気度を見せる』ためにもうひとつ大切なことは、必要書類を用意しておくことです。
査定のみの場合は「自動車検査証(車検証)」と「自賠責保険証明書」の2点が必要です。
査定後そのまま売却するのであれば、以下の書類が必要となります。そこまで揃えて交渉に行くと、かなりの「本気度」アピールになりますね。
ただ、有効期限があるものもありますのでご注意を。
また、普通自動車と軽自動車では、必要書類が異なります。
紛失してしまった場合も再発行してもらえますので、ご安心下さい。
【普通自動車】
・自動車検査証
・印鑑登録証明書
・自動車納税証明書
・自賠責保険証明書
・実印
・振込口座情報
・身分証
・リサイクル券(預託済みの場合)
【軽自動車】
・自動車検査証
・自賠責保険証明書
・軽自動車納税証明書
・印鑑(認印可)
・振込口座情報
・身分証
・リサイクル券(預託済みの場合)
このほかのポイントについては「車の高額買取のコツ!少しでも高く売るためのポイント」でもご紹介していますので、合わせて参考にしてくださいね。
車を手放す理由を知って、自身のカーライフを見直そう
生活環境の変化や車の老朽化、事故や故障、その他経済的な理由などにより、愛車を手放さなくてはならない時は、遅かれ早かれ訪れます。
愛車を手放す理由は様々ですが、もしその時が来たらせっかくなら高く売りたいですよね。
損をしない手放し方のポイント(「手放す具体的な時期を決めておく」、「車をキレイにして行く」、「事前に相場を調べておく」、「必要書類を用意しておく」)を押さえておくことで、気持ちよく次へのステップを踏むことが出来るようになります。
また、納得の行く選択をするためには、専門家の意見を参考にすることが賢明です。
中古車買取でご不明なことがあれば中古車ディーラーの札幌ホンダへお気軽にお問い合わせください!
全スタッフが査定士および販売士の資格を持っているので、安心してご相談くださいね。