車の買取はタイミングを狙って！高額査定に近づく3つのポイント

「車検が切れそう」「ローンが終わった」「年齢的に免許を返納したい」「もっと乗りたい車が」など、いろいろな理由で売却を検討されると思いますが、せっかく売るならなるべく高く買い取ってほしいですよね！

車の買取査定額には高くなるタイミングがあるのをご存知ですか？

このタイミングを狙えると、普段よりもお得に買い取ってもらえます。

逆に安い査定になりやすいタイミングもあるので要注意！

今回は車を買取に出すベストタイミングについて、3つのポイントをご紹介します。

ポイント1：3月頭は中古車需要のピーク

中古車市場のシーズンは2月～3月頭と言われています。理由には次のようなものが考えられます。

自動車販売店の多くが3月決算を迎えます。そのためノルマ達成や売上ボーナス獲得のために、様々なイベントを行う販売店が多いです。

このことを知っている人は「せっかくならお得に購入したい」と3月決算の時期を狙って中古車購入を考えますよね。

販売店側は状態の良い人気の車種が品薄にならないよう、決算日の前に在庫を多く確保しようとします。

だから高額で買い取ってもらえる可能性が高くなりますよ！

自動車税は4月1日時点で所有権がある人（納税義務者として登録されている人）に課税されます。

今の車を3月中に手放して乗り換え車両を4月に購入すると、二重で自動車税を払うことがなく節税になりますよね。

このため、買取市場は3月中に活性化する傾向にあります。

4月から就職や転勤などで新しい生活を始める場合、車が必要になったり逆に不必要になったりと愛車との付き合い方が変わる人も増えます。

中には「陸送で愛車を持っていくのは面倒だし費用が掛かる」と、買い替えをこの時期に合わせる人もいます。

このように車購入のピークを迎える時期の少し前である3月頭は、他の時期よりも高額査定の対象になりやすいといえます。

ちなみに夏もボーナス後の余裕がある時期なので第二シーズン。

新型モデルの発売が多い時期で旧型モデルが注目されるなど、市場に変動があります。

車の維持費として金額が大きいのが「車検」です。

正式名称を「自動車検査登録制度」といい、2年に1回法定検査を行うことで該当の自動車を運転することができ、逆に車検が切れてしまうと再び車検に出すまで道路を走行することができません。

車種にもよりますが、車検代は数万～10数万円にのぼります。

「車検後の方が次の所有者にとって負担が少ないので買取査定額は上がるが、車検費用をまかなえるほど大きな査定額の差ではない」=「車検前の方が結果的にお得になりやすい」と考えるのが一般的です。

車検を通すには時間も手間もかかります。

手間の割に査定額に響かないのであれば、車検切れまで少々余裕があるうちに手放すことが大切です。

人気車種を売りたいと思った場合、同車種や競合車種の新型モデル、特にフルモデルチェンジには目を光らせておきましょう。

例えばA車のフルモデルチェンジが発表されたとします。

「歴代のA車を長期的に乗り続けたい」という人はもちろん、「B車に乗っているけどA車の新型が気になる」と思う人もいるので、新型A車に乗り換えを検討する人が増えますよね。

すると旧モデルA車が売却されたり注目度が下がったりするので、中古車市場ではA車のモデルチェンジ前後に旧モデルA車が余ってしまうことに。

もちろん人気車種であれば、あえて一つ前のモデルを安く購入したいという人もいるでしょう。

とはいえ、やはり新型モデルに意識が行く人の方が多く、基本的に買取査定額は下がりやすくなります。

買取見積もりは随時行われていますが、市場の動向や在庫状況によりその価格も日々変動します。

高額査定を狙えそうならタイミングを合わせて車を売ると良いでしょう！

タイミングが難しい場合は、査定に納得したら期間を置かずに売却してしまうことも損をしないポイントの一つです。

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